小芝風花がTBSドラマ初主演!社会派ラブコメ『書類を男にしただけで』10・11放送【コメントあり】

ドラマ
2020年09月22日

『書類を男にしただけで』

小芝風花が主演を務めるドラマ『書類を男にしただけで』(TBSほか)が10月11日(日)に放送される(一部地域を除く)。

本作は、女性の日常にちりばめられた「男に生まれてみたかった」「こんな時男だったら…?」という理不尽さや悔しさを痛快に描いた、働く女子の共感必至な社会派ラブコメディ。本作がTBSドラマ初主演となる小芝風花が主人公の箕輪祐希を演じる。

祐希はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビになり、転職活動中。だが、気の強すぎる性格が災いしてか、転職活動は連戦連敗。おまけに彼氏にもフラれ、踏んだり蹴ったり。

そんな中、広告業界最大手の一つ「インサイトエージェンシー」の最終選考まで通過。祐希は気を引き締めての最終選考でもある健康診断に行くのだが、そこで自分の性別が男として登録されていることが発覚。健康診断を担当する医師に「ここで女だって言ったら落とされるよ」と追い詰められ、祐希の頭の中には“女として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡る…。

祐希は「男で天下取ってやる!」と、性別を偽って男として働くことを決意。男として入社し、女性であることがバレないように奮闘しつつ仕事を頑張るが、同僚の男性に恋をしてしまい…。

時代は多様性を尊重し、女性の活躍する場も年々増えている傾向にあるが、その一方で男性優位な文化は色濃く残っているのが現実。そんな現実を「ラブコメディの世界を借りて、明るく切なく、そして痛快に蹴飛ばしたい」という思いから入社5年目の女性プロデューサーが企画した。

主演・小芝風花 コメント

今回のお話を頂いた時に、男性として会社で働くという役柄を聞いて驚きと不安があったのですが、台本がすごく面白くて、女性だったら共感してくださる方も多いのではないかなと思いました。
ちゃんと男性に見えるようにメイクさんや衣装さんはじめたくさんの方のお力を借りて、肩パットを入れてみたり、インヒールを入れたり工夫してみたので、男性に見えていたらうれしいです(笑)。
私が演じる祐希は、もともと芯が強いので、女性として生きているときも男性の時もその部分は変わらないと思うので、そこはしっかり意識していきたいです。
女性には共感していただける部分が多くあると思いますし、男性も見ていただくと「あ、女性ってこんなところを気にしてるんだ」など発見がある作品になっていると思います。男女問わず、それぞれの悩みやお互いうらやましいところがあると思いますし、みんながそれぞれの個性や好きなことを受け入れ合っていけますようにという思いが詰まった作品なので、男女関係なく楽しんで見ていただけたらと思います!

プロデューサー・中西真央 コメント

「エントリーシートを男で出していたら私の人生もちょっと違ったかな」
一昨年明らかになった医学部入試での女子や浪人生に対する不正な減点のニュースを見ていて、私自身がふとそんなことを考えたのがこの企画のきっかけでした。
私は幼いころから女性の友人と同じくらい男性の友人も多く、一緒にバカみたいな話をするのが好きなタイプでした。でも、どうにもならない違いがあるのは事実で、たとえふざけて男扱いされようとも、女の私が男のようには生きられない。そのことを実感してきました。また、男子と女子では「モテ」の構造も違うと思っていて、男子は面白さやスター性でモテる人も多いですが、女子はそうとは限らない。こうした日常の中にある些細な違いから許しがたい理不尽な違いまでを、誰かを傷つけたりすることなく、コメディーの力を借りて描けたらと思って生まれたのが今回の企画です。
主演の小芝風花さんは、かわいらしさはもちろん、お芝居からあふれる芯の強さが魅力だと感じており、今回、「男性であろうと女性であろうと、私の仕事の仕方は何ひとつ変わりません!」と言い切れる強い女性(男性?)にぴったりだと感じてオファーさせていただきました。常に明るく元気で、スタッフみんなを笑顔にさせてしまうすてきな存在です。イケメンすぎる男装姿には皆さまもきっとキュンとしてしまうと思いますのでご期待ください!
今回は、初のプロデュースとなる私を含め、若いスタッフが非常に多く集まってくださいました。斬新なアイデアやフレッシュな感覚を殺さず積極的に取り入れていくことで、いつもとは何か違うと感じてもらえる作品になればいいなと思っています。『書類を男にしただけで』、どうぞよろしくお願いいたします。

番組情報

『書類を男にしただけで』
TBSほか(一部地域を除く)
2020年10月11日(日) 後2・00~2・54

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