北川景子主演『リコカツ』に高橋光臣、白洲迅、大野いと、田辺桃子、中田クルミが出演決定

ドラマ
2021年03月10日

『リコカツ』

高橋光臣、白洲迅、大野いと、田辺桃子、中田クルミが、4月スタートの北川景子主演の金曜ドラマ『リコカツ』(TBS系 後10・00~10・54)に出演することが決定した。

本作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を“リコカツ”というキーワードを通じて描き出す「離婚するかもエンターテインメント」。主人公のファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲を北川景子、咲と運命的な出会いをした航空自衛隊に編成されている航空救難団のエース隊員・緒原紘一を永山瑛太が演じる。

このたび、北川が演じる咲と永山演じる紘一を取り巻く人々を演じる新キャストが発表された。

高橋が演じるのは咲の元カレ・青山貴也。貴也はおしゃれで女性に対してスマートに振る舞う、紘一とは正反対なタイプ。弁護士という仕事柄いくつもの離婚案件を扱い、そこで夫婦間の醜い争いを目の当たりにしてきたことで、“結婚はコストがかかるし、リスクが高い”と結婚に対してネガティブなイメージを持つ独身主義者。咲とは5年間良好な恋人関係が続いていたが、結婚願望を口にした咲に「結婚のイメージが湧かない」と伝えたことで破局。しかし、SNSで咲の結婚を知り、切ない気持ちを抱くようになっていく。また紘一とは咲の結婚相手とは知らずに出会い、仲を深めていく。

TBS金曜ドラマ枠初レギュラー出演となる白洲が演じるのは、若者に大人気の恋愛小説家である水無月連。ネットで小説を発表して有名になり、映像化されるほどのヒット作を連発し“恋愛のカリスマ”と称されている連だが、実は「愛なんてこの世にない」と言い放つほどドライな恋愛観を持つ。さらに、毒舌かつわがまま放題で、担当編集者を顎で使うなど編集部は手を焼いている。咲が働く泉潮社で本を出しており、咲とも大きく関わっていく。

大野が演じるのは、咲が働くファッション雑誌編集部の後輩・三本木なつみ。年下ながら咲の良き相談相手となっているなつみ。咲から紘一との結婚生活の話を聞くたび、結婚相手は紘一ではなく貴也が良かったんじゃないかと思っており、咲の幸せを願うけなげな女性を演じる。

TBSドラマに初のレギュラー出演となる田辺が演じるのは、救難ヘリコプター(UH-60J)の副パイロット・一ノ瀬純。紘一に憧れ、思いを寄せていた純だが、紘一が交際ゼロ日でスピード結婚したことを知りショックを受ける。お祝いムードで盛り上がる班員たちの中でひとり、咲と紘一の新婚生活話に複雑な気持ちを抱き、紘一には自分の方が合うとひそかに対抗心を燃やしている。

中田が演じるのは、咲の父・武史(佐野史郎)と怪しい関係を持つ謎の女性・城木里奈。ゴルフ教室で武史と出会って一緒に遊びに行くようになり、咲の母で武史の妻である美土里(三石琴乃)から浮気相手として疑われることになる。

高橋光臣 コメント

『リコカツ』の台本を読ませていただいて感じたのは、離婚活動がテーマなのにこんなに笑えて、キュンとしていいのだろうかということでした。台本の段階でこれだけ面白いと、役者としてはかなりプレッシャーですね。以前、『せいせいするほど、愛してる』で私が演じた“元カレ”は、愛情が変な方向に行ってストーカーになったりしましたが、今回の“元カレ”はどのようになるのか…ご期待ください!
そして、この作品でとにかく楽しみにしていることは、美しく聡明で心から敬愛している北川景子さんとお芝居ができること、俳優としても一人の男としても本当に格好いいなと思う永山瑛太さんと芝居ができること。年齢も近いですし、何かと縁のあるお2人。本当に楽しみです。
“リコカツ(離婚活動)”というチャレンジングなテーマをいかに皆さまに楽しんでいただけるか、最高のスタッフの方々と全力で挑みます。よろしくお願いします。

