ムロツヨシ、“ボス・ベイビー”の縫いぐるみが飲み仲間「目を合わせて無言で愚痴を聞いてくれる」

映画
2021年11月19日
© 2020 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

12月17日(金)に公開される映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」の完成披露試写会が行われ、ムロツヨシ、多部未華子、芳根京子、宮野真守が登壇した。

本作は、全世界で600億円超の興行収入を上げ、2018年に公開された日本でも興行収入34億円超を記録、アカデミー賞でもノミネートされ、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝く「ボス・ベイビー」の待望の続編。

続編の舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビー(ムロ)とティム(宮野)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが“ボス・レディ”(多部)として派遣される。

日本語吹替版キャストを務めた4人は、本作に合わせたドレスコードに沿って、黒いスーツとサングラスで登場。舞台上でキリリとポーズを決め、会場は大きな拍手に包まれた。

4年ぶりにボス・ベイビーの声を担当したムロだが、自身の部屋には前作以来、ずっとボス・ベイビーの縫いぐるみが置いてあるという。「飲み仲間で相方、分身です。ずっと目を合わせてくれて、無言で愚痴を聞いてくれる友です」とボス・ベイビーへの特別な思いを語った。

本作では、大人になったボス・ベイビーの兄・ティムの声を宮野が演じている。ムロは「今回、特に宮野さんには感謝したいです。最初にアフレコをやって、全部声を入れてくださったので、宮野さんの声がある状態でアフレコができて、掛け合いが作れました」と感謝した。

多部は今回が洋画の吹き替え初挑戦。ティムの次女で、ミッションの“司令塔”の役割を果たすボス・レディを演じたが「緊張しました! 前作を拝見して、とてもすてきな声を当てられている方たちの作品に参加できるの楽しみだな、わーい! という軽い気持ちだったんですが、(ボス・レディのせりふは)メチャクチャ早口で、まくし立てるように次から次へとテンポよく進んでいくので、付いていくのに必死で…。声優さんは、体を使うお仕事なんだなと。全身をかけて録りました」と振り返った。

そんな多部に対して、宮野は「この作品は吹き替えの中でも難しいと思います。このせりふ量とスピードに合わせていくって普通は初めてじゃできない。素晴らしいなと思いました!」と称賛を贈った。

芳根は、前作で少年時代のティムの声を演じたが、今回はティムの長女・タビサの声を担当。「ティムは私にとっても初めてで、自然体でやらせてもらったけど、今回はどうしよう? ティムと変えないといけないし、とはいえそんな技術も持ってないし『どうしよう?』と思いながら監督と相談してやらせてもらいました」と役柄チェンジの心境を明かした。

前作でナレーション的な立場で大人になったティムを演じていた宮野だが、本作ではメインキャストで、せりふの量もかなり増えており「ありがたかったです」とニッコリ。演じるにあたって、監督から「(前作で少年のティムを演じた)芳根ちゃんを忘れないで」という指令が下されたそうで「オッサンになり過ぎると『もっと芳根ちゃん感を!』と注意があり、僕の中には常に芳根京子がいました」と笑顔で語った。

ムロは本作について、ボス・ベイビーとティムの兄弟の物語であると同時に「ティムとタビサの親子の話が中心になっています」という。その一方で「取材を受けていると『主役のティムが…』って言う方が何人かいらっしゃったんですが、タイトルをよく見てください。『ボス・ベイビー』ですよ! ボス・ベイビー役は誰ですか? 私ですよ!! このご時世、主役なんてなくて、みんなが主役ですけど、ただ、タイトルは『ボス・ベイビー』だということはお伝えしておきたい!」と自らの存在を力いっぱい熱弁し、会場の笑いを誘った。

ギャップが魅力の本作にちなんで「こう見えて実は○○です」というギャップについて聞かれると、ムロは「(普段は)良くしゃべりますが、心を許した友の前に行くと急に無言になります」と意外な素顔を告白。

続いて多部が「『しっかりしてそう』とか思われがちですが全然しっかりしてないんです。この前は鍵をごみ箱に捨てたり…」と明かすと、ムロから「ちょっといろいろ考え直すそうか…?」とツッコミが。さらに多部が「手に取ったものをすぐ捨てちゃうんです。こないだも枕カバーを買って、未開封のまま捨てました」というと、ムロは「ちょっと一回、ゴミ箱をしまっとこうか?」と、心配そうな表情を浮かべた。

芳根は「いま24歳なんですが、現場でご一緒してる方に『まだ24なんだね』ってすごく言われます。もっと上だと思われていることが多くて…」と告白。過去に教師と生徒の関係を演じたことがあるムロは「大きくなったねぇ…。スーツも着るようになって」と目を細めた。そして宮野は「実は泳げない」「自分の声が好きじゃない。声優に向いてないとか思ってます」とこちらも爆弾発言を連発した。

また「もしもいまの意識のまま赤ちゃんに戻れるなら?」という質問に、ムロは「この質問、良く聞かれるんですが、この歳だと抱っこされることもないので…」と語りつつ「でも、そう言ってそれが文字になると『ダメだよ!』ってなる。ネットニュースで『ムロ、抱っこされたい』となるので…」と語り、会場の前列でメモを取る報道陣に「おストップでお願いします!(笑)」と懇願した。

多部は、手元にある幼い頃の写真が「どれもブサイクなんです…。たまに(TV番組などで)『提出して』といわれるけど、選べないくらい…」と悩みを明かし「いまなら(撮影に慣れて)技術もあるので」とかわいい写真を残すことを希望。芳根は「いっぱい寝て、いっぱい食べて褒められたい。『寝るのが仕事だよ』と言われたい」と笑顔で語った。

宮野は「子供の頃、カリスマに憧れていたので、自分から周りに『遊ぼう』とか言えなかったんですよ。カリスマは誘われるものだと思ってたので。なので、積極的に人を誘って、友達が欲しいです」と明かした。

最後にムロは「いろいろあった2021年でございます。これからも何が起こるか分からない日々が続くと思いますが、この12月は映画館が100%の状態で見られる可能性が高いと思います。2021年の最後のミッションの中に『ボス・ベイビー』を見るというのを加えていただけたら。誰かを思ったり、家族を思ったり、誰かを助けたり、救いの手を伸べたり、そうやって『人って誰かがいないと』『誰かがいるからできることがあるんだ』と思わせてくれる映画です! 皆さん、良き年内を! 楽しく、頑張り過ぎず、うまい具合にさぼって過ごしてください!」と笑顔で呼びかけ、温かい拍手の中、舞台あいさつは幕を閉じた。

イベント情報

「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」吹替版 完成披露試写会
2021年11月18日(木)TOHO シネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7
登壇者:ムロツヨシ、多部未華子、芳根京子、宮野真守

作品情報

「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」
2021年12月17日(金)全国ロードショー

公式HP:bossbaby.jp
公式twitter: @BossBabyJP
公式instagram:@bossbaby_jp
公式Facebook:http://facebook.com/BossBabyJP

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