『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』シーズン2、24年春放送「アン子 大いに怒る」「鉄人をひろったよ」など新たに8作品を実写ドラマ化

ドラマ
2023年10月07日
「アン子 大いに怒る」

『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』シーズン2(NHKBS/BSP4KBS)が、2024年春から放送。実写ドラマ化される8作品のうち、4作品が発表された。

「ドラえもん」「オバケのQ太郎(共著)」「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」など児童漫画の名作の数々を送り出す一方、大人をドキッとさせる刺激的でシュールな味わいのある「SF短編漫画」もライフワークとし、110を超える名作を残した藤子・F・不二雄。

2023年4月から放送された『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』シリーズでは、それらの中から「おれ、夕子」「メフィスト惨歌」「定年退食」「親子とりかえばや」「流血鬼」など合計10作を12回(2作は前編後編あり)にわたって実写ドラマ化。原作者への敬意をもって、漫画の世界観を大切に作り上げられたドラマを、豪華な出演者陣による熱演とともに世に送り出した。

「鉄人をひろったよ」

そんな藤子・F・不二雄のSF短編を、2024年春から再び実写ドラマ化。不思議な能力をもった少女が家族の危機を救う「アン子 大いに怒る」、老人が謎の巨大な“鉄人”の主になる一晩の物語「鉄人をひろったよ」、浪人生が宇宙人からのとんでもない要求に振り回される「いけにえ」、タイムマシンを作ることに血道を上げる男と友人の物語「あいつのタイムマシン」など、8作品。

いずれもコミカルでありながら、時に人間の身勝手な欲望や恐ろしい本性を突き、意外な結末が待ち受けている物語を、「1話15分完結」というサイズで描く。

なお、シーズン2の放送に先駆け、2023年6月にBSプレミアム/BS4Kで放送された「どことなくなんとなく」「イヤなイヤなイヤな奴(前編後編)」が、NHK総合「夜ドラ」枠にて放送されることも決定した。

番組情報

『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』

『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』シーズン2
NHKBS/BSP4KBS
2024年春放送

『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ』シーズン1
NHK総合

「どことなくなんとなく」 (脚本・演出 江口カン)
2023年12月11日(月)午後10時45分~
出演:岡山天音/竜星涼/西野七瀬/一平 岡本ヒロミツ 江越聖也

「イヤなイヤなイヤな奴 前後編」 (脚本・演出 有働佳史)
2023年12月13日(水)前編、14日(木)後編 午後10時45分~
出演:増田貴久/萩原聖人/野間口徹 浅利陽介 飯島寛騎/酒井若菜/竹中直人