『ルパンの娘』遠野なぎこが前作と同役でゲスト出演!華(深田恭子)と感動の再会

ドラマ
2020年10月15日

『ルパンの娘』

10月15日(木)にスタートする深田恭子主演の木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系)の第2話(10月22日(木)放送)に、前作にゲスト出演した遠野なぎこが再び出演することが決定した。

本作は、代々「泥棒一家」“Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、代々「警察一家」の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)との決して許されない恋愛を描いたラブコメディー『ルパンの娘』の続編。

昨年7月期に放送された前作に続いて、深田、瀬戸をはじめ、華の父・三雲尊役の渡部篤郎、華の母・三雲悦子役の小沢真珠、華の兄・三雲渉役の栗原類、華の祖母・三雲マツ役のどんぐり、華の祖父・三雲巌役の麿赤兒、和馬の祖父・桜庭和一役の藤岡弘、、和馬の父・桜庭典和役の信太昌之、和馬の母・桜庭美佐子役のマルシア、華の幼なじみで世界を股にかける泥棒・円城寺輝役の大貫勇輔が続投。新キャストとして橋本環奈、松尾諭、我修院達也、伊吹吾郎が出演する。

遠野は『アウト×デラックス』のオーディションに合格し、前作の第8話(2019年8月29日放送)にゲスト出演。今作でも前作同様に薄井佐知を演じる。

前作の佐知は、警察から逃げる華(深田)をかくまう場末のスナックのママとして登場したが、今作では妊娠した華が訪れた「沐浴講座」で出会う助産師として登場する。

佐知は、不景気でスナックが立ちゆかなくなり、昔、助産師だった経験を生かし働いているという設定。華と感動の再会を果たした佐知が、どのように物語に絡んでいくのかに注目だ。

『ルパンの娘』

遠野なぎこ コメント

 

◆前作に続いてのご出演になります

「そうなんですよ。まさか同じ役を演じさせていただけると思っていなかったので、びっくりしました。でも、役者にとってこれ以上、光栄なことはありません。もちろん架空の人物ですけど、薄井佐知はすごく好きな役です。ぶっ飛んではいますけど、情深くて温かい面を持ち合わせている役はあまりいただくことがなくて。自分の芝居を見返すことはほとんどないんですけど、佐知はこの1年間、何回も見ていたので、今回のお話をいただけて本当にうれしかったです。『アウト×デラックス』で獲得した役なので、すぐにマツコ・デラックスさんに報告しました」

◆台本を読まれた感想は?

「今回はおそらく誰かとチラッとすれ違うぐらいだと思っていたので、台本を読むまでは冷静でいようと努めていたんです。そんな中で台本をいただいたら“プロデューサー、監督、皆さんありがとう!”となりました(笑)。出番を多くいただけました。佐知が助産師?でも風貌は変わっていないとか、そしてメチャクチャお金に困っているんです。お金に関するシーンは、思い切りせつなく演じようと思っています。まだ、苦労しているようですよ。何と言っても名前が薄井佐知(うすい・さち)ですから(笑)」

◆同じ役を長く演じたことは?

「それこそ朝ドラ、昼ドラは長いですし、舞台も再演、再々演という形で演じることはあります。あるにはあるのですが、今回のような喜びはありません。役柄は一度演じたら、次の役に向けて一度捨ててしまうんです。でも、佐知は心に残っていた役なので、それを再び生き返らせることができるのは本当に幸せです。撮影に入るまで、ずっと“私って幸せだな”と思っていました。でも、同時に前回同様のプレッシャーもありました。“どうしよう?”という緊張感が収録日の朝まであったんですけど、いざ佐知を演じてみたら“あっ、この感じだ”とすぐに思い出しました。ただ、自分で1年前の自分のモノマネにならないよう、自然に演じるよう心がけています」

◆まだ不安な時期ではありますが、いかが過ごされていらっしゃいましたか?

