SNSから生まれたノンフィクション・ラブストーリー「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」公開決定

映画
2017年02月23日

103857_01_R ec 台湾女性と日本男性がゴールインするまでの過程をたどるノンフィクション・ラブストーリー「ママは日本に嫁に行っちゃダメと言うけれど。」が、今年初夏より新宿シネマカリテほかで順次公開されることが決定した。

 本作で描かれる物語は、実話から生まれたもの。Facebookで出会った「リンちゃん」と「モギさん」の日常を紹介するFacebookページは32万人のファンを突破するほどの支持を得ている。Facebookの内容を読みやすくまとめたブログや、公開後大反響を呼んだウエディングフォトを収録した書籍「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」まで存在する人気ぶりだ。

映画の監督を務めるのは、谷内田彰久。2016年に放送されたTVドラマ「拝啓、民泊様」では原作・監督を手掛け、本作にも出演している中野裕太とタッグを組んだ。
「リンちゃん」を演じるジエン・マンシューは日本ではアイドル的なイメージを持たれているが、若手発掘を目的とする映画祭で助演女優賞を獲得するなど、台湾では演技派の注目女優。大胆で活発で、くるくる変わる表情が魅力的な“リンちゃん”を見事に演じ切っている。
「リンちゃん」の夫となる「モギさん」を演じるのは中野裕太。少し控えめな性格だが、「リンちゃん」を大切にしたいと強く思っている「モギさん」を演じる自然体の演技が魅力的だ。

今回公開されたメインスチールは、ジエン・マンシュー演じるリンちゃんの無邪気な笑顔と、中野裕太演じるモギさんの温和な笑顔に癒される、仲睦まじいカット。国境を越えて二人がどのように出会い、どのように恋を育み、ゴールインするのか。さまざまな展開が期待できる。

<作品概要>
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメだと言うけれど。」
台湾に住む元気いっぱいの女の子・リン。日本のドラマやアニメが大好きで、通っている大学でも日本語を専攻するほどの“日本オタク”。日本を襲った震災の話で世界が揺れているとき、リンのFacebookに一通のメッセージが届く。差出人は日本人青年で、彼の名前は「モギ」。
モギは震災で復興支援に協力的な台湾の国民性や親日感情を知って興味を抱き、まだ見ぬリンにメッセージを送ったのだった。友達申請を承諾したリンと茂木とのFacebookのやり取りを始まる。内容は他愛もないことや、日本のこと、お互いの悩みや日々の出来事など。そして迎えたゴールデンウィークに、二人は台湾で初めて顔を合わせる。その時間はあっという間だったが、二人の距離はより一層縮まり、その日を境にFacebook上でのチャットがリンとモギとのオンラインデートとなった。内容は相変わらずだが二人は幸せで、お互いの気持ちはいつしか海を越えていた。
■スタッフ
原作:モギサン&モギ奥さん
監督;谷内田彰久
脚本:野村伸一
■キャスト
ジエン・マンシュー、中野裕太、ワン・サイファー、蛭子能収、リン・メイシュー、大谷主水、岡本孝、与座重理久

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