小栗旬×石原さとみのラブストーリー『リッチマン、プアウーマン』がスリランカで放送

ドラマ
2022年12月06日
『リッチマン、プアウーマン』
『リッチマン、プアウーマン』左から)アシュ・マーラシンハ、大多亮 ©フジテレビ

フジテレビが2012年に制作・放送したドラマ『リッチマン、プアウーマン』が、2023年2月以降にスリランカの公共放送SLRC(スリランカテレビ放送協会)で放送されることが決まった。

『リッチマン、プアウーマン』は、人間的に欠落した部分が多分にあるが、偶然と運で「Forbes」にも掲載されるビリオネアとなったIT企業社長(小栗旬)と、将来困らないようにと勉強や資格取得を励んできたにも関わらず、就職先が見つからない東大生(石原さとみ)、生活スタイルも価値観もまるで異なる2人の恋を描いた格差1000億円のラブストーリー。2012年7月~9月期に月9枠で放送され、世帯平均視聴率(全11回)で12.4%を獲得したヒット作品だ。

2022年は、日本とスリランカが外交関係を樹立してから70周年となる記念の年。日本の第二次世界大戦敗戦から6年後の1951年に開かれたサンフランシスコ講和会議で、日本と連合国各国の間で平和条約が調印され日本は主権を回復した。

この会議で、スリランカ(当時セイロン)のジャヤワルダナ財務相(後の大統領)が、釈迦の一節を引用して日本への賠償請求権を放棄することを表明し、「日本は自由であるべきだ」と国際社会の一員として受け入れるよう訴える演説を行い、日本の国際社会復帰への道を作ったと言われている。翌1952年に日本とスリランカは国交を樹立。70周年を迎える今年、現地スリランカでは数多くの記念イベントが行われている。

そんな中、在スリランカ日本大使館のサポートや、番組スポンサーになった現地企業GSDA(Global Skills Development Academy)などの協力もあり、『リッチマン、プアウーマン』が日・スリランカ外交関係樹立70周年記念ドラマとして選ばれた。

SLRCはすでに翻訳作業を終えて、12月中旬からは吹き替えのアフレコを始める予定。放送に向けた準備が急ピッチで進められている。作業が終わり次第、2023年2月をめどにスリランカのお茶の間に『リッチマン、プアウーマン』が届けられることになる。

大多亮(フジテレビ専務取締役)コメント

日本とスリランカの大きな節目を祝う記念ドラマとして、弊社の人気ドラマ『リッチマン、プアウーマン』が選ばれ、スリランカの公共放送で初めて放送されることになったことを大変うれしく思っています。スリランカではこのたび、日本語を義務教育で学ぶ言語の一つに取り入れることを決めたと聞いていますので、今後、日本のドラマがもっとスリランカで放送されるようになればいいと期待しています。

W. B. Ganegala(SLRC会長)コメント

SLRCは今年で創立40周年を迎えますが、この同じ年に、日本とスリランカの外交関係樹立70周年を迎えることを記念して、フジテレビの人気ドラマを放送できることになり、このようなコメントを送る機会をいただけたことを大変うれしく思っております。
SLRCは日本政府からの三つの無償援助プロジェクトの下、1982年2月15日に設立され、1986年にスタジオと送信設備を拡張し、1998年にはデジタル技術を使ってオリジナルの設備のほとんどを修復しました。人気テレビドラマ『リッチマン、プアウーマン』をSLRCに提供してくださったフジテレビと在スリランカ日本大使館には大変感謝しております。このテレビシリーズがSLRCの視聴者の間で人気を博すのは間違いないと確信しています。
我々は今後もフジテレビおよび日本大使館と緊密に協力していけることを楽しみにしています。

水越英明(駐スリランカ日本国特命全権大使)コメント

日本で大きな人気を博したドラマ『リッチマン、プアウーマン』のスリランカ放映が決定されたことをお喜び申し上げるとともに、放映に向けてご努力されたフジテレビ及びSLRCに深く感謝申し上げます。私も大変楽しく最後まで視聴しましたが、このドラマは、先進的なIT企業を舞台にした若い社長と就職活動に苦労する女子大生の恋物語を通じて、今の日本の若者世代の世相を見事に描き出しています。現在厳しい経済危機にあるスリランカでは若者たちの間に日本語学習、日本留学そしてIT業界を始めとした日本での就職に大きな関心が集まっています。そういう中でこのドラマの放映でスリランカにおける日本への関心や日本語学習意欲が一層広がることが期待されます。日本・スリランカ外交関係樹立70周年にあたる本年、このような素晴らしい決定が行われたことにあらためて感謝いたします。

会社概要

SLRC(Sri Lanka Rupavahini Corporationスリランカテレビ放送協会)

日本政府の援助で1982年に開局したスリランカ最大のテレビ局で、会長は政府のマスメディア大臣によって任命される。全土をカバーする基幹チャンネル、英語チャンネル、タミル語のチャンネルを運営している。
http://www.rupavahini.lk/

GSDA(Global Skills Development Academy)

2021年にスリランカで登録された会社で、日本に技能実習生を送るための訓練学校や日本語学校などを運営している。これまでに日本の特定技能1号にあたる1300人の労働者を養成してきた。

番組情報

『リッチマン、プアウーマン』
『リッチマン、プアウーマン』©フジテレビ

『リッチマン、プアウーマン』
フジテレビ系
日本:2012年7月9日(月)~9月17日(月)全11回
スリランカ:2023年2月以降