伊藤英明 主演!WOWOW開局30周年記念『トッカイ〜不良債権特別回収部〜』製作決定

ドラマ
2020年08月03日

悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の苦闘を描いた『連続ドラマW トッカイ〜不良債権特別回収部〜』が、2021年にWOWOWで放送決定。主演を伊藤英明が務めることが明らかになり、コメントが到着した。

本作は『連続ドラマW しんがり〜山一證券 最後の聖戦〜』『連続ドラマW 石つぶて〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜』に続く、ノンフィクション作家・清武英利の著書の映像化第3弾となる。1990年11月にサービス放送を開始し、まもなく開局30周年を迎えるWOWOWが全12話で挑む本格社会派大作だ。

バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(のちの整理回収機構)」が設立された。中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部の奮闘は、想像を絶するものだった。

6兆7800億円もの不良債権を回収するために集められた精鋭たちは、不動産王や闇金融、怪物商人らと長きにわたる熱き闘いを繰り広げる。泥沼の債権回収に立ち向かい、国民の税金を守るため命を懸けて闘う物語は今、大きな社会不安の中にあるすべての日本人に届けたい壮大な人間ドラマだ。

本作で主演を務める伊藤英明は、出向先となった“トッカイ”で、熱い理想と怒りを持って回収の指揮を執る銀行員を演じる。監督は映画「空母いぶき」「Fukushima 50」など大作映画を手掛けてきた若松節朗。脚本は『しんがり』『石つぶて』の戸田山雅司が手掛ける。

狂乱のバブル時代から現代に至るまで、激震が走り続ける日本の金融界を、社会情勢や国民感情を織り交ぜながら描き、その裏で奮闘する名もなき精鋭たちの生き様に焦点を当てた本作は、「連続ドラマ W」の真骨頂とも言える。WOWOWが描く本格社会派大作ドラマから目が離せない。主演の伊藤英明、原作の清武英利、監督の若松節朗からのコメントは次ページを参照。

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