YOASOBIが三谷幸喜脚本『もしがく』で初の連ドラ主題歌提供、Ayaseがボーカル初参加

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12時間前
YOASOBI
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脚本・三谷幸喜×主演・菅田将暉×共演・二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波で送る10月期水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系 10月1日(水)スタート 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回30分拡大)の主題歌が、YOASOBIの書き下ろし楽曲「劇上」に決定した。

本作は、1984年の渋谷のとある劇場を舞台に、若者たちの夢、くすぶり、恋を描く青春群像劇。三谷幸喜が『合い言葉は勇気』(2000年・フジテレビ系)以来25年ぶりに民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ脚本を手掛ける、半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーとなる。

1984年といえばバブル経済の前夜にあたる時代。数年後、日本は未曽有の好景気に溺れていく。大人たちは夜な夜な繁華街で羽振りよくお金をばらまいた。渋谷は若者文化の中心地として活気づき、「渋谷PARCO」や「SHIBUYA109」はカルチャーの発信地として多くの若者でにぎわった。手にスマホはなく、人々はいつも前を見ていた。

浮き足立つ世相の一方で、渋谷の片隅にはまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様もあった。不器用ながらも、生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちが、目と目を合わせ、心と心を通わせ、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた「1984年」という時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描いていく。

このたび、本作の主題歌が“小説を音楽にするユニット”として世界を駆けるYOASOBIの書き下ろし楽曲「劇上」(読み:げきじょう)に決定した。「劇上」は、ドラマ作品と真摯に向き合い、“この世界は舞台であって、人間はみんな役者である”というテーマを軸に紡がれた楽曲。10月1日(水)に結成6年を迎えるYOASOBIにとって初の試みとなる、コンポーザー・Ayaseのボーカル参加も実現。YOASOBIの“いま”を詰め込んだ、新たな挑戦にして特別な楽曲に仕上がっている。

YOASOBIが連続ドラマへ楽曲提供するのは今回が初で、三谷の私小説「劇場ものがたり」を原作に制作された。音源は10月1日(水)の初回放送内で初解禁となる。

主題歌情報が解禁となったこの日は、東京都内の映画館で三谷、菅田を筆頭に豪華キャスト陣が登壇する完成披露試写会イベントを開催。突然、スクリーンにYOASOBIの二人がビデオメッセージで登場し、本作の主題歌を手がけることを発表。観客席からは悲鳴にも似た歓声が上がり、大きな拍手が鳴り響いた。

YOASOBI コメント

音楽という形でこの作品に携わらせていただき大変光栄に思っております。楽曲を制作しながらワクワクして、このドラマがどんな仕上がりになっているのか私たちも楽しみにしています。
この「劇上」は三谷さんがお書きになった自伝の小説が原作になっています。全力でドラマにお力添えできるように頑張ろう、という意気込みで作らせていただきました。事前に台本を何度も読ませていただきましたし、レコーディングも何回も録りました。何回もミックスチェックし、歌詞も何度も書き直しました。そして、“この世界は舞台であって、人間はみんな役者である”というシェイクスピアの思想とも向き合い、いろいろと思考を巡らせて難航もしましたが、今のYOASOBIに出せるアンサーを最終的に出すことができて満足しています。ドラマと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。

プロデュース・金城綾香(フジテレビ第1スタジオ)コメント

初めてデモを拝聴した時に、なんてぜいたくな時間に立ち会わせていただいているんだろうと、胸が震えました。ドラマの舞台は1984年で、そこでうまく生きていけずにもがいている人々の物語なのですが、毎日を一生懸命生きているのは2025年の私たちだって何にも違いはないんじゃないかと思わせてくれる曲です。スタイリッシュでかっこいいのに、この曲から香ってくるのは泥臭さや汗とか、そういう人間の匂いでした。主題歌に合わせたエンディング映像も収録しました。ぜひ曲と合わせて本編でご覧いただきたいです!

番組情報

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』
フジテレビ系
2025年10月1日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分
※初回30分拡大

脚本:三谷幸喜
主題歌:YOASOBI「劇上」[Echoes / Sony Music Entertainment(Japan)Inc.]
音楽:得田真裕

キャスト:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アン ミカ、秋元才加、野添義弘、長野里美、富田望生、西村瑞樹(バイきんぐ)、大水洋介(ラバーガール)、小澤雄太、福井夏、ひょうろく、松井慎也、佳久創、佐藤大空、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか

プロデュース:金城綾香(『監察医 朝顔』『PICU 小児集中治療室』『うちの弁護士は手がかかる』『5→9~私に恋したお坊さん』『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』など)、野田悠介(『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』『新宿野戦病院』『ナイト・ドクター』『競争の番人』『女神の教室~リーガル青春白書~』など)
制作プロデュース:古郡真也(『コンフィデンスマンJP』『翔んで埼玉』『ほんとにあった怖い話』シリーズなど)
演出:西浦正記(『コード・ブルー-ドクターヘリ救急救命-』『THE DAYS』『リッチマン、プアウーマン』『連続ドラマW フィクサー』『ブラックペアン シーズン2』など)
制作著作:フジテレビ

<三谷幸喜脚本の主なフジテレビドラマ一覧>

『やっぱり猫が好き』第1シーズン(1988年~1990年)
『やっぱり猫が好き』第2シーズン(1990年~1991年)
『東京ストーリーズ』「大災難の街 東京」(1990年)
『子供、ほしいね』(1990年~1991年)
『女ねずみ小僧 スペシャル版』(1990年、1995年)
『振り返れば奴がいる』(1993年)
『古畑任三郎』シリーズ(1994年他)
『王様のレストラン』(1995年)
『3番テーブルの客』(1996年~1997年)
『総理と呼ばないで』(1997年)
『今夜、宇宙の片隅で』(1998年)
『合い言葉は勇気』(2000年)
『HR』(2002年~2003年)
『我が家の歴史』(2010年)
『オリエント急行殺人事件』(2015年)
『黒井戸殺し』(2018年)
『死との約束』(2021年)
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(2025年)

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