「本当に気をつけても気をつけても足りないぐらいで、私も含めてみんなが戸惑っている状況ですが、こうして撮影を再開してくださったのはありがたいです。私自身はすごく神経質なので、仕事以外一切外出しない生活をしていたら、体力が落ちすぎてしまいました。もともと、体力はある方ではないのですが、もっと落ちていて…。でも、それが普通だと思って過ごしていたら、精神的にもめいってしまいました。そんな中、久しぶりにお芝居ができる環境に戻していただけたので元気が出ました。こんなにエネルギーがあったのか?と思うほど。本当に私は芝居が好きなんだと再認識しました。“時々、女優”なんですけど(笑)」

◆深田さんや皆さんと再会されていかがでしたか?

「一年前は芝居とはまた別に、緊張していて…。皆さんの前では、私だけ固まっているような状態でした(笑)。今回は、皆さんと普通にお話しして、勝手に『ルパンの娘』組の中に入っているような?仲間意識が勝手に芽生えています(笑)。リラックスして過ごさせていただいてます」

◆『ルパンの娘』2話の見どころをお聞かせください。

「2話は台本を読んでいても演じていても、佐知と華がちょっと鳥肌が立つような再会をします。これだけお互いへの愛が深かったんだと感じました。華を包む三雲家には愛があって、口は悪いですが佐知も愛を持っています。愛って血のつながりを超えるぐらい強いものなんだと個人的に思いました。ここまで人のために熱く、愛を注げるのか?と。今は時代的には冷めているじゃないですか?ですから余計に思うのかもしれません。ここまで熱くなれるのは芝居していても気持ち良かったです。どちらかというと昭和的な?寅さん的な感じなのかもしれません。皆さんにも愛ってすごいなと見ていただきたいです」

<第2話(10月22日(木)放送)あらすじ>
三雲華(深田恭子)は、泥棒一家の娘である自分と家庭を築くことは刑事である夫の桜庭和馬(瀬戸康史)の人生を狂わせてしまうと別れることを決意し、授かった子供を一人で育てようとしていた。和馬は華を探すが、会うことはできずにいる。そして華は、尊(渡部篤郎)や悦子(小沢真珠)たち家族に見守られ、妊娠10か月を迎えようとしていた。一方、高校生になった北条美雲(橋本環奈)は執事の山本猿彦(我修院達也)と東京に移り住む。財産を失った美雲はオンボロアパートに暮らしながら“Lの一族”を追っていた。
そんなある日、渉(栗原類)が新たなお宝を発見。それはジャンヌ・ダルクがまとったと言われる幻のマント。すぐさま食いつく尊たちに、渉は闇のオークションにかけられたマントを落札したのは日本人だと教える。
その頃、和馬は管内で発生した連続失踪事件の捜査につく。5人の若い女性が立て続けに姿を消していたのだ。しかし、華を失った和馬はこのまま警察官を続けて良いものかと悩んでいた。
渉がマントを落札した日本人を発見。男は三雲家と同じ区内に住んでいた。華が区民館で行われる両親学級に行くと、尊や悦子たちも来ていた。自分のために来てくれたと思う華だが…。そんな華が別の部屋へ移動すると懐かしい女性・薄井佐知(遠野なぎこ)と再会。佐知は助産師として働いていると言う。
その頃、和馬たち警察は、失踪した女性たちが同じマッチングアプリを使っていたことをつかむ。また、同級生が失踪したことを知った美雲は独自で捜査を開始。そして、マントを落札した男のアジトを探る尊たち“Lの一族”は、そこに5人の女性が監禁されていることを知る。

第2話場面写真

番組情報

木曜劇場 『ルパンの娘』
フジテレビ系
2020年10月22日(木)後10時~10時54分

<出演者>
深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈、小沢真珠、栗原類、どんぐり、藤岡弘、(特別出演)、松尾諭、大貫勇輔、信太昌之、マルシア、我修院達也、麿赤兒、渡部篤郎

原作:『ルパンの娘』『ルパンの帰還』『ホームズの娘』横関大(講談社文庫刊)
脚本:徳永友一
主題歌:『モス』サカナクション(NF Records/Victor Entertainment)
プロデュース:稲葉直人
監督:武内英樹
制作・著作:フジテレビ 第一制作室

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