阿部寛「圧倒的な生きざまを気負うことなく表現したいと思った」武田信玄ラストシーンに込めた思い『どうする家康』

ドラマ
2023年05月21日
『どうする家康』©NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時ほか)で、武田信玄役を演じる阿部寛からコメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

阿部演じる武田信玄は戦国最強のレジェンド。家康のなすこと全てを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す。戦国を生き抜く厳しさを知らしめる、家康にとって生きる教科書のような人物。生前も死後も家康を苦しませ続け、やがてその苦しみが自らの糧となっていることを知る。

阿部寛 コメント

『どうする家康』©NHK

◆19回冒頭の信濃の山道のラストシーン、どのようなお気持ちで演じられましたか。

道半ばにして倒れますが、やれるところまでやり切った圧倒的な生き様を、気負うことなく表現したいと思い、やらせていただきました。

◆息子・勝頼との親子関係も印象的でしたが、眞栄田郷敦さんとご一緒されていかがでしたか。

眞栄田さんとは初共演でしたが、彼はすごく気持ちの良い人です。お父さんともお仕事でご一緒したことがあるので、そういう意味でも今回父親役ができることはうれしく思っていました。
勝頼は信玄亡き後も、その遺志を継いでいくわけですが、それが彼の芝居からもにじみ出ていましたし、せりふのキレも良いです。それはお芝居というよりも、眞栄田さん自身が持っている本質的なものだと思います。真っすぐで潔く、武田の精神が乗り移っているかのような方だなと思いました。

『どうする家康』©NHK

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
毎週日曜
NHK総合 午後8時~
BSプレミアム/BS4K 午後6時~

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

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