土屋太鳳が生田斗真主演『警部補ダイマジン』出演決定!「細かい愛情をたくさん感じる、素晴らしい撮影現場」

ドラマ
2023年05月19日
『警部補ダイマジン』左から)向井理、生田斗真、土屋太鳳 ©テレビ朝日

7月スタートの生田斗真主演ドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系 毎週金曜 午後11時15分〜 ※一部地域を除く)に、土屋太鳳の出演が決定。コメントが到着した。

この夏、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠に主演・生田斗真×監督・三池崇史という強力タッグで贈る斬新かつ刺激的な作品が誕生。この最強の布陣で挑むのは、ヒット作『クロコーチ』を生み出したリチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの最新作であり、ピカレスク・サスペンスとして話題の人気漫画『警部補ダイマジン』(「週刊漫画ゴラク」連載中、日本文芸社刊)のドラマ化。

主人公の正義感の強い警視庁捜査一課のエース“ダイマジン”こと台場陣(生田)が、弱みを握られたことで飼い主となった平安才門(向井理)に召使いのようにこき使われながら、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪を持って悪を制す。そんなダークヒーローが巨悪に挑む物語だ。

そんな本作に、土屋太鳳の参戦が決定。土屋が本作で演じるのは、警視庁捜査一課強行犯第四係の刑事・七夕夕夏(たなばた・ゆうか)。向井とはドラマ『鉄の骨』(2019年)、『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』(2019年)で共演経験を持つが、生田とは本作が初共演。さらに、念願の三池作品初参戦となる。

出演が決まり、「何より三池監督、生田斗真さんと初めてご一緒できるというのがとてもうれしかった」と喜びを語った土屋。実際に撮影が始まってからも「いろいろな視点に“気づき”を覚える瞬間が多かったです。そして何よりもカット割にワクワクしていた自分がいます!」と、三池組の現場にテンションが上がった様子。

さらに、「生田さんはいい意味でちゃんと力を抜くことができるから、本番で爆発できるんだなと感じました。向井さんは難しいせりふでもスピードを落とさないんです。『スタイルもよくて、頭の回転も早いのか!』と思っていました(笑)」とキャスト陣への信頼も明かした。

土屋が「いろんなところで細かい愛情をたくさん感じて…本当に素晴らしい現場でした」と語った三池組が生み出す、この夏イチバンの過激作『警部補ダイマジン』は7月放送スタート。
土屋が演じる役柄の詳細とコメント全文は以下を参照。

七夕夕夏役・土屋太鳳
『警部補ダイマジン』土屋太鳳 ©テレビ朝日

<役柄>
警視庁捜査一課強行犯第四係の刑事。階級は巡査部長。
幼女連続誘拐殺人事件の犯人が元警察庁の重鎮だと目星をつけて捜査していたが、その人物が死亡、自殺として処理されたことに疑問を感じる。真相を追ううちに、誘拐されたが唯一救出された幼女が証言した「ぼさぼさ頭のコートを着た大きなおじちゃん」という犯人の特徴が、台場にピッタリ当てはまることに気付く。カマをかけた際、台場が見せた挙動不審な態度から彼が犯人だと確信し、興味津々で行確を開始。しかし、彼に張り付いているうちに、徐々に台場の人柄に引かれ始めて…!? やがて台場や平安と共に強大な敵に立ち向かっていくことになる。

<コメント>

◆本作に出演が決まった際のお気持ちと、脚本を読まれた感想をお聞かせください。

いつかこの枠に出てみたいと思っていたんです! 何より三池監督、生田斗真さんと初めてご一緒できるというのがとてもうれしかったです。実は私、「事件ものの作品だから一話完結かな?」と思っていたんですよ。だから最後まで同じ事件を扱うことにビックリしました。こういうドラマは久しぶりで、ワクワクしましたね。

◆七夕夕夏はどんな人物だと捉えていますか? また実際に演じてみていかがですか?

すごく素直な人だと思います。夕夏の「知りたいと思ったことを追求するパワー」が、私のお芝居に対する気持ちと少し似ているように感じたので、演じていてとても共感できましたし、気持ちよかったです。原作には少しコメディー要素があって、そういった部分も台本に絶妙に組み込まれていたのですが、それをどのくらい表現すればいいのか、その時に起きている事件のシリアスさと照らし合わせながら撮影に臨みました。三池監督は、私のそういう感覚を、言葉を交わさずともくみ取ってくださっていた気がします。

◆生田さんとは初共演、向井さんとは何度か共演されていますが、ご一緒していかがですか?

生田さんとは、撮影に入る前に京都の撮影所でお会いしたんです。ご挨拶させていただいた瞬間、「よろしくね!」って空気を明るくしてくださったんですよ。その時、これだけパワーのある方とご一緒できるんだったら、現場もきっと大丈夫だろうなという安心感をいただきました。実際にキャストやスタッフの皆さんとすごくナチュラルに接する方なので、「みんなが無理せず、その場にいる」というスタンスの現場が出来上がっていて、私も本当にリラックスできました。生田さんの映像作品を拝見していると、すごくストイックなイメージだったんですけど、いい意味でちゃんと力を抜くことができるからこそ、本番であれほど爆発できるんだなと納得しました。
向井さんは、素晴らしいスタイルに毎日圧倒されそうになりましたけど、現場ではすごくラフに声を掛けてくださいますし、いろいろな話をしてくださるので、待ち時間がとても楽しいんです。仕事についてもプライベートについても、大人としてのいろいろな意見を聞かせてくださって、勉強になりました。あと、向井さんは“せりふに句読点を付けない”んです。私は難しいせりふが多いと、つい句読点を付けてスピードを落として、かまないように守りに入ってしまうんですけど、向井さんはそういう小手先のことを全くしていらっしゃらなかったので、素晴らしいなと思いました。頭の回転が速い方なのだと思います。でも完璧なだけでなく、ちょっとイジらせていただく隙も与えてくださるので、そこも魅力だなと思います。

◆本作で初めて三池監督とご一緒したお気持ちもお聞かせください。

三池監督は、本番での緊張感と現場の温かさ、この緩急が本当にしっかりしていて、キャラクターやシーンの説明がすごくお上手な監督でした。例えば、“今どういう不安を感じているのか”とか“どうして不信感を抱いているのか”などを表現するシーンでも、決めつけ過ぎずに提案をしてくださるので、いろいろな視点に“気づき”を覚える瞬間が多かったと思います。そしてカット割が本当に素晴らしく、私は毎回ワクワクしていました! 現場におけるさまざまな判断も本当に早かったですし、作品に対しても人に対しても細かい愛情をたくさん感じることができて、「三池組」の素晴らしさを実感できる温かい現場でした。心から感謝しています!

◆≪法では裁けない悪≫を秘密裏に始末する究極のダークヒーロー・台場が暗躍するピカレスク・サスペンスというこの刺激的な作品の魅力とは?

どんな世界にも光が当たれば影ができますよね? そういうこの世の「陰」の部分をテレビできちんと表現するということ、それ自体が挑戦だと思います。でもこの作品は、その「陰」の部分にもちゃんと愛情をもって「これをどう思いますか?」って誠実に問い掛けているんです。私はその“誠実さ”が魅力だと思います。

番組情報

『警部補ダイマジン』
テレビ朝日系
2023年7月放送スタート
毎週金曜 午後11時15分~ ※一部地域を除く

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/daimajin/

©テレビ朝日