東山紀之と観月ありさがドラマ初共演!「大人のラブ・ロマンスが見どころ」『刑事7人』第9話

ドラマ
2022年09月07日
『刑事7人』左から)東山紀之、観月ありさ©テレビ朝日

9月7日(水)放送の『刑事7人』(テレビ朝日系 午後9時〜9時54分)の第9話に、観月ありさがゲスト出演。主演・東山紀之と観月からコメントが到着した。

2015年に放送開始して以来、東山紀之演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。もはや“水9”の刑事ドラマ枠で、なくてはならない存在となっている。

早くも最終話を目前に控えた最新章『Season8』だが、9月7日(水)放送の第9話では、天樹に危険な恋の予感が。ミステリアスで妖艶な女性容疑者に翻弄される、大人のラブ・ロマンスが展開する。

第9話は、入浴中にスタンガンを何者かに湯舟に投げ込まれたことによって感電死した、広大な屋敷に住む資産家の遺体が発見されるところから始まる。やがて、天樹は被害者の妻・由美(観月ありさ)と出会うが、彼女の妖しい魅力にいち早く危険を察知。

独自の捜査で、被害者とは10年前に1度離婚しながらも、3年前に再婚していたことなどを知る。さらに、屋敷はさまざまな罠が仕掛けられた“殺人屋敷”であることも発覚。そのうち、由美は天樹に妖艶な雰囲気をまといながら近づいていく。

東山と観月は今回がドラマ初共演となるが、実は1991年、観月がシングル「伝説の少女」で歌手デビューを果たした頃、1度だけ『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で一緒になったことがあるという。

「ドラマでの共演は初めてですが、観月さんのことは、ずいぶん昔から知っています。1度『ミュージックステーション』で出会っていて、観月さんの後ろに僕らが立っていた記憶があります」と東山。

このエピソードに観月も呼応し、「よく覚えています。当時14歳くらいでしたので、後ろにいらっしゃる東山さんたちのオーラがすごくて…。本番前に登場順に並んだのですが、『前に立っちゃって大丈夫なのかな?』と恐れおののいていました(笑)」と笑顔で回想した。

『刑事7人』観月ありさ©テレビ朝日

そんな今回は、撮影の数日前にスケジュールを合わせ、事前リハーサルを行ったそう。東山は、「観月さんと目と目を合わせる場面では、より自然になるようにアイデアを出し合いました。大人な感じの雰囲気がほしかったので、わがままを言わせていただきましたが、快く引き受けて下さいました」と良いコミュニケーションが図れたことを告白。

一方の観月も、「ふたりのラブ・ロマンス的な要素のあるお話で、どこまで由美が天樹さんを翻弄できるのかの見せ場のシーンでした。リハーサルをさせていただいて、東山さんに動きのレクチャーもしていただけたことで、安心して乗り切ることができました」と、満足のいくシーンとなったことを強調した。

東山自身が「『Season8』ならではと言える異色の回」と語る、第9話。観月も「ちょっと甘酸っぱい“大人のラブ・ロマンス”が見どころの、すてきなお話です」と自信をのぞかせている。両名から寄せられたコメント全文は、次ページに掲載。

天樹悠役・東山紀之 コメント

ドラマでの共演は初めてですが、観月さんのことは、ずいぶん昔から知っています。一度『ミュージックステーション』で出会っていて、観月さんの後ろに僕らが立っていた記憶があります。そんな観月さんが『刑事7人』に出て下さり初めてドラマで共演するのは、何か不思議な気持ちですね。
今回は、天樹に恋にも似た感情が生まれますが、それに説得力を出して下さったのが観月さんの存在でした。炎天下の中での撮影となりましたが、観月さんと目と目を合わせる場面では、より自然になるようにアイデアを出し合いました。大人な感じの雰囲気がほしかったので、わがままを言わせていただきましたが、快く引き受けて下さいました。
容疑者の女性と天樹が立場を超えて向き合う…『Season8』ならではと言える異色の回だと思います。はたして、由美という女性は何者なのか? そして天樹との関係は? 探りながら楽しんでいただければと思います。

篠宮由美役・観月ありさ コメント

『ミュージックステーション』で初めてお会いしたことは、よく覚えています。当時14歳くらいでしたので、後ろにいらっしゃる東山さんたちのオーラがすごくて…。本番前に登場順に並んだのですが、「前に立っちゃって大丈夫なのかな?」と恐れおののいていました(笑)。
炎天下での屋敷の庭での撮影は、ふたりのラブ・ロマンス的な要素のあるお話で、どこまで由美が天樹さんを翻弄できるのかの見せ場のシーンでした。リハーサルをさせていただいて、東山さんに動きのレクチャーもしていただけたことで、安心して乗り切ることができました。
天樹さんが、はじめて容疑者の女性に不思議な感情を抱く、ちょっと甘酸っぱい《大人のラブ・ロマンス》が見どころの、すてきなお話です。由美が天樹さんをきちんと翻弄できているのか(笑)、お楽しみに!

第9話あらすじ

広大な屋敷に住む大地主の資産家・篠宮武(陰山 泰)の遺体が、自宅の浴室で発見される。入浴中に、スタンガンを湯舟に投げ込まれたことによる感電死だった。屋敷を調べる天樹悠(東山紀之)ら新専従捜査班メンバーは、防犯カメラのコードが切断されていることなどから、計画的な犯行も視野に入れる。
翌朝、静岡県で行われた同窓会に出席し、留守にしていた武の妻・由美(観月ありさ)が遺体安置所に訪れ、夫と無言の再会を果たす。その際に流した涙を、天樹は黙って見つめる。
いっぽう、坂下路敏(小瀧望)の聞き込みから、由美の事件当日のアリバイと食い違う事実があることが判明。片桐正敏(吉田鋼太郎)は由美の妖しい魅力に危険を察知し、彼女の身辺の調査を命じるも、天樹はすでに由美の資料の詳細に目を通していて…。
天樹は屋敷に出向き、1か月前に由美が傷害事件の被害に遭っていたこと、武とは10年前に1度離婚したものの、3年前に再婚したことなど、調べた事実を由美にぶつける。しかしその時、一緒に臨場していた海老沢芳樹(田辺誠一)の悲鳴が! 庭の石段につまづき、杭に顔が突き刺さる寸前で…。その様子を、由美は縁側から凝視しているのだった。
さらには、天樹の目の前で天井からシャンデリアが落ちる!
ここはまるで何者かに細工された《殺人屋敷》のようだ――
その後の調べで、庭の手入れは庭師の男・財前和馬(野村祐希)がすべて行っていることと、由美の強い希望で、武の死後、全財産を彼女に相続すると遺言書を書き直していたことが発覚。やはり、由美の財産目当てによる犯行なのだろうか…!?
やがて、由美が艶やかな瞳で見つめ、天樹に近づいて――。はたして彼女の思惑とは? その時、天樹は…!? そして、由美にまつわる衝撃の真実が発覚するのだった――。

番組情報

『刑事7人』
テレビ朝日系
毎週水曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_08/

©テレビ朝日