上野樹里「優しくて温かいドラマになれば」『監察医 朝顔2』出演者コメント

ドラマ
2020年03月08日
『監察医 朝顔2』

 上野樹里主演ドラマ『監察医 朝顔2』(フジテレビ系)が、“月9”枠で夏・秋2クール連続で放送されることが決定。上野、時任三郎、風間俊介、加藤柚凪のコメントが到着した。

 2019年7月期に放送された『監察医 朝顔』は、主人公で法医学者の万木朝顔(上野樹里)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、さまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくヒューマンドラマ。

 また、母が東日本大震災で被災し、今なお行方が分からないという、癒えることのない悲しみを抱えている朝顔が、刑事の桑原真也(風間俊介)との結婚、娘のつぐみ(加藤柚凪)の誕生を経て、家族と共に少しずつ悲しみを乗り越えていく姿が感動を呼んだ。

 『監察医 朝顔2』は、前作の翌年春を舞台に幕を開ける。変わることなく、興雲大学法医学教室で法医学者として働く朝顔が、あることがきっかけで、朝顔が平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることになり、新たな物語が紡がれていく。

 クランクインを控え、上野樹里は「作品を終えると、普段はなかなかお会いする機会がないので、『監察医 朝顔2』で再び皆さんと集まれることを幸せに思います。本当に実力のある方々なので、前回の自分の反省を生かして、より良い共演ができるように努められたらと思います」と意気込みを。

 時任三郎は「皆さんとの再会を楽しみにしていますが“じぃじ”役としては特につぐみの成長が楽しみです」、風間俊介は「みんなに会えるのが楽しみなのですが、やはり朝顔、平さん、そして何より、つぐみに会えるのが楽しみです。ちょっと大きくなったつぐみに早く会いたいです」、加藤柚凪は「ママとパパとじぃじにずーっとあいたかったよ!つぐみちゃんのあとにいったさつえいのおはなしとかおしえてあげたいの」と語った。

 クランクインは、群馬県某所の一面の銀世界で、家族旅行中の万木家の4人というシーン。この日、久しぶりの再会を果たし、喜びを分かち合った4人。降り積もった雪を初めて見るのは、この日の撮影が生まれて初めてだという加藤は特に大はしゃぎ。上野たちは温かいまなざしで加藤を見守り、撮影ではお芝居を超えたアドリブで、4人とも全身雪まみれに。

 また、降り積もった雪の上をどうやって歩くか分からない加藤を、何度も上野が抱きかかえて連れて行き、時任や風間が「大丈夫?」と気遣うひと幕も。

 最後に朝顔たちが手伝いながらつぐみが作った、朝顔の雪だるま、ひときわ大きな平の雪だるま、なぜか朝顔より小さい桑原の雪だるま、そしてつぐみの雪だるまの前で記念撮影が行われ、笑顔の絶えないクランクインとなった。

<上野樹里 コメント>

◆『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

「『監察医 朝顔2』のお話を聞いた時、うれしいのと驚きの感情がありました。それから企画の内容をお聞かせいただきまして、いまだ朝顔を通して皆さんに伝えるべき役割がある事を確信しました。今では再び朝顔の共演者、スタッフの皆さんと素晴らしい作品作りができる事を大変ありがたく思います」

◆初めての2クール放送のドラマ出演となりますが、朝顔を演じていく上での意気込みを教えてください。

「長期の撮影となるので、当たり前の様ですが体調管理をしっかりしながら、皆さんと共に作品作りに没頭できたらなと思います。撮影というのは、本当にたくさんの方々のご協力があってできるものなので、感謝をしながら大変な時も支え合って乗り越えていきたいです」

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

「昨年からドラマをご覧になってくださっていた方々、本当にありがとうございました。今年も『監察医 朝顔2』の放送が始まります。2クールという長期に渡っての放送となりますが、皆さんに毎週月曜の夜を楽しみにしてもらえるようなドラマ作りができたらいいなと思います。『監察医 朝顔2』は、昨年の『監察医 朝顔』と少し違うものがテーマになってきます。それは誰もが共感でき、普遍的なものです。皆さんの生活に寄り添えるような、また皆さんが朝顔に寄り添ってくれるような、優しくて温かいドラマになれば良いなと思います。楽しみにしていてください」

