『警視庁・捜査一課長SP』朝倉あきが昭和レトロな容疑者、なえなのがZ世代の社長秘書役 杉田かおる、橋本さとしらも登場【コメントあり】

ドラマ
2024年04月05日
『警視庁・捜査一課長スペシャル』上段左から)朝倉あき、なえなの、咲妃みゆ、橋本さとし、杉田かおる、三河悠冴、椿鬼奴 ©テレビ朝日

内藤剛志が主演を務める『警視庁・捜査一課長スペシャル』(テレビ朝日系 4月18日(木)午後8時~9時54分)に、朝倉あき、杉田かおる、橋本さとし、咲妃みゆ、三河悠冴、なえなの、椿鬼奴の出演が決定。朝倉、なえなのよりコメントが到着した。

ヒラ刑事からはい上がってきた“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描き、大好評を博してきた人気ミステリー『警視庁・捜査一課長』が、スペシャルドラマとして1年ぶりに復活。2012年のシリーズ誕生から12年。“集大成”となる最新作では、大岩一課長が“昭和~平成~令和”の時代をまたぐ謎に挑んでいく。

今回、大岩たちが立ち向かうのは、フードプロデュース会社の社員・押尾貴代が殺された事件。間もなく事件の夜、レトロな“昭和”ファッションに身を包んだ、なんとも“不適切な女”が現場にいたことが発覚。昭和をコンセプトとするカフェを営む洋菓子職人・永井杏子が捜査線上に浮かぶ。

そんな中、事件の背後に20年以上前、つまり“平成”に起きた未解決誘拐事件が潜んでいることが発覚。2つの事件は複雑に入り乱れ、一課長以下、捜査員たちは昭和、平成、令和という時代をまたにかけた捜査に挑むことに。しかも“1週間しかなかった昭和64年の謎”も絡んできて…と、前代未聞のミステリーが展開される。

このたび、スペシャルを彩る豪華ゲストが解禁。朝倉あき、杉田かおる、橋本さとし、咲妃みゆ、三河悠冴、なえなの、椿鬼奴という超個性派&実力派キャストが事件の重要人物たちを演じる。

昭和レトロな最有力容疑者・永井杏子を演じるのは、『下町ロケット』(2015、2018年/TBS)、『相棒season16』(2017年/テレビ朝日)、『相棒season18』(2020年/テレビ朝日)、大河ドラマ『青天を衝け』(2021年/NHK)、『それってパクリじゃないですか?』(2023年/日本テレビ)など数々の話題作で活躍する朝倉あき。

実は2012年、『土曜ワイド劇場』枠で放送した本シリーズ第1作『警視庁捜査一課長〜ヒラから成り上がった最強の刑事。主婦たちの4億円強奪トリック…血液型を自在に変える少女!!』に、事件の鍵を握る少女役で出演していた朝倉。今回は、約12年ぶりの“一課長ワールド”凱旋となる。

本作のオファーに、朝倉は「演技を学び始めた頃の自分が大変勉強させていただいた『警視庁・捜査一課長』に、12年ぶりにまた出演させていただける喜びで胸がいっぱいになりました。あのとき感じた、楽しかったことや悔しかったことを思い出しました。そして個性的な役を生かすために、今の自分ができる精いっぱいの力を出そうと思いました」と全力で臨むことを決意。

“令和なのに昭和を生きる謎の女”という複雑なキャラクターを確かな演技力で体現していく朝倉。昭和レトロ女子・杏子がひた隠す、驚きの正体とは。

また、平成に起きた未解決誘拐事件の被害者の母・永井多恵として本作に降臨するのは、女優として50年超のキャリアを誇るベテラン・杉田かおる。『警視庁・捜査一課長2020』にゲスト出演した際はスーパーのクレーム処理係の女性を熱演しドラマに厚みをもたらしたが、今回は悲しい事件を引きずり、まるで平成に取り残されたかのように日々を暮らす母の苦悩を丁寧に表現する。

Z世代のカリスマ・なえなのは、役どころもZ世代の社長秘書・今戸希菜子として登場。近年、『ハレ婚』(朝日放送/2022年)、『風間公親-教場0-』(2023年/フジテレビ)、『セクシー田中さん』(2023年/日本テレビ)など、女優としても躍進目覚ましい彼女。

