鈴鹿央士が“クロステイル”している存在は…「BTSさんはすごくオシャレでカッコいい」

ドラマ
2022年03月27日
鈴鹿央士

鈴鹿央士主演の土ドラ『クロステイル 〜探偵教室〜』(東海テレビ・フジテレビ系)が、4月9日(土)から放送スタート。放送に先駆け、鈴鹿へのインタビューが到着した。

本作は、探偵学校を舞台に、心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちを描く、スリルと笑いが満載の新感覚探偵ドラマ。鈴鹿央士演じる主人公の飛田匡は、突然失踪した父親を捜すため探偵学校に入学。年齢や経歴、志望動機もさまざまなクラスメイトに、謎多き校長や個性豊かな講師陣と出会い、実習を重ねるうちに、探偵スキルや大切なことを学んでいく。

そしてこのたび、本作が初座長となる鈴鹿に、役のことや共演者との現場エピソードなどを聞いたインタビューが到着した。

◆まずは、飛田匡を実際演じてみて、いかがですか?

クランクイン前に台本を読んでいた時は「こんなに面白い台本を、僕が面白くなくしちゃったらどうしよう」と不安だったのですが、今でも不安は解消されていないですね(笑)。
台本から匡は常に客観視している印象があったので、クールな感じで行こうと思っていましたが撮影に入って演じていく内に、匡は意外にも人に興味があり、人に寄り添うし、誰に対しても“平等な優しさ”のある大きい心を持った人だと印象が変わってきました。やはり誰かとお芝居をすると、1人で台本を読み、頭の中で考えていたこととは違うことが出てきたりするので、そういう積み重ねの中で、匡が最初よりちょっと柔らかい感じになってきていますね。
撮影初日のお母さん(山口香緖里)とのシーンの匡は、親子という関係性もあってか少し斜に構えて冷たい印象でしたが、後日のクラスメイトとのシーンではそういう印象はなく、人とちゃんと向き合いたいという気持ちで少しアツくなったりする場面もありますからね。

左から)鈴鹿央士、(1人挟んで)堀田真由

◆匡と張り合うクラスメイト・朋香役の堀田真由さんの印象は?

堀田さんは、こちらの行動や言動をよく見ていて、それに対して反応してくれるところがすごいなと思いました。僕はその場で起きたことの全部に目が行き届かなかったりするのですが、堀田さんはすごく視野の広い人なので、その場のお芝居をきちんと見て、役として生きているところがすてきだし、お芝居の仕方として僕もそうありたいと思いました。

◆探偵学校の校長・理子役の檀れいさんの印象は?

檀さんと最初にお会いした時、その美しさのオーラに圧倒されたんですが、何度会ってもその美のオーラには慣れないですね。やっぱり毎回ハッ! てなります。でも、とてもお茶目な方で、探偵のスキルとして檀さんが変装するシーンが出てくるのですが、その撮影時はめちゃくちゃ真剣にキビキビと、しかも美しい所作でやられるから、それが本当に面白いんですよね。いろんな檀さんが見られるのもドラマの見どころの1つだと思います!

◆匡の父・迅平役の板尾創路さんの印象は?

飛田迅平という役もあってか、板尾さんは独特なテンポで個性を出してきてくださるので僕は「埋もれないように」と思いながら共演しています。
板尾さんって、すごい気さくに話しかけてくださるんですよ。例えば、初めての撮影で身長や体重を質問されて「細いね」という話から「僕、筋肉が付きづらいんです」と答えたら、僕と同い年ぐらいの時の板尾さんはすごいガリガリだったらしくて「歳を重ねていくと肉も付きやすくなるから、もうちょっとしたら自然と付くよ」と教えてくれたり。
外でロケをしていた時、板尾さんが眼鏡をかけていて「まぶしいやんね〜」と話してこられて、僕は劇用の眼鏡だと思って「やっぱり迅平は変装とかするんですね?」と聞いたら「いや、これ花粉用」と答えられて思わず笑ったり。僕は自分から話しかけるタイプじゃないので、板尾さんが自然と笑顔になるような話をしてくださって、そういうのもきっと親子という役作りの1つだったんですね。

左から)鈴鹿央士、山口香緖里、板尾創路

◆講師の南武役・髙田延彦さんの印象は?

