堺雅人、『VIVANT』ファンの観察眼に感嘆「皆さん別班になれますよ」RG“偽チンギス”は「VIVANTあるある」熱唱【イベントレポート】

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1時間前
「VIVANT PREMIUM SUMMER PARTY」
「VIVANT PREMIUM SUMMER PARTY」

日曜劇場『VIVANT』(TBS系 毎週(日)午後9時~9時54分)の一夜限りのスペシャルイベント「VIVANT PREMIUM SUMMER PARTY」が8月23日に国立代々木競技場 第一体育館で開催され、乃木憂助役の堺雅人、野崎守役の阿部寛、ノコル役の二宮和也ら総勢11人の主要キャストが登場した。

開演を迎えると、客席2階に目隠しされたワニズ(河内大和)とゴビ(馬場徹)が警察官に連れられて登場。「処刑されるかと思った!」と焦るゴビに、事情を知る様子のワニズが「ごめん」と謝罪すると、少し離れた場所に“天使の輪”をつけた山本巧(迫田孝也)の姿が。そして、パーティーのオープニングでは「悪役会議室」さながら、約7分に及ぶ劇を1万人の観客の前で生披露した。

会場から大きな拍手が沸き起こる中、「このメンバーで乃木たちを倒す、悪役大会議室だ~!」と浮かれる3人。しかし、看守から手渡されたメモの差出人が別班だと判明し、パニック状態に…。すると、向かい側の客席にドラム(富栄ドラム)が登場。おなじみのスマホ音声で「安心して、今日はパーティーだよ!」と悪役たちをなだめつつ、「終わったら刑務所に帰ってもらうよ」と笑顔で一蹴。「VIVANT PREMIUM SUMMER PARTY、はじまるよ!」という開会宣言に、会場は大歓声に包まれた。

慶應義塾大学ライトミュージックソサエティの生演奏と手拍子にのせて、MCを務める陣内智則とTBSアナウンサーの日比麻音子が登壇。重厚なメインテーマ曲が鳴り響き、会場のテンションは早くも最高潮に。

客席後方にスポットライトが当たると、馬場、河内、迫田、ドラム、太田梨歩役の花岡すみれ、アリ役の山中崇、新庄浩太郎役の竜星涼、東条翔太役の濱田岳が、ファンに手を振りながら登場。会場が暗転し、ステージ上にノコル役の二宮和也、続いて野崎守役の阿部寛、そして大トリに乃木憂助役の堺雅人が姿を現すと、割れんばかりの歓声が上がった。

見渡す限り『VIVANT』ファンで埋め尽くされた会場を見た堺は「わ~、すごいですね! 1万1000人!」と驚きを口にした。第14話で裏切りが明らかになった野崎を演じる阿部は「1週間くらい前から、あまり人前に出ちゃいけない存在なので」と笑わせ、陣内からリハーサルと本番での違いを指摘された二宮は、「こんなにたくさんの人が見ていて、配信で見てらっしゃる方もいるので、ちゃんとしますよ」とお辞儀した。

第14話で、背後にF(堺/二役)が迫るシーンが描かれた東条役の濱田は「楽しみに参加したんですけど、一番しゃべっちゃいけないタイミングだった」と苦笑い。竜星は「新庄は死にましたけど、今日は代々木第一体育館に復活しました!」とアピールし、山中は「『アリさん、モニターにして』と書かれたうちわを見つけてうれしかった」と笑顔。ドラムも「こんなにたくさんのVIVANTファンに会えて超うれしい!」と喜びを爆発させた。

劇中で、ブルーウォーカーとしてハッキングを続ける花岡は「久しぶりにこんなに明るいところに出ました」とほほ笑み、迫田は「皆さん、第2シーズン楽しんでますか?!」と観客に呼びかけた。河内は「刑務所を飛び出して、こんな晴れやかな場所に立てて感謝しています」と語り、馬場は「二宮さん(演じるノコル)とは親友ですから。裏切って以来の再会です!」とあいさつし、会場を沸かせた。

「VIVANT深掘りトーク」では、飯田和孝プロデューサーと宮崎陽平監督も交え、AIハヤトが選んだテーマを議論。「しゃべろうと思ったらいくらでもしゃべれますよ」という堺だが、飯田プロデューサーの手には重大なネタバレをガードするための“機密事項札”が握られる。

