『麒麟がくる』春風亭小朝が初登場「長谷川博己さんは光秀そのもの」

ドラマ
2020年11月22日

春風亭小朝
11月22日(日)放送の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)第33回に初登場する春風亭小朝からコメントが届いた。

小朝が演じるのは、天台座主(比叡山延暦寺住持)・覚恕役。正親町天皇の弟で、幼少時より美しい兄に対してコンプレックスがあり、天台座主として金と権力で兄に対抗しようとする。朝倉・浅井連合軍を比叡山にかくまい、信長により焼き討ちに遭う。

<覚恕役・春風亭小朝 コメント>

今回はとても楽しみながら仕事をさせて頂きました。初めて演じる高僧。初めて経験した特殊メイク。初めての弟役で、しかもお兄さんが玉三郎丈という驚き。現場ではフェイスシールドをつけてのカメリハという初物づくし。初体験のことがたくさんあるとワクワクしますね。

私が演じる覚恕は実在の人物ですが、美しすぎる兄と比較され続けた弟の悲しみと、その兄を凌駕するために手に入れた金と権力を奪っていこうとする信長への怒りを視聴者の皆さまに感じていただければ幸いです。

大河ドラマはカメラのアングルを変える度に、どんなに長いせりふでも頭から終わりまで何度も喋るわけですが、収録の間、板の間に平伏の格好でお付き合いいただいた長谷川さんには冬の大感謝祭であります。足の痛みときつい姿勢にたえている姿はまさに光秀そのものでした。

番組情報

大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・45

©NHK