田中みな実、吉田羊演じる主人公の相方役で『生きるとか死ぬとか父親とか』に出演

ドラマ
2021年03月23日

田中みな実が4月9日(金)スタートのドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京ほか)に出演することが分かった。

原作は、“独身のカリスマ“ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリー。吉田羊演じる、ジェーンをモチーフとした40代半ばの主人公・蒲原トキコと、國村隼演じるトキコの父親・蒲原哲也の面白おかしくも、時に切ない家族の愛憎物語を描く。映画「溺れるナイフ」「21世紀の女の子」などの山戸結希がメイン監督とシリーズ構成を担当する。

田中は、劇中で描かれるラジオ番組『トッキーとヒトトキ』で蒲原トキコ(吉田)の相方として番組を進行するアナウンサー・東七海役として出演する。

また、エンディングテーマは、ヒグチアイの「縁」(読み方:ゆかり)に決定。“ピアノ”が奏でるダイナミックで力強いメロディーが、おかしくもほろ苦い家族の物語の最後を飾る。

 

田中みな実 コメント

局アナの頃から親交があるジェーン・スーさん原作の本ということで、お話をいただいた時の感慨もひとしおでした。スーさんが大切にされているラジオの仕事でかかわる人物を演じる機会をいただけて大変光栄です。
温かく、リアルで、飾らない日常に起こる小さな事件、心の機微、戸惑い。共感することがとても多かったです。私が演じた東七海が抱える悩みは、きっと自身も局に在籍し続けていたら訪れたであろう問題で、現実味を帯びた内容に胸が締め付けられました。

劇中で描かれるラジオ番組『トッキーとヒトトキ』は、小道具や演出など細部にまでこだわっていて本物の番組さながらでした。局アナの頃からラジオの仕事に携わっている身として、よりリアリティーを追求できるよう、ご提案できることはさせていただきました。今回、共演の吉田羊さんから学ぶこと、得ることが多く、お会いする度に刺激を受けました。羊さんのお芝居を目の前で見て、感じて、受け止めることができて、願ってもないような経験をさせていただきました。二人のやりとりはアドリブも多いので、そこにトキコと東の信頼関係みたいなものが垣間見えるといいなと思います。そして、羊さんのお人柄にすっかり魅了された私は、クランクアップしてからも日々羊さんを想っております。(笑)

大好きな原作がドラマに。単にハートフルな作品ではありません。心の奥がチクチクと疼くかもしれません。でも、トッキーさんが共に考え、寄り添い、言葉を紡いでくれます。ひとりじゃないんだ、大丈夫。観終わったあとに気持ちがふわっと軽くなるような作品です。ご期待ください。

ヒグチアイ コメント

親がいなければ私がいない。当たり前のことだからこそ、忘れちゃうこと。私が老いた分だけ親も老いるのに、なぜいつまでもあの強い親だと思ってしまうのだろう。まだ何一つ親孝行のできていない私が、もう少し先の未来になにか渡せるものがあるだろうか。その未来のためには、この曲で売れることが1番の近道です。たくさん聴いてください…ね。

番組情報

ドラマ24『生きるとか死ぬとか父親とか』
テレビ東京系
2021年4月9日(金)スタート
毎週(金)深0・12~
※テレビ大阪のみ、翌週(月)深夜放送(1話・2話は深0・05~)

原作:ジェーン・スー『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社刊)
主演:吉田羊、國村隼
出演:田中みな実、松岡茉優、富田靖子、DJ松永(Creepy Nuts)、オカモト“MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO)、森本晋太郎(トンツカタン)、ヒコロヒー、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)ほか
監督:山戸結希、菊地健雄

WEB

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ikirutoka/

©「生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会