7月スタートの新水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)で、橋本愛が主演を務めることが決定。地上波民放連続ドラマ初主演となる橋本から、コメントが到着した。
脚本に遊川和彦、プロデューサーに大平太の『家政婦のミタ』コンビが新たに描くのは、「合格率100%を誇る謎の家庭教師」が主人公のヒューマンドラマ。謎の家庭教師・トラコが、それぞれの問題を抱えた3つの「家庭を教師する」物語だ。
生活レベルも全く違う3人の母親に共通するのは、「自分の子供を志望校に合格させたい!」という切実な願い。いっぽう、3人の子供たちも、親には言えない「深刻な問題」を抱えていた。
そんな子供たちにトラコが教えるのは、勉強以外に生きていく上でとても大切な“正しいお金の使い方”。はじめはトラコに対して疑心暗鬼だった親たちも、少しずつ成長していく子供たちを前に、自分たちの人生に自信を持ち始め、新しい家族のあり方を模索するようになっていく。
橋本が演じる根津寅子は、3つの家族の生徒に合わせて風貌を変えて登場。無駄なお金の使い方を嫌というほど見てきた彼女には、大いなる野望があった。そのためには街の権力者たちの子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めていく。いつも携えているキャリーバッグには 大金が詰まっているという噂も。
授業の日は生徒の家に一泊し、 週一で幼なじみの福多のマンションに戻ると、スウェットに着替え、あらゆるジャンルの本を読み漁る。生徒には対等だが、母親にはなぜか異常に厳しいというキャラクターだ。
今回の発表に際して、橋本は「今回のお話で面白いと思ったのは、トラコが実は、『家庭の教師』であるというところです。ただ単に勉強を教えるだけではなくて、家庭そのものにアプローチしていく姿がすごく面白いなと思います」と語る。
また「トラコ自身も成長しつつ、触れ合う人たちの心や環境が変わっていくというストーリーは、誰かにとっての小さな希望になるかもしれないと思ったので、この作品で力を尽くしたいなと思いました」と意気込みを述べた。コメント全文は次ページに掲載。