最初のテーマは「シンシーとは?」。野崎の裏切りとともに明らかになった中国の別班・シンシーについて、飯田プロデューサーが「第2シーズンの宿敵で、第1シーズンにおけるテントのような重要な存在」と語ると、「知りません」と阿部。すかさず陣内から「知らないわけないでしょ!」と切り込まれた阿部は、「いろいろあるんですよ。野崎にも私利私欲があるし…皆さんの考察が合っているとは限りませんよ」と煙に巻いた。

それぞれのキャラクターが操る言語について話が及ぶと、二宮は「めちゃくちゃ頑張って覚えたモンゴル語を、現場で『やっぱり日本語にしようか』と言われた」とこぼし、堺は「僕と二宮さんがモンゴル語でしゃべること自体が普通になっている」と、製作陣の基準が上がっていることに触れ、不満げな様子。

そんな中、山中が「(日本語を)カタコトでしゃべっているのは僕だけで、ずっと気になっているんです。最初の設定で、僕がカタコトにしちゃったので、引き返せなくなっちゃった」と吐露すると、河内が「山中さんが勝手に選んだだけで、僕たちは普通にしゃべれる」と話し、会場は笑いに包まれた。

続くテーマは「ノコルの出番が減少?」。第2シーズンでの出番が減っているのでは、という指摘に対し、二宮は「第2シーズンの方が出ている」と語り、「(実は)第1シーズンも半分くらい出てないんだから」と意外な事実を振り返る。さらに飯田プロデューサーも、シンシーが孤児院を気にしていた伏線から、「孤児院といえばテント。ノコルが出てこないわけがない」と今後の展開に言及した。

また、「本当に死んだのか?」と疑いの声も多い新庄の話題も。竜星は、TBSラジオ『VIVANT 悪役会議室』の第4回にゲスト出演した際、福澤克雄監督から「第14話は箸休めの回」と言われたエピソードを持ち出し、「うそだろ? 俺(新庄)死んだぞ」と嘆いて笑わせた。

次のテーマは「悪役会議室3人の再登場の可能性」。迫田、河内、馬場の悪役トリオは、今後の台本も読んでいないそうで、「皆さんと同じように一緒に考察しています」と馬場。すると、「僕、ちょっと文句があるんですよ」と迫田。「なんでアリさんのご家族や新庄さんご家族は生きているのに、僕だけ殺したんですか」と続けると、「どういう生き方をしたかだよね。自分のことしか考えてなかったんじゃないかな」と堺。迫田は「すみません、その通りです」と頭を下げ、会場には笑い声が広がった。

最後のテーマは「野崎の共犯者は?」。もっとも怪しまれている東条役の濱田は「ちょっと愚痴を言ってもいいですか」と切り出し、「ネットでいろいろ考察してくださっていて、その中に『濱田岳だから、そんなに大きなことはしないよ』と書かれていた」と自虐を交えてコメント。

これに対し、阿部が「彼と長年共演しているけど、芝居の幅がすごい。皆さん第15話の放送を楽しみにしていてください。こんな濱田岳は見たことないですよ」と絶賛すると、濱田は「ちょっとハードル上げすぎです」と、一転タジタジに…。ほかにも、台本にまつわるエピソードやCG秘話、乃木とFの撮影裏など、貴重なトークが次々に飛び出した。

続いては、ファン参加型の「VIVANTクイズ王決定戦」。キャストも一緒に参加するが、「乃木憂助が勤務する丸菱商事のロゴは?」という問題で堺が誤答をするなど、意外な展開も続々。難問を突破して勝ち残ったファンには、豪華プレゼントを贈呈。その驚異的な“VIVANT愛”に、堺も「これはすごいです。視覚、聴覚いろんなものを動員して、皆さん別班になれますよ」と感嘆の声を上げた。

そんな中、客席に響くチンギスの声…と思いきや、姿を現したのはチンギスに扮したレイザーラモンRG。ドラマのメインテーマにのせて「VIVANTあるある」を熱唱し、会場を盛り上げた。

続いて、宮崎監督が撮りためた秘蔵オフショットをハッキングする「ブルーウォーカー極秘リポート」コーナーへ。画面に「ハヤトの部屋の裏側」が映し出されると、CGではなく巨大LEDモニターに囲まれていたことが判明。堺は「寂しかったんですよ。広い中でみんなと会話しているように見えるけど、実際は真ん中にポツンと一人だけ。周りの人との会話は助監督さんが代読してくださるので、助監督さんのお芝居がどんどん上手になっている」と笑った。ほかにも、ラクダに乗るシーンの裏話や、「別班秘密基地」のセットとロケ地のリアルなつなぎ目など、美術スタッフのこだわりも公開された。

