山崎育三郎が篠原涼子と撮影現場でデュエット!?「ピアノがあると弾きたくなる」『ハイエナ』記者会見

ドラマ
2023年10月20日
ドラマ8『ハイエナ』
ドラマ8『ハイエナ』 左から)中尾明慶、高橋克典、篠原涼子、山崎育三郎、瀧本美織 ©ドラマ「ハイエナ」製作委員会

10月20日(金)にスタートするドラマ8『ハイエナ』(テレビ東京系 毎週金曜 午後8時~8時54分 ※初回は午後8時~9時04分)の記者会見に、篠原涼子、山崎育三郎、瀧本美織、中尾明慶、高橋克典が登壇した。

本作は、2020年に韓国で大ヒットした弁護士ドラマ『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム-』を日本版として初リメーク。一匹狼で勝利のためにはどんな手段でも使うハイエナのような弁護士・結希凛子役を篠原涼子。代々裁判官の法曹界のエリート一家に生まれ、自身も国内最大手法律事務所の若きエースである“エリート”弁護士・一条怜役を山崎育三郎が演じ、W主演を務める。さらに、瀧本美織、中尾明慶、久保田悠来、マキタスポーツ、大友花恋、八木勇征、高橋克典が共演する。

本作について、篠原は「この作品のオファーをいただく前から韓国版の存在は知っておりまして、ハマって見ていました。こういう作品と巡り合えることができたらいいなと思っていたところにこのお話を頂いたので、すぐにお受けしましたし、すごくうれしかったです。この作品の魅力は、主人公同士がバトルをするところや、これからどうなっていくのかと思えるところ。それが強烈に描かれているので、そこは見どころだと思います。あと、大人のラブストーリーの部分も丁寧に強調されているので、日本にはない発想ですてきだなとリスペクトしています」と。

さらに「今回は日本版でやらせていただきますが、韓国のいいところをオマージュしながら日本のいいところも出しつつ皆さんにお届けしたいなという気持ちで一生懸命やっております。私が演じる凛子は本当にハイエナのように弁護士を務めていますが、その裏には壮絶な過去があって。単純にハイエナとして生きているような女性ではなく、弱い何かを秘めているというところも共感して見ていただけると思います」とアピールした。

山崎は「涼子さんが今全てお話してくださったのでたぶんみんな何も言うことないくらいなんですけど…(笑)」と切り出し、「台本がめちゃくちゃ面白かったです。もちろん韓国版も見せていただきましたが、日本版は僕が演じる一条怜がとにかくへなちょこで。韓国版ははじめから凛子とバチバチでしたが、日本版は基本的にやられっぱなし。韓国版とは真逆だと感じるくらい、日本版ならではの描き方をしていて面白いなと思いました。1話が終わった後すぐ2話が見たくなるような作り方をしていますし、うまく表現されています。あと、涼子さんの七変化といいますか、ピンとした姿、ジャージ姿、カッコよく決める姿など、本当にふり幅がすごくて魅力的です」と日本版の印象や見どころを話した。

瀧本は「韓国ドラマはキャラクター全員それぞれ個性があって、個性が立っているイメージがあって。それを日本版でも生かしつつ、オリジナルの展開だったり要素だったりがたくさんあるので、楽しみにしていただけたらと。ファッションもすごくやんちゃでかわいいので、画面がカラフルだと思います」、中尾は「台本を読んで、マネージャーに『すごく面白い』とメールをしたくらいです。日本版はよりシンプルに分かりやすくなって、日本人が大好きな成り上がっていく感じが面白いです。画を通してこの面白さが皆さんに伝わるといいなと思います」とそれぞれコメント。

高橋は「台本を読んだ時に懐かしい感じがしました。いろいろな恋愛ドラマを作ってきた栗原美和子Pの作る題材で、韓国ドラマ原作ではありますが、日本のトレンディードラマ、恋愛ドラマの空気が台本にもあって。原作よりシンプルになって非常に分かりやすくなっています。それに画がとてもきれいで、ところどころで韓国ドラマとのリンク、雰囲気を感じるところがあるんです。いろいろなドラマを見てきた皆さんにも期待していただけるドラマになっていると思います」と自信をのぞかせた。

ドラマ8『ハイエナ』
ドラマ8『ハイエナ』篠原涼子

また、自分の役で共感できるところ、共感できないところを聞かれ、篠原は「私は凛子のように一匹狼ではありません。人がいないと生きていけない末っ子タイプです。かわい子ぶっているわけではなく(笑)、実際に末っ子で、人がいないと案外何もできないなと。ですが、役者として一生懸命頑張ろうという気持ちは、凛子の仕事を頑張るところに近いんじゃないかなと思います」と答えた。

