常盤貴子が芳根京子を鼓舞する開発部部長に『それってパクリじゃないですか?』【コメントあり】

ドラマ
2023年03月06日
『それってパクリじゃないですか?』に出演する常盤貴子©日本テレビ

芳根京子が主演を務め、重岡大毅(ジャニーズWEST)が共演する水曜ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)が4月12日(水)スタート。さらに常盤貴子の出演も決定し、コメントが到着した。

本作は、奥乃桜子による小説「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」が原作の“知的財産エンタメドラマ”。飲料メーカーで開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生し、情報漏えいの疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)が、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)と共に特許を取り戻すために奮闘する。

『半沢直樹』『下町ロケット』『君と世界が終わる日に』Season3 など骨太で熱いエンターテインメント作品を手掛けてきた丑尾健太郎が脚本を担当し、主人公の成長物語だけではなく、仕事にまつわる出来事のリアリティにもこだわり描いていく。

このたび、亜季を鼓舞し北脇と対峙する開発部の部長・高梨伊織役で、常盤貴子の出演が決定。日本テレビの連続ドラマ出演は1995年の『禁じられた遊び』以来およそ30年ぶりのことで、芳根とは『向日葵の丘1983年・夏』(2015年)以来の共演となる。

「すごく面白い作品だと思いました。プロデューサーの枝見さんからの温かい熱心なお手紙と番組企画書を拝見して出演を決めました」という常盤は、中堅飲料メーカーで通称<女帝>と呼ばれる、存在感と実力をあわせもつ開発部長高梨を演じることについて、「開発者たちのために常に自分を信じて慎重に選択していかなければという信念でやっている。開発部のみんなを温かい目で見守る存在でありたい」とコメント。

クランクインは、重要な会議室のシーン。ベテラン常盤のせりふ一つで現場の雰囲気が変わる中、共演する芳根・重岡の印象について聞かれると、「かわゆくて、かわゆくて(笑)。対面している共演者の方々と頷きながら愛でていました」と、打って変って柔らかな表情で振り返り、「現場の雰囲気もいいし、このメンバーだからこその記憶に残るドラマができるものではないかという期待感があります」と自信をのぞかせた。常盤のコメント全文は次ページに掲載。

常盤貴子 コメント

◆クランクインしたばかりですが今回の作品や役柄(「月夜野の女帝」高梨伊織)についての想いなどお聞かせください。

知財というものをあまり知らなかったので、「知らなかったことを知れる」すごく面白い作品だと思いました。
過去にせりふでは「知的財産権」を説明したこともあるのですが、その時は知財の範囲が分かっていなかったんです。それを今回いろいろなパターンで教えてもらえることによって、自分の生活の中で目に触れるものが知財に守られていることを知ることが出来ますし、それが、多くの人たちの汗と涙の結晶によるものなんだと思うと、いとおしくなってしまいます。
普段何気なく飲んでいたボトルなどを見る目が変わってきている気がします。「ここまで来るのに大変だったね~」って(笑)そのことを知れたことが人として楽しいことでした。
部長の高梨を演じるにあたって、ここをブレさせないようにと思っているのは、自分も「開発」と「開発部」が大好きで、その開発部のみんなを守るためにいまそこにいること。だから開発部のみんなを温かい目で見守る存在でありたいなと思っています。
主人公に対し、強いせりふで厳しくあたる会議室のシーンでは、共演者の方が「高梨部長は強いね!」とおっしゃっていましたが、高梨はもともとやりたいことがはっきりしていると思うんですね。いままでも「私はこれが正しいと思う」とジャッジしてきた人だと思うので、開発者たちのために常に自分を信じて慎重に選択していかなければという信念でやっているんじゃないのかなと。だから「女帝」と言われるのかもしれないですし、強くあらねば、と思っているところもあるんだと思います。

◆幅広い役を演じられている常盤さんですが、今回のヒロイン芳根さん、そして重岡さんについてはどのような印象をお持ちですか?

愛らしいんですよ~。芳根京子ちゃんが高校生の頃に映画でご一緒したことがあって、その時は自分が高校生の頃の役をやってくれたので失礼ながら今だに自分の分身的なイメージを勝手に持ってしまっていて。
いまご一緒していても、小動物みたいなかわいさがあって、「かわゆいなー」みたいな感じで既に癒やされています。
重岡君も顔合わせの本読みの時の印象が本当にかわいくて! すごい緊張してらして、でもみんなを盛り上げようとしている姿に「なんてすてきな人なんだろう。かわゆいなーこの人も」と、同じく対面している共演者の方々と頷きながら愛でていました(笑)。

◆芳根さんは26歳を迎えたばかり、幅広い役をこなしてきたご自身と比較していかがですか?

少女のようなピュアさをキープされているのがすごいなと。自分の頃はもうちょっと大人びてみせようとかしていた気がするので。たぶんご家族も仲がいいんじゃないですかね。すごく幸せなご家庭で温かい愛情に恵まれて育ってきているのかなと。それが性格にもお顔にも出ている気がしますね。願わくばこれからは、京子ちゃんがずっと笑っていられる世の中であってほしい(笑)。もう親のような気分です! 彼女が悲しい顔をするのを見たくないですもん。

◆地上波連ドラは『グッドワイフ』以来、4年ぶりですが、お話があったときの感想は?

プロデューサーの枝見さんから温かい熱心なお手紙を頂いて、正直それでほとんど自分の中では決まっていたのですが一応企画書も拝見しました。想いをもって作っていらっしゃるのが最初から分かっていたので、ドラマの内容はもちろん面白かったんですが、そういう志のある人たちと物作りが出来るタイミングで私にお声がけしていただけたのがすごくうれしくて、どんな役でも参加したいと思っていました。台本を読ませていただいて「やっぱりこういう人たちが作る作品は面白いなぁ」とワクワクしたので、現場に入るのもすごく楽しみでした。

◆これから長丁場になりますが、ドラマスタートに向けて視聴者の方にメッセージをお願いいたします。

今、このメンバーだからこそのドラマを見てもらいたいですね。
本当に現場の雰囲気もいいし、みんな個性を出しつつ役割をちゃんと分かってらっしゃる方々だから、その中でみんながどれだけ楽しく自由に生きられるか。
このメンバーだからこその記憶に残るドラマが出来るのではないかなという期待感があります。ぜひその目撃者として参加していただけたらうれしいです。

番組情報

『それってパクリじゃないですか?』
日本テレビ系
2023年4月12日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~

<キャスト>
芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、常盤貴子

<スタッフ>
原作:奥乃桜子著/集英社オレンジ文庫『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』
脚本:丑尾健太郎
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:枝見洋子、森雅弘、岡宅真由美(アバンズゲート)
演出:中島悟 ほか
制作協力:AX-ON、アバンズゲート
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/sorepaku/
番組公式Twitter:@sorepaku_ntv
番組公式Instagram:@sorepaku_ntv
番組公式TikTok:@sorepaku_ntv

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