『らんまん』タイトルバックがリニューアル 演出・津田温子「万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)の人生が満開になるように」

ドラマ
2023年07月03日
『らんまん』©NHK

 

神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時 ほか)のタイトルバックが、7月3日(月)放送の第14週よりリニューアルした。

連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎(神木隆之介)。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。

そんな本作のタイトルバックが、7月3日(月)放送の第14週よりリニューアル。制作を担当した&FICTION!の上田大樹、『らんまん』演出の津田温子によるコメントは以下を参照。

制作・&FICTION! 上田大樹 コメント

今回、物語の進展に伴って、タイトルバックも少しだけ…小さいけれど大きな変化をしています。
アニメーション部分に寿恵子(浜辺美波)さんが加わり、植物のカットも新たにいくつか撮り下ろしました。
共に歩んでいく、万太郎と寿恵子の物語の先をこれからも見守っていただけるとうれしいです。

演出・津田温子 コメント

『らんまん』のタイトルバックは「あふれる」というテーマで制作しました。第13週で万太郎は祖母・タキ(松坂慶子)との別れがありましたが、第14週からは万太郎、寿恵子が人生を共にするパートナーとして2人で冒険を始めます。リニューアルしたタイトルバックは「人生を楽しんでいこう」という気持ちがあふれるような映像にしようと考えながら制作しました。
タイトルバックに登場する実写の植物は全て高知県内で撮影しました。桜など春に咲き誇る花々のカットは万太郎、寿恵子のこれからの人生が満開になるように、という思いを込めています。また、第13週のタイトルが「ヤマザクラ」だったのでそこからの流れも意識しています。撮影には高知県立牧野植物園の方々にもご協力いただきました。
映像の最後で神木隆之介さん演じる万太郎が持ってくる花はソナレノギクです。このパートは昨年10月の高知ロケで撮影しました。このカットは、大切な人、万太郎にとっては寿恵子が画面の先にいることをイメージして演じていただきました。
また、途中から映像内で飛んでいるキャラクターに寿恵子も加わり、2人で人生を冒険する様子が映像にできて私もうれしいです。

番組情報

連続テレビ小説『らんまん』
NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~ ※土曜は一週間の振り返り
BSプレミアム/BS4K 毎週月曜~金曜 午前7時30分~

©NHK