山崎は「共感できないところは、恋愛の偏差値が中学生というところ。僕自身はわりと高い方だと思っているので、全く共感できないですね。なんでそうやっていくんだろ、といつも思っています(笑)。共感できるところは、やっぱり品があるところ。すごく品がある」と話し、キャスト一同も笑顔に。

凛子の優秀な秘書かつ事件調査にも長けている右腕・川鵜壮子(通称:かわうそ)を演じる瀧本は「共感できないところはなくて。共感できるところは、好奇心で突き進んでいくところです。私も好奇心の塊みたいなもので生きているので、それは共感できます」と。

S&J法律事務所所属の弁護士で、怜の同期で親友でもある橋本俊介を演じる中尾は「共感できるところは、なんでもしゃべっちゃうところ。内緒にできなくて全部しゃべっちゃうし、ゴシップ大好き(笑)。共感できないところは…タートルネックは着ないですね。衣装が基本タートルネックでおしゃれなんですけど、着ないです。でもわりと明るくて愛されキャラなので、共感できるところが多いと思います」と語った。

そして、怜の父親と昔なじみで、怜をわが子のようにかわいがるS&J法律事務所の代表・新海健一を演じる高橋が「同じになってしまうけど、共感できるところは品があるところ」と話し始めるも、回答に聞き入る一同を見て「全然ウケないですね」と苦笑い。

続けて「『そんなに真っ当にやるんだ。“そうじゃない空気”をかもし出してくれ』という制作人からのオーダーがあったんです。でも仮にも弁護士事務所ですからね…。それは展開の方に任せていきたいと思います。それに、品って作るものじゃないんで」といい、篠原は「現場でも品がありますよ。カリスマなオーラもあってスタッフの方たちもピシってなっています」と明かした。

また、「タイトル『ハイエナ』のように、つい食らいついてしまう、夢中になってしまうものは?」という質問に、篠原は「ホットプレートとスイミング。すごくいいホットプレートがあって、ハマっています。あと、ずっとやろうやろうと思っていたスイミングを2022年の後半から始めました。年齢的にも有酸素運動をした方がいいなと思って、20往復くらいしています」と自身のプライベートの変化を報告。

山崎が「ピアノがあると弾きたくなるんです。今回は撮影でいろいろな場所にピアノがあることが多くて、僕が触ると皆さん集まってくださって。ゲストの方にも歌っていただいたりしました、涼子さんにもね。でも本当は『恋しさと せつなさと 心強さと』を歌ってほしくて勝手に伴奏したんですけど、全く歌ってくれなくて(笑)」と話し、篠原が「恥ずかしいじゃないですか~」と照れるというほほえましいやりとりも。

その後2人でデュエットをしたとのことで、篠原が「本当にすてきでした。王子様のような感じで」と山崎を褒めると、山崎は「そうです」と真顔で一言。篠原は「そうです? 否定しないんだ(笑)」とツッコみ、会場に笑いを誘った。

ドラマ8『ハイエナ』
ドラマ8『ハイエナ』山崎育三郎

番組情報

ドラマ8『ハイエナ』
テレビ東京系
2023年10月20日(金)スタート
毎週金曜 午後8時~8時54分
※初回は、10分拡大(午後8時~9時04分)

配信:全国どこからでも「TVer」でリアルタイム配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
各話放送終了後から、動画配信サービスNetflixにて第一話から最新話まで見放題独占配信

主演:篠原涼子 山崎育三郎
出演:瀧本美織 中尾明慶 久保田悠来 マキタスポーツ 大友花恋 八木勇征/高橋克典

原作:Original Drama「ハイエナ(HYENA)」©KEYEAST/KIM RURI
演出:土方政人(共同テレビ) 小林義則(共同テレビ)
脚本:佐藤嗣麻子
音楽:福廣秀一朗
主題歌:Da-iCE「ナイモノネダリ」(avex trax)
チーフプロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)
プロデューサー:清水俊雄(テレビ東京) 栗原美和子(共同テレビ) 久松大地(共同テレビ)
制作:テレビ東京
制作協力:共同テレビ
製作著作:ドラマ「ハイエナ」製作委員会

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hyena/
公式 X(Twitter):@tx_dorama8
公式 Instagram:@tx_dorama8
公式 TikTok:@tx_dorama8

©ドラマ「ハイエナ」製作委員会