<時任三郎 コメント>

◆『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

「連続ドラマの続編に参加できるのはあまりない事なので、とてもうれしく思います」

◆平を演じていく上での意気込みを教えてください。

「シーズン1の世界観を大切に、さまざまな人間愛を感じていただけるように頑張ります」

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

「職業的には特殊な分野の仕事をしている家族ですが、日々の暮らしや生きていくという部分を丁寧に表現できたらいいなと思っています。ご期待ください」

<風間俊介 コメント>

◆『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

「前作、放送終了直後から、多くの人たちに、『監察医 朝顔』のみんなをもっと見たいと言っていただきました。僕も、もっとみんなに会いたいと思いました。なので、新シリーズのお話を頂いた時に、皆さんの要望と僕の願い、両方がかなうのがうれしかったです」

◆桑原を演じていく上での意気込みを教えてください。

「もちろん、また皆さんに楽しんでいただけるよう、気合は十分なのですが、みんなが自然に家族や仲間になっていった作品なので、今回も実家に帰るような気持ちでいきたいと思っています」

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

「前作より長く皆さんに、『監察医 朝顔』を見ていただけることになりました。この物語が2020年、皆さんの宝物になりますように」

<加藤柚凪 コメント>

◆『監察医 朝顔2』放送決定の話を聞いた際の感想を教えてください。

「またママとパパとじぃじにあえるってこと!?やったー☆」

◆つぐみを演じていく上での意気込みをお願いします。

「ゆずはいっつもノリノリ~♪またおウチでみんなとごはんたべるのたのしみだな~!」

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

「ゆずもつぐみちゃんできるのたのしみですっ!あさがおみてね~」

<プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作室)コメント>

「『監察医 朝顔』は家族の物語なので、2019年に放送が終わった直後から、シーズン1では描けなかった結婚後の5年間も含めて、まだまだいろんなお話を紡ぎたいと思っていました。そんな願いが届き、続編というだけでなく、“せっかくなら2クールはどうか”と社内から打診を受け、とてもうれしく、考えるよりも先に“やります!”と即答をしたことを覚えています。この夏、日本中に愛された朝顔一家が、帰ってきます。また視聴者の皆様にご覧いただけること、大変光栄に思います。昨年の夏の終わりから1年経て、今年はなんと年末までご一緒です。一家の四季折々をお楽しみいただけますと幸いです」

<演出・平野眞(フジテレビ第一制作室)コメント>

◆『監察医 朝顔2』クランクインをして

「朝顔はいつものように晴々とした笑顔で、つぐみがこれまでのように無邪気で天然で、桑原は相変わらずまわりに気を配って優しくって、平は今まで以上に穏やかな佇まい。僕自身もスタッフも視聴者も待ち望んだ『監察医 朝顔2』ですが、もしかしたらこの4人が一番楽しみにしていたのではないでしょうか。雪の中で遊ぶシーンの撮影でしたが何も変わることなくすてきな4人の笑顔がそこにありました」

◆『監察医 朝顔2』見どころ

「今までの『監察医 朝顔』と変わることなく家族の日常、法医学教室に運ばれるご遺体から事件の真相をひもとく朝顔たちの活躍、東日本大震災で亡くなった母親・里子の遺品捜しを今まで通り丁寧に描いていきます。そして今回は“大切な人の死”というものに対しての考え方、“大切な人の余命”に対してのさまざまな考え方を、主人公の朝顔を通して2クールで表現していきます。ご期待ください」

『監察医 朝顔2』
フジテレビ系
2020年夏・秋2クール連続
毎週(月)後9時放送

<出演者>
上野樹里、時任三郎、風間俊介、加藤柚凪 他

<スタッフ>
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ(過去作品:『監察医 朝顔』『サ道』『悪魔の手毬唄』『相棒 season17』など)
音楽:得田真裕
法医学監修:上村公一(東京医科歯科大学)
法歯学取材:斎藤久子(千葉大学)
プロデュース:金城綾香(過去作品:『監察医 朝顔』『悪魔の手毬唄』『グッド・ドクター』『5→9~私に恋したお坊さん~』など)
演出:平野眞(過去作品:『監察医 朝顔』『黄昏流星群』『ショムニ』シリーズ、『HERO』シリーズなど)
制作:フジテレビ

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