

主演・大泉洋×脚本・野木亜紀子による新ドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系 10月21日(火)スタート 毎週火曜 午後9時~9時54分)に、高畑淳子、宇野祥平の出演が決定した。
本作は、会社をクビになったサラリーマンが、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う?かもしれない、ジャパニーズ・ヒーロードラマ。主人公を演じるのは、テレビ朝日の連続ドラマ初主演となる大泉洋。脚本を手掛けるのは、テレビ朝日の連続ドラマで初めて脚本を手掛ける野木亜紀子。
主人公の文太(大泉)は、会社をクビになったどん底サラリーマン。妻と離婚し、財産分与と慰謝料で貯金は底をつき、ネットカフェを泊まり歩く日々。そんなある日、文太はある会社の最終面接に合格、社長から思わぬ言葉をかけられる。
「君には今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」
用意された社宅に向かうと「おかえり」と見知らぬ女性・四季(宮﨑あおい)が出迎える。どうやら“見知らぬ妻”と”夫婦“として暮らさなければならないらしい。妻はなぜだか、文太を自分の夫だと思い込んでいる。何から何まで、意味が分からない。
“ちょっとだけエスパー”になった文太に与えられた仕事は「世界を救う」こと。しかも、「人を愛してはならない」という実に不条理で不可解なルールがあった。
このたび、新たに高畑淳子、宇野祥平の出演が決定。高畑が演じるのは、文太同様“ちょっとだけ”能力をもつ円寂。“念じてチンのレンチン系エスパー”だが、200W程度の出力しかないため、お湯を沸かすにもちょっとぬるい。
宇野が演じるのは、相棒の柴犬・佐助をはじめ、大好きな動物に囲まれて過ごすエスパー・半蔵。ちょっとだけ動物と話せる“アニマルお願い系エスパー”だが、いかんせん“ちょっとだけ”の能力なので、あまり言うことを聞いてもらえない。
本作は、毎週火曜日にキャストを解禁中。来週9月30日に発表されるキャストについて、大泉は「イケメン俳優を挙げてくださいと言われたら、やっぱりこの方の名前が挙がってくるんじゃないでしょうか。でも、キレイな顔をしているけれど、非常に愉快な男ですよ。そして、意外とツッコミ体質なんです。だから彼の前でボケたり、イジッてあげると光ります(笑)」とコメントしている。
高畑淳子 コメント
◆本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください
私、大泉洋さんが大好きなんです。宮﨑あおいさんも『篤姫』以来久々ですし、好きな俳優さんばかりが出られるので、お話をいただいて本当にうれしかったです。
そして、ヒットメーカーでいらっしゃる野木さんの噂もかねがね伺っておりました。さすが台本が面白い! 演じるということを置いておいても「早く次が読みたい!」となる、読み物としても本当に楽しい脚本です。野木さんとご一緒するのは初めてなんですが、「すごいことに挑戦するんだな」と思いました。
◆“念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパー”円寂というキャラクターの印象は?
まだ言えないことも多いのですが、円寂さんにも過去に何かあったんだろうな…という片鱗を感じられると思います。芝居に関してはほぼ自分のまま、ワーキャーしながら楽しんでいる状況です。エスパーに関しては…お湯が温まっていいことあります?(笑)「ハッ!」と念じるんですが“コンロにかけりゃいいじゃない!”というぐらいのもんです(笑)。あまり役に立たない能力ですが、それがミソだと思います。
◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?
大泉さんのお人柄もあって、芝居の現場だということをすっかり忘れてしまうくらい(笑)、和気あいあいとしています。たこ焼きを焼いたときには「あとで食べようね」とか、本当に居心地が良くて楽しいです。
◆“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”にちなみ、高畑さんにとってヒーローといえる存在は?
昔から卓越した運動能力のある人が私にとってもヒーローでした。ジャイアント馬場さん、長嶋茂雄さん、力道山さん、裸足で走ったアベベ・ビキラさん。そして水泳が強かった時の400m個人自由型の古橋廣之進さんとか…古くてあまりわからないかな?(笑)
あと、卓越した能力以外に、“誰かを救う”ヒーローという意味では、鉄腕アトムですね!
◆もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
見たら全部のセリフを瞬時に覚えられて、パッとそのページが出てくる能力がほしいです。私、人の顔もすぐに忘れてしまうんですよ。だから見たものを脳に写真として取り込める力があったらいいですね。
◆放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
タイトルもちょっと不思議で、あまり聞いたことのないドラマになるかもしれません。最初はちょっと違和感があるかもしれませんが、絶対やみつきになります。皆さん、10月にお会いしましょう!
宇野祥平 コメント
◆本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください
プロデューサーの貴島(彩理)さんからいただいた企画書を読んだときに、大泉さん主演の“新しいヒーローものを作る!”という思いがすごく伝わってきたんです。僕もヒーローものが好きなので、うれしかったですし、久しぶりに大泉さんとご一緒できることが、とても楽しみでした。
そして野木亜紀子さんが、SFヒーロードラマの脚本を書かれると聞いて、“いちファン”としてただただ観たいと思いましたし、再び野木さんの脚本作に参加できることを大変うれしく思いました。
笑いの裏にある表裏一体の、何か、を考え続けてしまう素晴らしい脚本です。
◆“アニマルお願い系エスパー”半蔵というキャラクターの印象は?
まだ言えないことばかりなのですが、僕自身動物と話せたらいいのにと思ったことがあります。
岩波少年文庫の『ドリトル先生シリーズ』が好きなので、自分が演じる半蔵がちょっとだけ動物と話せるのがうれしいです。相棒の柴犬・佐助は本当に賢くて、かわいくて、おとなしくて、素晴らしいです!
でも今のところは劇中と同じで…あまり僕の言うことは聞いてくれません(笑)。
◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?
大泉さんを中心に宮﨑さん、ディーンさん、高畑さんはじめ共演者の皆さんや監督、スタッフの皆さんがとても明るく、いいチームなので、楽しい雰囲気の中で撮影が進んでいます。
◆“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”にちなみ、宇野さんにとってヒーローといえる存在は?
パッと頭に浮かぶのは、勝新太郎さんの『座頭市』です。
特に好きなのはテレビ版の勝新太郎さんが監督もされた『二人座頭市』という回です。
◆もしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?
やっぱり半蔵と同じように動物と話せたらいいですね。いろいろ聞いてみたいことがたくさんあります。
◆放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
話せないことばかりですが、個人的には作品を観る時は予備知識がない状態で観ることが好きなんですが、この『ちょっとだけエスパー』はまさに予備知識なく観てもらうのが理想かもしれません。想像もつかない物語が待っています。ぜひ期待していてください。
番組情報
『ちょっとだけエスパー』
テレビ朝日系
2025年10月21日(火)スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分
出演:大泉洋、宮﨑あおい、ディーン・フジオカ、北村匠海、高畑淳子、宇野祥平
<スタッフ>
脚本:野木亜紀子
音楽:髙見優、信澤宣明
エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日)、山形亮介(テレビ朝日)、和田昂士(角川大映スタジオ)
監督:村尾嘉昭(TBSスパークル)、山内大典(共同テレビ)
制作協力:角川大映スタジオ
制作著作:テレビ朝日
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