『光る君へ』主人公・まひろ(吉高由里子)がたたずむメインビジュアルが完成 制作は市耒健太郎「普遍的な人間らしさを込めました」

ドラマ
2023年11月24日
『光る君へ』吉高由里子 ©NHK

吉高由里子が主演を務める、2024年1月7日(日)スタートの大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時ほか)より、メインビジュアルが到着した。

大河ドラマ第63作は、「源氏物語」の紫式部を主人公とする『光る君へ』。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した紫式部の一生を描く。

主人公の紫式部(まひろ)を演じるのは吉高由里子。柄本佑が当時の最高権力者・藤原道長を演じ、『功名が辻』(2006年)以来の大河ドラマとなる大石静が脚本を手掛ける。

このたび、番組公式ホームページおよび公式 X(旧ツイッター)にて、メインビジュアルが公開された。番組の制作統括 内田ゆきチーフ・プロデューサーと、メインビジュアル制作を担当した市耒健太郎によるコメントは以下を参照。

制作統括 内田ゆきチーフ・プロデューサー コメント

平安時代、紫式部、主役は吉高由里子さん、という『光る君へ』の前提はもちろんのこと、彼女の美しさ、たおやかさが、息づくように見えるものを、とデザインしていただいたメインビジュアル。衣装がよく似合って本当にきれいな吉高さんの、何枚もの写真の中でハッと引きつけられたのがこの一枚です。誰かにほほ笑んでいるような、自分の内面を見つめているような。冷静なような、心の揺れをじっとこらえているような。捉えきれない、そして目を離せないこの表情に、私たちの「まひろ」がいると確信しました。
まひろは、美しくたおやかで、謎めいた女性です。このメインビジュアルをお届けすることによって、まひろの人物、人生に思いをはせ、いっそうドラマを楽しみにしていただけると存じます。

クリエイティブディレクター・市耒健太郎 コメント
『光る君へ』市耒健太郎

時代を超えても、きっと変わらない人間の気持ちがある。
今回の大河ドラマのテーマをお伺いして、初めに感じたことです。
恋の美しさとはかなさ。運命の優しさと厳しさ。創造性の輝きと葛藤。
そんな普遍的な人間らしさを、「この想い1000年前も1000年後も」という言葉に込めました。
スマホや人工知能全盛のめまぐるしい時代だからこそ、あえて深呼吸して、はるかいにしえの作家の生きざまに思いを巡らせて、『光る君へ』を1年間楽しんでいただければ幸いです。

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』
2024年1月7日(日)スタート ※初回15分拡大版
NHK総合 毎週日曜 午後8時~/再放送 翌週土曜 午後1時05分~
BS・BSP4K 毎週日曜 午後6時~ ※BSP4K:毎週日曜 午後0時15分~でも放送

公式HP:https://nhk.jp/hikarukimie
公式X:https://twitter.com/nhk_hikarukimie

<メインビジュアル 制作スタッフ>
クリエイティブディレクター:市耒健太郎
アートディレクター:田部井美奈
カメラマン:熊谷勇樹
プロデューサー:村井大智

©NHK