ムロツヨシ演じる漫画家・セイノが再び『全っっっっっ然知らない街』へ!「また戻ってきたなあ」

ドラマ
2022年02月17日
ムロツヨシ

ムロツヨシ主演の深夜連続ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』(フジテレビ系)が、3月6日(日)より放送決定。ムロと原作者・清野とおるよりコメントが到着した。

昨年3月に異例の6夜連続で放送された、ムロツヨシ主演の深夜連続ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』(原作:清野とおる)の第2弾『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』が放送されることが決定。

今回は、原作漫画にはないオリジナルの物語も登場するなど、前作をはるかに上回る面白さで帰ってくる。縁もゆかりもない、足を踏み入れたことのない街を主人公が探検する、いわば「街ブラアドベンチャー」だ。

赤羽在住の漫画家・セイノ(ムロツヨシ)は、知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか。それを知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」とハッとし、自分とは縁もゆかりもない土地へ足を運び始める。

そこで繰り広げられる物語は、その街で実在する場所が舞台になり、そこで実際に暮らす人、本当にお店で働いている人たちをモデルに俳優たちが演じていく。台本こそあるものの、「これはリアル? ここはドラマ?」と今までの作品にはなかったなんとも不思議な感覚に陥るだろう。

脚本を手掛けるのは、前作に引き続き京都を拠点とする大人気劇団・ヨーロッパ企画。ヨーロッパ企画は、舞台作品「サマータイムマシン・ブルース」「曲がれ!スプーン」が映画化されたほか、イベントやテレビ、ラジオ番組の制作など、演劇の枠にとらわれない活動を行っている。

3月5日(日)放送の第1話でセイノが訪れる街は、千葉県・南行徳。橋を渡ると東京、すぐ隣はあの“夢の国”がある人気エリア・浦安に存在。大都会と人気のエリアのはざまにありながらもあまり知られていない町だが、実は“超個性的”だった。

南行徳にあるお店なのに“浦安店”、南行徳にあるマンションなのにマンション名は“浦安”、と人気エリアにあやかるその“たくましさ”を目の当たりにするセイノ。はざまにあるだけに、ありとあらゆるものが混在している不思議な町だ。他にも今回、セイノはおしゃれスポットとして名高い代官山、ディープな飲み屋がひしめく立石などに登場する。

今回の発表にあたり、「このタイトル通り、いろいろな街はまだまだあって、僕自身も行ったことのないところ、知らないところがたくさんあります。このドラマを続けることができるかな、続けられたらいいなということを思っていました」と明かしたムロ。

「今回また、脚本をヨーロッパ企画のみなさんが書いてくださったこともうれしかったですし、前回と同じスタッフさんもいらっしゃって。『また戻ってきたなあ』という感じで、素直にうれしかったです」と思いを語る。

続けて「前回は基本的に原作があるところを訪れましたが、今回は原作にない街にも行っています。それがドラマ版としてどう描かれているのか、楽しみにしていただきたいと思いますし、前回の作品も、もし見られるようでしたら放送の前に見ていただいて、今回また違った『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』を、気楽に見ていただけたらと思います」と見どころをアピールした。ムロと清野のコメント全文は、次ページに掲載。

セイノ役・ムロツヨシ コメント

ムロツヨシ

◆今回、第2弾のお話を聞いた時の感想はいかがでしたか?

前回のクランクアップの時にも話したのですが、このタイトル通り、いろいろな街はまだまだあって、僕自身も行ったことのないところ、知らないところがたくさんあります。このドラマを続けることができるかな、続けられたらいいなということを思っていました。今回また、脚本をヨーロッパ企画のみなさんが書いてくださったこともうれしかったですし、前回と同じスタッフさんもいらっしゃって。「また戻ってきたなあ」という感じで、素直にうれしかったです。

◆今回訪れる街の印象は?

代官山は、東横線沿いに住んでいたこともありますし、役者を目指した時の養成所も渋谷にあって(隣りの駅でしたので)、何度か通ったことがあります。知ってしまっている分、今回のドラマで、どういうところが取り上げられるのかが逆に楽しみだと思いますし、撮影では、あえてそこで演じることを楽しみたいと思います。立石は、今まで行ったことはないのですが、飲み屋さんがたくさんある街とうわさで聞いたことがあるので、夜のシーンは今から楽しみにしています。南行徳も今回はじめて訪れました。イメージがまったくなかったんですけれど、撮影では、街の皆さんがとても温かくて、楽しかったです。

◆前回セイノを演じるにあたって、髪型へのこだわりをうかがいましたが、前回演じた上で、今回役作りで変えた点や工夫された点などはありますか?

前回と同じ美容師さんに髪をお願いしたのですが、2人で話し合って、前回よりも少し前髪を伸ばすことにしました。前回とまったく同じではなく、少し前髪を伸ばしながら変化をつけることにこだわってみようと。他にも、今回はセイノ役用の下着を準備しました。「きっとセイノはこういう下着を身につけるのかな」と僕なりに考えて、身につけて現場に臨んでおります。

◆撮影が始まっての感想を教えてください。

大変スムーズに、撮影は進んでいます。特に僕1人のシーンは、テストはなしで直接本番に臨むという撮り方で、非常にテンポよくやらせていただいています。スケジュールもそんなに余裕があるわけでもないですし、何より、このコロナ禍のご時世でも協力してくださっているいろいろな街、お店、場所にご迷惑をかけるわけにはいかないので、できるだけ早く、コンパクトにクオリティーの高い作品を保てるように撮影が進んでいるのは、演じている僕自身も楽しいですね。前回いろいろ試行錯誤してやってきたことの結果を踏まえて今回臨むことができているので、前回の経験値があってよかったと思っています。

◆視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

前回は基本的に原作があるところを訪れましたが、今回は原作のない街にも行っています。それがドラマ版としてどう描かれているのか、楽しみにしていただきたいと思いますし、前回の作品も、もし見られるようでしたら放送の前に見ていただいて、今回また違った『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』を、気楽に見ていただけたらと思います。今回も清野さんが描いた街や僕の絵も出てくると思いますので、僕も楽しみにしていますし、視聴者の皆さんも楽しみにしてください。

原作・清野とおる コメント

ドラマ化はドラマ化でも“シーズン2”、しかもムロさん主演で、しかもヨーロッパ企画さん脚本という異様な豪華さでの“シーズン2”なので、個人的には“シーズン5”くらいの悦びを感じております。もし、“シーズン3”が実現した暁には“シーズン8”くらいの悦びを、“シーズン4”が実現した暁には“シーズン16”くらいの悦びを得られること必至ではないでしょうか…? そんな皮算用は置いておいて、本作に関わっていただいた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

あらすじ

東京・赤羽在住の漫画家・セイノは、「世の中は自分の知らない街ばかりだ」。知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか? それを知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」と叫び、赤羽を飛び出す。向かったのは千葉県・南行徳駅。駅に降り立ったセイノだが、そこで遭遇したものは人気の街にあやかったりなぜかフランスに乗っかったり、お好み焼き屋さんなのに沖縄料理が出てきたり…。ある意味とても個性的な人々と街の姿だった。

番組情報

『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』
フジテレビ系
2022年3月6日(日)放送スタート ※全6回
毎週日曜日 深1・25~1・55
※最終回(4月10日放送)のみ1・35~2・05

出演者:ムロツヨシ 他

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/zenzenshiranai/index.html
公式Twitter:https://twitter.com/zenzenshiranai2
公式Instagram:https://www.instagram.com/zenzenshiranai2

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