

佐藤隆太が主演を務める火9ドラマ『新東京水上警察』(フジテレビ系 10月7日(火)スタート 毎週火曜 午後9時~9時54分 ※初回15分拡大)で船の操縦を担う海技職員・有馬礼子を演じる山下美月が、ドラマのために一級船舶免許を取得したことが分かった。
本作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材に、佐藤演じる刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。原作は、ミステリー作家・吉川英梨による同名シリーズで、現在第5弾まで刊行されている。
舞台は、東京・湾岸エリアにある「東京水上警察署」。防犯カメラの普及で犯罪検挙率が高まった陸地とは違い、警備が手薄な水上は、今もなお犯罪の穴場となっている。そんな増加する水上犯罪を取り締まるため、警視庁は「東京水上警察署(水上署)」を発足する。しかし、そこに集められたのは、経歴も価値観も異なる、バラバラの集団だった。
所轄刑事として20年以上働くリーダー・碇拓真を佐藤隆太、本部から一転水上署へ異動となった上昇志向の強い刑事・日下部峻を加藤シゲアキ、船の操縦を担う海技職員・有馬礼子を山下美月が演じるほか、山口紗弥加、中尾明慶、齋藤璃佑、皆川猿時、椎名桔平が共演する。
今回、山下が取得したのは、クルーザーやヨットなどを全ての水域で航行することができる一級小型船舶操縦士免許(一級船舶免許)。操船できる範囲が制限されている二級船舶免許とは異なり、世界中どこへでも船で繰り出すことができる最上級の船舶免許だ(船の総トン数や航行区域については、各種条件あり)。
山下が『新東京水上警察』で演じるのは、警備艇の操縦をして水上パトロールを行い、海や川の安全を守る専門職・海技職員の有馬礼子。山下はこのオファーを受けた直後に船舶免許の取得を決意し、自ら講習を受講したという。その後、スケジュールの合間を縫ってさまざまな船の知識を学び、実際に船にも乗って操船技術を身につけた末、見事国家試験に合格した。
ドラマでは、警備艇に乗って捜査に出たり、犯人を船で追いかけるシーンなどがたびたび登場するが、ドラマ内では実際に山下が船を操縦。中には、山下が船舶免許を持っているからこそ実現できた演出もあったという。そんな迫力の操船シーンにも注目だ。
山下美月 コメント
◆撮影の中では実際に船を操縦しましたが、いかがでしたか?
船舶免許の試験や練習で使用していたものよりも、だいぶ大きな船でしたので、初めは少し緊張や不安もありました。スタッフの皆さんと共に撮影前に行われるロケハンと言われるものにも帯同させていただき、少し練習もできて本番では楽しみながら運転することができました!
◆取得した船舶免許を使って、どこに行ってみたいですか?
船乗りの先輩方がよく大島に行かれるとおっしゃっていたので、もし機会があれば行ってみたいです!
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
これまで日本のドラマで海技職員という職業は、あまり描かれてきませんでした。
今回クランクインの前に実際に海技職員として活躍されていた方にもお話を聞かせていただき、陸とは違い自由が利かないことや命懸けで海の脅威と常に戦い続けているということを知りました。
船に関しての知識は0からのスタートでしたので、日々の勉強や体力作りに励み、自分の役を通して少しでも海技職員という存在を知っていただけたらうれしいなと撮影に挑んでおります。
ぜひ、楽しみに待っていてください!
番組情報
火9ドラマ『新東京水上警察』
フジテレビ系
2025年10月7日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分
※初回15分拡大
<出演者>
佐藤隆太、加藤シゲアキ、山下美月、中尾明慶、齋藤璃佑、山口紗弥加、皆川猿時、椎名桔平 ほか
原作:吉川英梨『新東京水上警察』シリーズ(講談社文庫)
脚本:我人祥太(『ビリオン×スクール』、映画「朽ちないサクラ」ほか)
音楽:得田真裕
プロデュース:大野公紀(『全領域異常解決室』『ほんとにあった怖い話』シリーズほか)
制作プロデュース:山崎淳子
演出:西岡和宏(『続・続・最後から二番目の恋』『ビリオン×スクール』ほか)、柳沢凌介(『オクラ 迷宮入り事件捜査』『Dr. アシュラ』ほか)、土方政人(『知ってるワイフ』『謎解きはディナーのあとで』ほか)、朝比奈陽子(『笑うマトリョーシカ』『日曜の夜ぐらいは…』ほか)
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ
©フジテレビ