菊池風磨&髙地優吾の現場2ショット公開!『バベル九朔』現場レポート【コメントあり】

ドラマ
2020年10月02日
『バベル九朔』
ⒸNTV/・JS

10月19日(月)にスタートする菊池風磨(Sexy Zone)主演ドラマ『バベル九朔』(日本テレビほか)の現場レポートが届いた。

8月某日、スタッフ・キャストが合流し準備期間がスタート。雑居ビル「バベル九朔」の管理人・九朔満大を演じる菊池は、個性的なキャラクターの中で、満大が生き生きとするように、顔合わせの段階から監督・スタッフと話し合い、満大のキャラクターを作り上げていった。“心配事に直面するとお腹が痛くなる”という満大の特徴は、満大のキャラクターに等身大の人間らしさをプラスするために、菊池自身がスタッフと話して生まれたものだという。

レギュラーキャストそろっての脚本の本読みでは、演技巧者の俳優陣との掛け合いに自然とテンポが上がり、菊池と“テナントさん”たちも間合いを図りながら、自分のキャラクターをつかもうとしていた。一方、10年来の仲という髙地優吾との掛け合いでは、最初から心地いいテンポで会話が進み、監督やスタッフを驚かせた。

そして、まだまだ残暑の厳しい9月。いよいよ『バベル九朔』がクランクイン。映像化するにあたり、ドラマでは原作とストーリー展開が大きく異なっている。「満大と同じ新鮮な気持ちで、“バベル”の世界に巻き込まれていく役柄を演じてほしい」という思いから、菊池にはスタッフから原作は読まずに撮影に臨んでほしいというオーダーしていた。

「自分は人見知り」と語る菊池は、序盤は少し緊張感が漂う様子だったが、数日もたつと撮影の合間に、冒険のバディでもある“白い服の少女”役の川上凛子ちゃんとなぞなぞを出しあったり、テナントさんキャストと年の差を感じさせない笑顔で盛り上がったりとコミュニケーションはばっちり。「SNACKハンター」での撮影中は、菊池のエピソードトークにおしゃべりが止まらなくなるなど、打ち解けた面々で本物のスナックに集まる常連のようなシーンが出来上がった。

誰も観たことがない“バベル”の不思議な世界観を具現化するために、“バベル”に現れる怪物「くらまし」や蔦がうごめく「ドウリョクキ」といった特殊造形やグリーンバックでの撮影も。菊池はビルから飛び降りる特殊撮影や、くらましとのアクションにも挑戦。本編ではVFXも駆使し、映像を仕上げていく。

原作者・万城目学も、実際の雑居ビルでの撮影を見学したり、キャストとも「バベル九朔」のモデルとなった建物の話など貴重な話をするなど、菊池とうれしそうにつかの間の交流を楽しんでいた。

撮影も、あっという間に折り返し。キャスト、スタッフが一丸となり一つのチームになれた頃、クランクアップを迎えることになるが、果たして、彼らの関係性がドラマにどんな化学変化を起こすのか。

菊池風磨 コメント

撮影しながら、ようやく主演の実感が湧いてきています。髙地と共演と聞いて、うれしい半面、照れくさくてやりにくいかな?とも思ったんですよね。でもふたを開けたら、そんなことなくて。お互いの信頼関係もあったりするので、それが画面から伝わればと思っています。たくさん共演者の方がいらっしゃる現場で、当然お芝居中は集中していますが、カットがかかった時とか、ちょっとした空き時間は和気あいあいとした雰囲気で撮影が進んでいます。なんて言ったって、久々の共演者がいらっしゃる現場ですから!冒険、謎解きの要素もありつつ、ヒューマンドラマの一面もあるので、ナチュラルに演じるように心がけています。いい作品にしようと一生懸命やっておりますので、最後まで見届けてください。

髙地優吾 コメント

最初は緊張してましたけど、1シーン、2シーン演じたら、もう普段の俺と風磨だなって思えました。クランクインの日に、変更されたせりふが僕の手元に届かないっていうことがあって。現場に慣れていないのにどうしようという感じだったんですけど、風磨と一緒だったから乗り越えられたのかなと。あれで俺一人だったらと思うと…(笑)。映像作品のお芝居は経験が少ないので、とにかくガムシャラにやっています。不思議な世界を想像しながらのお芝居で難しさもありますが、満大のテンションにもちょっと“風磨らしいな”ってところが垣間見えたり、親友同士で感情をぶつけ合うシーンは、自分の想いで素直に演じることができたので、手応えも感じています。ベテランの俳優さんにも囲まれて、まだまだ勉強させてもらうことばかりですが、早く完成した映像を見るのが楽しみです!

原作者・万城目学 コメント

築四十年を超えているであろう古い雑居ビルに足を踏み入れたら、そこには本物の『バベル九朔』の世界がありました。セットではない、実在のビルを撮影に使うことで醸し出される渋みと味わい。張り詰めた空気漂う部屋では、バベル九朔のテナントの面々、そして若き管理人が真剣に(物語上の問題を)話し合っていました。
あの一筋縄ではいかない小説が、こうして目の前にかたちとなって現れたことに感激しながら、クーラーがないリアル雑居ビルの蒸し暑い一室でモニターを見つめました。はじめてお会いしたのに、何だかはじめての気がしなかった菊池風磨氏をはじめ、一クセも二クセもあるキャストのみなさんの手によって、どのような奇妙かつ奇々怪々な物語が生み出されるのか、今からワクワクしながら待っています。

番組情報

シンドラ第13弾『バベル九朔』
日本テレビほか
2020年10月19日スタート
毎週月曜 深0・59~1・29

NTV/JS