指原莉乃「最高の初日」HKT48春の関東ツアー開幕

エンタメ総合
2017年02月27日

「HKT48 春の関東ツアー2017~本気のアイドルを見せてやる~」「HKT48 春の関東ツアー2017~本気のアイドルを見せてやる~」が25日、群馬県で開幕した。

 このライブツアーは関東エリアのホール規模の会場を回り、計11公演を開催予定。ツアー初日となったこの日は満員2000名のファンが詰めかけた。

 会場ロビーでは、ツアー恒例となったHKT48展を開催。昭和のアイドルを彷彿とさせるメンバーのポスター展示をはじめ、アイドルの歴史を振り返るVTRの上映、4期生によるラジオコーナーやメンバーのブロマイドが引けるコーナーなども登場し、各ブースには長蛇の列が出来た。ほかにも、抽選で選ばれたファンと楽屋内のメンバーを黒電話でつなぐ「レッツゴー!生電話」企画も実施。開演前から大変なにぎわいをみせた。

 開演とともにovertureが会場に鳴り響くと、ステージにはピンスポットに照らされた松岡はなが登場。「今こそ、HKT48が本気のアイドル見せてやるー!」という宣言から客席の各所からメンバーが現れ、《MIX》と呼ばれる掛け声がふんだんに盛り込まれた楽曲「最高かよ」でライブがスタートした。

 冒頭のMCでは、群馬県出身の今村麻莉愛が「ただいまー!」とあいさつ。「1回やってみたかったんです!」と満面の笑みで地元での凱旋公演を喜んた。また、盛大な「おめでとう」コールで迎えられたのは、この日14歳の誕生日を迎えた4期生の武田智加。武田は「大人になるぞ!」と宣言した。

 矢吹奈子の「ちょっと幸せな小話」から始まったユニット曲コーナーでは、モーニング娘。’17と指原莉乃のコラボユニット・サシニング娘。の「Get you!」を指原のソロで初披露した。

 ライブ中盤、深川舞子が初の司会を務めた「まいこむの部屋」と銘打ったMCコーナーでは、先日STU48との兼任が発表された指原に「大丈夫そうですか。岡田さん(同じく兼任メンバーとして発表されたAKB48岡田奈々)と性格合わなそうですけど」と失礼すぎる質問をぶつけた深川。指原は即座に「むちゃくちゃ合うし!親友だし!」と切り返し、会場を笑わせた。

 続くメドレーコーナーではツアータイトルどおり、【本気のアイドル】楽曲が次々に登場。姉妹グループの楽曲はもちろん、小泉今日子、ももいろクローバーZ、モーニング娘。、そしてTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSの「お願い!シンデレラ」をパフォーマンス。意表を突くセットリストの展開と「行くぜっ!怪盗少女」での矢吹の“エビ反りジャンプ”に大きな歓声が上がった。

「最後はあったかい気持ちで盛り上がりましょう!」という指原の言葉で2月15日発売の9thシングル「バグっていいじゃん」収録曲の「HKT48ファミリー」を初披露。指原は「みんなで最高のものが初日に出来上がったんじゃないかなと思います。全ての楽曲で盛り上がってくださった皆さんのおかげです!ありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えた。

 アンコールラストには再び「最高かよ」を披露し、会場中の大合唱に包まれながら、初日公演は幕を閉じた。次回は3月18日(土)、3月19日(日)に茨城県・日立市民会館にて開催される。

©AKS