一方、「堺がNGを出さない」という話題では、阿部が「『あれ、間違えたな』と思っても、いつも自分が間違えている」と脱帽し、二宮も「プレッシャーになるし、嫌だなと思っている(笑)」と共感。堺はシリーズ全てのセリフを頭に入れた状態で撮影に臨んでいるそうで、「この組は全部入れないとできない」と当然のようにサラリ。その役者魂に、会場から拍手が起こった。

また、会場に集まった1万1000人のファン投票による「VIVANT好きなキャラクターランキング」のハッキングにも成功。5位に野崎、4位にチョッキーがランクインすると、会場からは大きな歓声が。演じるOHM(オーム)にも日本からの反響が届いているようで、飯田プロデューサーも「ぜひ日本に来たいとおっしゃっていました」と笑顔を見せた。しかし、主要キャラを抑えるチョッキーの大健闘、さらには第3位にはここまで登場時間の少ないあのメインキャラクターがランクインしたことで、波乱の結末に。

ラストの企画は、別班としての能力が試される「別班適性試験」。初級・中級・最上級クラスの全3問が出題され、キャストとファンが一体となって謎解きに挑んだ。

2時間半にわたるイベントは、いよいよエンディングへ。堺は「撮影は孤独な作業で、『皆さんが喜んでくれるかな』と思いながら、それを原動力にやらせていただいています。これだけたくさんの方に喜んでいただけていると身をもって感じたので、本当に制作冥利に尽きるというか。喜んでいるスタッフもたくさんいると思う」と感謝を伝えた。

最後は、再び乱入したRGも一緒に記念撮影。堺の「日曜劇場!」の掛け声に合わせ、会場全体が「VIVANT!」と声を上げ、スペシャルイベントは幕を閉じた。

「VIVANT PREMIUM SUMMER PARTY」は、9月6日(日)午後11時59分までTBSチケット内でアーカイブ配信中。

さらに9月16日(水)からは、東京・CREATIVE MUSEUM TOKYO、2027年1月23日(土)からは大阪・ひらかたパーク イベントホールで、ドラマの世界へダイレクトに足を踏み入れる“リアルなスタジオツアー”と、物語の一員となれる“ミッションアトラクション”が融合した没入体験型イベント「VIVANT IMMERSIVE MISSION ーここから、あなたの冒険が動き出すー」が開催。堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李をはじめとする10人以上のキャストが、このイベントのためだけに、それぞれ1時間以上に及ぶ音声収録を実施。来場者は、VIVANTのキャラクターたちから直接指示を受けながら、さまざまなミッションに挑戦。判断力や洞察力、行動力などを試す体験型ゲームを通して、「別班」「公安」「テント」の適性があるのかをチェックしていく。

審査を担うのは、ドラマに登場する「AIハヤト」。ミッション中の選択や行動を分析し、最後には来場者一人一人の適性診断が行われる。キャラクターからの指令、空間演出、ゲーム、AIによる診断まで、ドラマ『VIVANT』の世界観を全面的に取り入れ、来場者自身が別班、公安、テントの一員になったかのような体験ができる、これまでにないドラマ連動型イベントとなっている。

さらにキッズ向けには、人気キャラクターのドラムと一緒に会場を巡りながら“なかま探し”に挑戦する専用コースも用意されている。

番組情報

日曜劇場『VIVANT』
TBS系
毎週(日)午後9時~9時54分

<出演者>
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、竜星涼、山中崇、Barslkhagva Batbold、Tsaschikher Khatanzorig、富栄ドラム、林原めぐみ(声の出演)、内野謙太、花岡すみれ、本間さえ、二宮和也、井上順、林遣都、内村遥、井上肇、市川猿弥、市川笑三郎、平山祐介、珠城りょう、西山潤、宮下今日子、Tanapak Jongjaiphar、濱田岳、坂東彌十郎、小日向文世、キムラ緑子、松坂桃李

<スタッフ>
製作著作:TBS
原作・演出・プロデュース:福澤克雄
演出:宮崎陽平、加藤亜季子
プロデューサー:飯田和孝、戸村光来
脚本:宮本勇人、李正美、山本奈奈、土井笑生

©TBS

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