「お話をいただいたときは刑事ドラマ!? っと驚きましたが、若者の秘書役だったので、しっかりしつつも最近の若者らしさを前面に出せたらいいなと思いながら演じました。“昭和あるある”を勘違いしているせりふが多くて、(脚本を)読んでいて楽しかったです」と、令和のクールビューティーをキュートに演じている。

また、舞台、映画、ドラマと幅広く活躍する橋本さとしが、被害者の上司であるフードプロデュース会社社長・飯吉望役をパワフルに怪演。宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、退団後も舞台や『不適切にもほどがある!』(2024年/TBS)など映像作品で実力を発揮する咲妃みゆは、何者かによって命を奪われた被害者・押尾貴代の人生をくっきりと浮かび上がらせる。

『家政夫のミタゾノ』(2023年/テレビ朝日)、映画「さかなのこ」(2022年)、「MONDAYS」(2022年)などで鮮烈な印象を残してきた気鋭の俳優・三河悠冴は、昭和レトロを愛する大学講師・片石堅郎役で独特の存在感を放つ。ほか、演技者としての評価も高い椿鬼奴がつらい記憶を抱える駄菓子店の店主・杉田琴音にふんし、シリーズ集大成を盛り上げる。

豪華ゲストがそれぞれに“時代”への思いを抱えるキャラとして作品世界に降り立ち、濃密なミステリーを作り上げていく本作。大岩一課長たちは“時代の壁”を超えて、真実を突き止めることができるのか。朝倉となえなのからのコメント全文は下記に掲載。

朝倉あき コメント

◆オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

演技を学び始めた頃の自分が大変勉強させていただいた『警視庁・捜査一課長』に、12年ぶりにまた出演させていただける喜びで胸がいっぱいになりました。あのとき感じた、楽しかったことや悔しかったことを思い出しました。そして個性的な役を生かすために、今の自分ができる精いっぱいの力を出そうと思いました。

◆昭和レトロ女子という役柄で昭和のファッションにも身を包みましたが、いかがでしたか?

とても楽しかったです! 結構手が込んでいるのにプロフェッショナルな美術チームの皆さまのおかげであっという間に変身する撮影の日々が楽しすぎて…。終わってもかなり名残惜しかったです。なかなか機会のなさそうな格好もしたので、思い切り楽しみました。ぜひご注目いただきたいです。

◆主演・内藤剛志さんとの共演はいかがでしたか?

最初の『警視庁捜査一課長』からも何度か別現場でご一緒させていただいていて、そのたびに内藤さんの言葉やたたずまいに尊敬の念を強めていました。今回そんな内藤さんとの久しぶりの共演は、うれしさと誇らしさ、緊張が入り混じって、とても充実した時間を過ごせました。
そして皆さんシリアスなシーンの合間でもとても和やかで、息ぴったりの結束感がとにかく格好良かったです。

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

撮影が始まる前から、台本を読んで私自身が驚いたりワクワクすることが盛りだくさんでした。その気持ちのままに、撮影を終えることができました。シリーズファンの皆さんにも、ひとつの作品としてご覧くださる皆さんにも楽しんでいただけるのではと思います。ご期待ください。

なえなの コメント

◆オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

お話をいただいたときは刑事ドラマ!? っと驚きましたが、役柄をお聞きして少しホッとしました。若者の秘書役だったので、しっかりしつつも最近の若者らしさを前面に出せたらいいなと思いながら演じました。

◆本作は昭和~平成~令和をまたにかけた謎を描くミステリーですが、脚本を読んだ感想は?

演じた今戸は“昭和あるある”を若干勘違いしているせりふが多くて、(脚本を)読んでいて楽しかったです。名前も“今戸きなこ→イマドキナコ”と、そのまんまなのも面白いですよね(笑)。

◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

「“レトロかわいい”ってはやってるの?」とか、昭和と平成の違いなどを金田(明夫)さんと陽月(華)さんとお話ししたのが楽しかったです!

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

イマドキな秘書を演じさせていただきました。皆さんも推理しながら作品を楽しんでください!

番組情報

『警視庁・捜査一課長スペシャル』
テレビ朝日系
2024年4月18日(木)午後8時~9時54分

©テレビ朝日