白洲迅 コメント

この作品に登場する家族たちが本当にチャーミングで、とても楽しく、そしてハラハラした気持ちになりながら台本を読ませていただきました。僕はまだ結婚は未経験ですが、『リコカツ』から学べることも多いだろうなぁと思いつつ…男目線から考えると少しギョッとするようなシーンも出てきたり。このテーマ自体にとても興味が湧きました(笑)。
今回僕が演じる「水無月連」という役は、売れっ子の恋愛小説家なのですが、性格に少々難アリな男です。
人を試してしまうところがあり、担当編集者にたくさんの無理難題を押し付けます。主演の北川景子さん演じる咲と、今後どう絡んでいくのか。恋愛面でも絡んでいくのかいかないのか。いただいている台本もまだ途中なので、僕自身ドキドキしながら楽しみにしています。
温かくもピリッとするこのホームドラマに、また違った角度から刺激を与える存在になれたらと思います。

大野いと コメント

私が演じるなつみは北川さん演じる咲の職場の後輩です。咲を明るく励ましたりと、ポジティブな女性です。
しっかりしているようでかわいい一面もあり楽しく演じています。ファッション誌の編集部という事で、衣裳がとてもかわいいので注目していただきたいです。
離婚から始まるドラマにどんな物語が詰まっているのかとワクワクし、読み進めると、胸キュンシーンがたくさんあり驚きました。相手を思いやるところからドキドキは生まれるんだと改めて気づいたり、“リコカツ”中だからこそ生まれる物語が毎回新鮮で面白く、この作品に携われることがとてもうれしいです。スタッフ・俳優の皆さんが温かく、笑顔がたくさんある撮影現場で、毎日撮影に行くのが楽しみです。
このドラマで咲の力になれるようになつみを演じたいと思います。そしてドラマを見てくださる方が、自分自身の家族への思いに気づいたり、明るい気持ちになったりと楽しいものが届けられたらと思います。

田辺桃子 コメント

私が演じさせていただく「一ノ瀬純」は、芯から凛としていたり、部隊のメンバーを心から尊敬しながら、いい意味で気を使うことなく男気あふれるかっこいい一面もあったりと、とても魅力的なキャラクターだなと思います。緒原一曹に対する直球な想いがありますが、普段のかっこいい人柄とのギャップがもはやかわいらしくて、台本を読んでいる時点で楽しいです(笑)。そんなすてきな彼女を演じることが非常に楽しみですし、全力で一ノ瀬純を生きたいなと思っています。
また、純は先にも挙げた通り「直球」です。恋愛に対しては積極的でもあるので、私自身も台本を読んでいて「そう来ますか!」と驚かされたりもします。
緒原一曹やその奥さんである咲さんなどと、どのように関わっていくのかもぜひ楽しみにしていただきたいです。

中田クルミ コメント

“この子は一体何者?”という怪しい女性を演じます。観ている方がもやもやする言動も多いと思いますが、里奈には彼女なりに筋の通った人生観があります。自分の価値観とは違うベクトルで動いている役なので、里奈のことを考えていると、自分が凝り固まった固定概念にとらわれていた部分がたくさんあるんだなと気づかされます。“リコカツ”という言葉はまだ世間にはなじみのない言葉かもしれませんが、夫婦別姓やパートナーシップといった婚姻関係とは別の家族の形が考えられる時代になりました。里奈という役を通して、家族や恋人、友達や愛人といった既存の言葉ではカテゴライズできないような、そんな新しい人間関係を提案できたらいいなと思います。
俳優陣の皆さまは初めてご一緒させていただく方ばかりです。たくさん学ばせていただきながらも自分の新しい面にとことん挑戦し、会話劇を存分に楽しみたいです。

金曜ドラマ『リコカツ』
2021年4月スタート
毎週金曜 後10・00~10・54

脚本:泉澤陽子
プロデュース:植田博樹、吉藤芽衣
演出:坪井敏雄 ほか
製作著作:TBS

©TBS