ピアノロックバンド・SHE’Sが、2022年3月に公開されるアニメーション映画「ブルーサーマル」の主題歌・挿入歌を担当することが決定した。
原作は、小沢かなによる大学航空部を描いた人気漫画「ブルーサーマル青凪大学体育会航空部ー」。エンジンを搭載せずに上昇気流（サーマル）を捉えることで飛翔する航空機・グライダーで飛行スピードを競う部活・体育会航空部という新鮮なテーマと、繊細な空の表現や青春の全てを懸ける真っすぐなキャラクターたちの心理描写から、新たな青春漫画として注目を集めた。そのアニメ映画化となる本作では、主人公・都留たまきを堀田真由が演じ、島﨑信長、榎木淳弥ら豪華キャストが脇を固める。
本作の主題歌、挿入歌を「聴けば、きっと囚われる。旋律に愛されたバンド」とうたわれるピアノロックバンド・SHE’Sが担当する。SHE’Sは今年バンド結成10周年、メジャーデビュー5周年を迎えた4人組。エモーショナルなロックサウンドから心をわしづかみにする珠玉のバラードまで幅広いサウンドを手掛け、10～20代の女性から特に熱い支持を集めている。
SHE’Sは、本作のために主題歌「Blue Thermal」と挿入歌「Beautiful Bird」を書き下ろし。映画への楽曲の書き下ろしは初、さらに主題歌・挿入歌の同時起用も初となる。主題歌「Blue Thermal」は、疾走感あふれ、背中を押してくれるような楽曲に仕上がっている。
青く澄み渡る大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた本作の世界を、音楽からも表現したいという制作陣の熱い思いから、SHE’Sに白羽の矢が立ちオファー。Vo.＆Key.の井上竜馬は、原作やシナリオを読み「気がついたらのめり込んでいた作品」とコメントするほど本作で描かれる物語に共感。「たまきが一瞬で心を奪われた空の景色を想像できるような軽やかで美しい主題歌と、朝の澄んだ空気と雲が見えるような挿入歌。そんなイメージをしながら曲を書かせていただきました」と制作秘話を明かしている。さらに、主人公・たまきを演じる堀田は、2021年2月にリリースされた「追い風」のCDジャケット写真やミュージックビデオに出演している縁も。
また、挿入歌「Beautiful Bird」のサビの一部を使用し、特報映像を再構成したショートMVも合わせて解禁。「朝の澄んだ空気と雲が見えるような挿入歌」は、空に魅了されるたまきやその仲間たちの心情を清々しく表現されており、堀田も「目を閉じると彼女が見た美しい空に私も連れて行ってもらったような気がします」とコメント。そんな楽曲と本作の圧倒的に美しい空や皆がそんな空を見上げる姿が相まって、心がぐっとつかまれる映像となっている。
映画「ブルーサーマル」挿入歌「Beautiful Bird」（SHE’S）ショートMV
堀田真由（都留たまき役）コメント
以前お仕事させていただいたSHE’Sさんに楽曲を提供していただけること、とても光栄でありご縁を感じております。不安と小さな期待を胸に踏み出そうとする主人公を応援する暖かなメロディーは、一緒に前に進む勇気を与えてくれました。そして、目を閉じると彼女が見た美しい空に私も連れて行ってもらったような気がします。映像と音楽が交わった瞬間、どんな魔法がかかるのか今から楽しみです。主題歌も作品の世界観に寄り添った楽曲で音楽の力にとても救われました。ぜひ、皆様も劇場でお楽しみください。
SHE‘S Vo.＆Key.井上竜馬 コメント
エンジンのない機体に乗って、空を旅する。
上昇気流を見つけ出し、高くそして遠くへ。
細心の注意を払いながら前を目指していく。
そんなロマンチックで、スリリングな旅。
まるでバンドみたいじゃないか！と、感じて気がついたらのめり込んでいた作品でした。
たまきが一瞬で心を奪われた空の景色を想像できるような軽やかで美しい主題歌と、朝の澄んだ空気と雲が見えるような挿入歌。そんなイメージをしながら曲を書かせて頂きました。
どちらもシーンや物語を彩る一部となっているかと思います。
まずは挿入歌を聴いて、映画の世界観を感じてみてください。
そして是非劇場でご覧ください。お楽しみに！
作品情報
「ブルーサーマル」
2022年3月公開
出演：堀田真由 島﨑信長 榎木淳弥
原作：小沢かな『ブルーサーマル ―青凪大学体育会航空部―』（新潮社バンチコミックス）
監督：橘正紀 脚本：橘正紀 高橋ナツコ
アニメーション制作：テレコム・アニメーションフィルム
製作：「ブルーサーマル」製作委員会
配給：東映
映画公式HP：blue-thermal.jp
© 2022「ブルーサーマル」製作委員会
