舘ひろしが独立後ドラマ初主演!『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』放送決定

ドラマ
2021年05月13日

プレミアムドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』(BSプレミアムほか)が、2021年秋に放送決定。主演を務める舘ひろしのほか、出演者の蓮佛美沙子、真矢ミキ、浅丘ルリ子からコメントが到着した。

罪を償い、社会に復帰しようとする人の「生き直し」を助ける日本独自の制度“保護司”を描くドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』。舘ひろしが独立後初となる主演を務め、誠実に人に接する主人公の保護司・深谷善輔を演じる。

対峙するのは、日本映画界の大スターとして銀幕を彩り続ける浅丘ルリ子。意外にも初共演となる2人の関係は、「新米保護司」対「重い罪を負いながらも奔放に生きる女性」だ。70代にして新境地となる、戸惑い振り回される舘の姿は見どころのひとつと言えるだろう。

さらに、父・善輔にひそかな葛藤を抱える娘・美晴(蓮佛美沙子)、浅丘演じる結子との確執に苦しむ娘・香苗(真矢ミキ)など、実力派俳優陣による人間群像が、他者への思いやりや支え合う心を思い出させ、やがてスケールの大きな深い感動を呼び起こしていく。

発表にあたり、舘は「罪を背負った人々を通じ、保護司という立場で、世の矛盾や心の傷、痛みに寄り添うような役柄を演じることができればと思っております」と撮影への意気込みを。

蓮佛も「私が演じる美晴はきっと、視聴者の方と一番近いところにいる存在だと思います。私自身も彼女と一緒に戸惑い、悩み、考えていきたいです。そして、綺麗事ではない希望を見つけられたら」と本作にかける思いを語っている。4名からのコメント全文は次ページを参照。

深谷善輔役・舘ひろし コメント

罪を背負った人々を通じ、保護司という立場で、世の矛盾や心の傷、痛みに寄り添うような役柄を演じることができればと思っております。
石原裕次郎さんと数々の名作を共演してこられた、浅丘ルリ子さんと初共演させていただけることが、大変光栄で楽しみです。
NHKドラマ『クロスロード』でご一緒した、藤井(裕也)監督をはじめとする素晴らしいチームと新たな作品に挑戦したいと思っています。

深谷美晴役・蓮佛美沙子 コメント

一度罪を犯した人間に、未来はないのか。再犯率が約4割というこの国で、私はまだこの問いに相応しい答えを見つけ出せていません。
善悪の概念を超えた場所で起こる悲劇に、私たちはどう向き合えばいいのだろう。様々な人々の“生き直し”を描いた今作で、私が演じる美晴はきっと、視聴者の方と一番近いところにいる存在だと思います。
私自身も彼女と一緒に戸惑い、悩み、考えていきたいです。そして、綺麗事ではない希望を見つけられたらと思います。

小山香苗役・真矢ミキ コメント

同じ晴天の空の下であったとしても、人の数だけ様々な空の色が広がり、その中には2度と陽は昇らない景色もあるのかと台本を読んで胸が熱くなりました。身の引き締まる思いです。
複雑な人生を背負った香苗という女性の人生を、私もこの作品の空の下、思い切りもがいてみたいと思います。

小山結子役・浅丘ルリ子 コメント

石原裕次郎さんとのご縁で、今回初めて舘ひろしさんと共演することになりました。
8本あるお話の中で、どう展開していくのか楽しみにご覧いただきたいと思います。

番組情報

プレミアムドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』
BSプレミアム・BS4K
2021年秋放送スタート(全8回予定)

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