オダギリジョー脚本・演出のドラマ『オリバーな犬』に池松壮亮ら豪華キャストが集結

ドラマ
2021年06月10日

ドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』(NHK総合)が、9月17日(金)から放送をスタートすることが決定。脚本・演出を務めるオダギリジョーと主演の池松壮亮からコメントが到着し、出演者26名も発表された。

独特の存在感と、振り幅の広い表現力で、日本の映画・ドラマに欠かせない俳優・オダギリジョー。映画監督としても、初長編「ある船頭の話」がベネチア国際映画祭に正式出品されるなど、その才能を発揮している。

そんなオダギリが温め続けたオリジナル企画をもとに、脚本・演出を手がける初めての連続ドラマがこの秋放送。主演の池松壮亮を筆頭に豪華俳優陣が集結し、かつてない規模で予測不可能な物語が展開されていく。

発表にあたり、オダギリは「1年前の緊急事態宣言の中、巣ごもりと言われる生活を送りつつ、この時代に描くべき作品は何か?と繰り返し自問しながら書いた作品です。もちろん優等生なものになるはずはなく、賛否の大波紋を広げるであろう、世に『挑む』作品が生まれました」と本作への自信を見せる。

いっぽう、鑑識課警察犬係に所属する警察官で、この物語の主人公・青葉一平を演じる池松は「オダギリさんの生み出す可笑(おか)しな世界に魅了され、嫌なことやウンザリすることだらけの世の中から逃れ、この可笑しな世界にのめり込みました」とコメント。

続けて「困難に打ち勝つための力を秘めていて、そこにはパンクな要素があります。可笑しくて自由でパンクで優しいオリバーな犬、ご期待下さい!」と視聴者へのメッセージを寄せた。両名のコメント全文は、次ページに掲載。

さらに、池松のほか、永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、岡山天音、佐藤浩市ら総勢26名の出演者が発表されている。

オダギリジョー コメント

今、我々が生きているこの世界は、不確かなもので一杯です。
何が真実で何が正義なのか、ますますわからなくなってきています。

1年前の緊急事態宣言の中、巣ごもりと言われる生活を送りつつ、
この時代に描くべき作品は何か?と繰り返し自問しながら書いた作品です。

もちろん優等生なものになるはずはなく、
賛否の大波紋を広げるであろう、世に「挑む」作品が生まれました。

そして素晴らしいスタッフ、キャストが共に立ち上がってくれました。

今、この世界で、共有してみて下さい。
面白いかも知れません。

世の中の何が真実で、何が虚構か。

世界はとても不確かなものです。

池松壮亮(青葉一平役) コメント

忘れられない年となった昨年末に、リスクを減らしつつもフィジカルに、お祭りのように撮影しました。

オダギリさんの生み出す可笑(おか)しな世界に魅了され、嫌なことやウンザリすることだらけの世の中から逃れ、この可笑しな世界にのめり込みました。

可笑しさとは時に、人生において大きな支えとなります。
困難に打ち勝つための力を秘めていて、そこにはパンクな要素があります。
可笑しくて自由でパンクで優しいオリバーな犬、
ご期待下さい!

番組情報

『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』
NHK総合
2021年9月17日(金)放送スタート(全3回)
毎週金曜日 後10・00〜10・45

脚本・演出:オダギリジョー
主演:池松壮亮
出演:永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、岡山天音、玉城ティナ、くっきー!(野性爆弾)/永山瑛太/染谷将太、仲野太賀、佐久間由衣、坂井真紀、葛山信吾、火野正平、村上淳、嶋田久作、甲本雅裕、鈴木慶一/國村隼/細野晴臣、渋川清彦、我修院達也、宇野祥平/松重豊、柄本明、橋爪功、佐藤浩市 ほか

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