堀田真由と鈴木保奈美が4年ぶり共演!世界初の『木のストロー』実現までの物語を描く

ドラマ
2022年01月28日

若木陽菜役・堀田真由 コメント

◆今作のオファーをお聞きになった際の感想は?

このお話をいただいて、“木のストロー”を知りました。最近はプラスチックではなく紙のストローを使うことはあったのですが、“木のストロー”は知らなかったので、すごく興味を持ちました。また、歴史上の人物を演じたことはありましたが、実際に今も活躍されている方を演じるのは今作が初めてです。新たなチャレンジをさせていただくことができて、すごくありがたいお話だなと思いました。

◆今作のテーマである「環境保全」など“サステナブル”について、日頃、意識されていることは?

日頃から、ペットボトルではなくタンブラーを持ち歩いたり、商品を購入することで売り上げの一部が環境保全の活動に寄付されるものを選んだりしています。今作が決まってからは、木材に着目するようになって自分で調べてみたんです。“歯ブラシはプラスチックのイメージだけどあるかも”と思って調べたら、手持ちの部分が竹で作られている“竹の歯ブラシ”を見つけて。これを機に使い始めました。

◆今作の役柄を演じるにあたり意識されていることは?

まずは“一生懸命さ”がすごく伝わってきました。良いものが完成するまでに、試行錯誤して失敗を繰り返して、そしてどんどん成功に近づいていくという過程で、諦めない姿に私もすごく勇気をいただきました。その“一生懸命さ”が視聴者の方にも伝わるといいなと、意識して演じています。
また、塔子さんたちと初めて会うシーンでは、「この子が本当に営業トップ?」と言われています。そんな女性が世界初のアイテムを作り出していく。物語が進んでいくうちに変化していく姿を見せられたらいいよね、と監督とお話しました。
私と似ているかなと感じたのは、ひとつのことに没頭する、何かを成し遂げないと気が済まないところ。でも、陽菜は朝から元気いっぱいですが、私は朝が得意ではないので「がんばるぞ!」と意識してギアをいれないとダメです(笑)。

◆鈴木さんとの4年ぶりの共演について

久しぶりに再会できることが、すごくうれしかったです。19歳だった4年前は、今よりもわからないことがいっぱいあって、いろいろなことを保奈美さんに教えていただきました。『わろてんか』は、大阪で撮っていたので、いつもとは違う環境に戸惑うこともある中で、着物を直してくださったりと、本当に母親のように接してくださって。
今作は厳しい上司ですが、カットがかかるとお話させていただいて、やっぱりすごく安心感があります。自分自身、いろんなことを積み重ねてきて、またこうしてご一緒させていただけて本当にうれしいです。

◆視聴者の方へメッセージ

プラスチック製ストローの廃止や、ビニール袋の有料化など、最近いろいろなことが変化しています。“サステナブル”“SDGs”の言葉を見かけることも増えましたが、自分自身、“何をやったらいいのだろう?”とわからなくて。意外とそういう方、いらっしゃるんじゃないかな。
“木のストロー”、1本で何が変わるかといったら、すぐに変わらないかもしれない。でも、こういったひとりひとりの取り組みが、地球を守ること、自分自身の未来を守ることにつながると思います。
ドラマをご覧になって、誰かに任せるのではなくて、みんなで取り組んでいくことなんだと知っていただけたらうれしいです。すぐに行動することは難しいかもしれないけれど、関心を持っていただくきっかけになると思いますのでぜひご覧ください!

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