髙田さんはお茶目な方で面白すぎて、みんなのツボ! カメラが回ると“南武先生”なんですが、カメラが回っていない時に藤巻(草川拓弥)を楽しそうにイジるんですよ。
例えば、藤巻は競争心が強いから南武先生にもいろいろ言ったりするんですが、それに対して南武先生が真顔で「藤巻、なんだよ!」ってすごんだ後にすぐ満面の笑みでイジるので、僕らはそのギャップにすっかり心をつかまれていましたね。

◆撮影が進む中、苦労している点はありますか?

探偵学校の先生方のキャラクターが本当に面白いので、撮影中に笑いをこらえるのが大変で、その点が一番苦労しています。
第1話から登場する南武先生もそうだし、第2話の瑠依先生(冨樫真)はスゴ過ぎたし、第3話の先生なんて名前が正田正一(森岡豊)ですから(笑)。僕らは「しょうしょう」とあだ名で呼んでいました。先生にあだ名を付けたのは今回が初めてですが、これから毎回あだ名を付けていくかもしれないですね。

◆初座長として心掛けていることは? 現状の自己採点は?

周りの方々が作ってくれる雰囲気を崩さないようにすることですね。自分が率先して引っ張っていくのではなく、みんなで横一列に並んで、一緒に前進できればいいなと思っています。
初座長っぷりを自己採点するなら100点満点中84点。作風もあって明るい現場でありたいと思うし、台本を読んで考えて出てきたものや現場で出てくるものを自由に出せる雰囲気でありたいと思っているのですが、みんなでそういう雰囲気を作れているので現状、割と高得点です!

鈴鹿央士

◆気になることがあると眠れなくなる匡。鈴鹿さんの快眠法は?

意地でもベッドに寝転ぶことと、お香を焚いてリラックスすることです。
お香はベッドサイドではなく部屋の端に置いて「ちょっと匂いが来るかな?」ぐらいの感じで。照明は豆電球だけにして、漂う煙がうっすら見える状態で「この煙はどこに消えるのかな? 成分はどうなっているんだろう?」とか考えていると、いつの間にか寝ていますね(笑)。

◆本作タイトルにかけて、今“クロステイル(接近尾行)しているもの”は?

BTSがすごく好きで、BTSの方の私服とか衣装とか、どのブランドでどの服を着ているのかをSNSでチェックして、同じものは着られないですけど、似たものを探して買ったりしています。BTSの皆さんはすごくオシャレでかっこいいのでクロステイルしていますね。
メイクまでは真似していないのですが、コラボ商品が出るとチェックはしていて、まだポチッとする(買う)勇気はないんですけど、多分もうじきし始めますね、危ないです(笑)。

◆最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

第1話から個性の強いキャラクターが登場し、その1人ひとりの良さが出ています。スピーディーな展開で笑えるシーンもあります。先生のクセのスゴさとか全部がギュッと詰まったのが第1話。いろんな要素が散りばめられた回なので、いろんなところに目を凝らして見ていただけるとうれしいし、それが後々また楽しめると思います。
普通に暮らしていたら探偵のスキルを学ぶことなんてないので、僕らも真剣に授業に取り組んでいます。探偵というものが出来上がっていく過程を見てほしいし、僕らの成長も見届けてほしいですね。
4月から新生活が始まる方、新しく仕事が始まる方など、いろんな方に土曜の夜を楽しく過ごしていただけるドラマになっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください!

第1話あらすじ

左から)鈴鹿央士、堀田真由

就職できずに迎えた大学卒業の日、飛田匡(鈴鹿央士)の父・迅平(板尾創路)が失踪! 父を捜すため、匡は探偵学校に入学する。そこで出会った、謎多き校長・新偕理子(檀れい)や、他人の秘密が大好きな芹沢朋香(堀田真由)ほか、経歴も入学動機もさまざまなクラスメートたち。鬼講師・南武辰彦(髙田延彦)の指導の元、匡たちは早速街で尾行の実習をするが…。人の心の謎を通じて成長する探偵の卵たちを描いたスリルと笑いのヒューマンドラマ、ここに開幕!!

番組情報

『クロステイル ~探偵教室~』
東海テレビ・フジテレビ系
2022年4月9日(土)放送スタート
毎週(土)後11・40~深0・35

出演:鈴鹿央士、堀田真由、草川拓弥、篠田麻里子、福山翔大、伊藤正之、遊佐亮介、山口香緖里※・檀れい(特別出演)、板尾創路

公式Twitter:https://twitter.com/tokaitv_dodra
公式Instagram:https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

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