“スローライフの母”のドキュメンタリー『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』各界著名人が絶賛

エンタメ総合
2017年03月28日

『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』 “スローライフの母”ターシャ・テューダーのドキュメンタリー映画『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』が、4月15日(土)より全国ロードショー。これに先立ち、映画をいち早く鑑賞した各界著名人からのコメントが到着した。

 絵本作家として70年間も活躍し、子育てを終えた56歳の時にバーモント州の山奥で18世紀風の農家を建て、2008年にこの世を去るまで、自然に寄り添った暮らしを続けたターシャ・テューダー。1996年に日本で初めて「ターシャ・テューダー 手作りの世界 暖炉の火のそばで」(メディアファクトリー刊)が出版。そのナチュラルライフが注目を集め、名言集やガーデニング本、絵本など合計66タイトルが刊行され、トータル350万部を超える驚異的な大ヒットを記録している。

 生誕100年に当たる2015年には、ターシャの生き方や暮らしを紹介する展覧会が開催され、2年をかけ日本全国に巡回。オープニングの松屋銀座では13万人が来場し、全国動員累計38万人を記録した。

 その生誕100年のクライマックスとして、過去10年間に渡り撮影されたライブラリー映像に加え、これまで公開が許可されなかった秘蔵映像や、現在のテューダー家の様子を捉えた【完全版】が本作『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』だ。時間をかけて少しずつ夢をかなえ、心豊かに生きたターシャ。自由な精神あふれるその言葉の数々は、現代の私たちに永遠の生きるヒントを与えてくれるだろう。

<『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』へのコメント>(五十音順)

ターシャの日常に触れて、誰でも自分の生き方を考えてしまう。
とても無理!そうだろうか……
ターシャの、春、夏、秋、冬、をいっしょに過ごしてみよう。
自分らしく生きていけば、愛はあつまる。そう思える。そして、まえを向ける。
――角野栄子(児童文学作家/「魔女の宅急便」著者)

私の大好きなターシャ・テューダー、絵と花と動物を愛し、夢をみながら歳を重ねてもこんなに新しい道を切り開き、充実した時間を過ごし、幸せを満喫するなんて!希望がいっぱい詰まったみんなへの贈りものですね!
――假屋崎省吾(華道家)

92歳になっても明晰に語り、裸足で庭を歩き花の手入れをする素敵なターシャ。いくつになっても人生を楽しむことができる、というメッセージが伝わってきて、元気が出る映画。
――熊井明子(作家)

自分は自分のものだと知ること。自分らしく生きていくこと。それだけで人はじゅうぶん満ち足りているのだと、ターシャは教えてくれる。
――小林聡美(俳優)

緑を紡ぎ、花を紡ぎ、実をならせ、枯れてゆく姿すら見守り。
風のざわめきと、木々のどよめきの礎となる大地を、小さな裸足で踏みしめ、確かめ。
ターシャが教えてくれた、美しい命の在り方。
――斉藤由貴(女優)

幸せになる単純明快なコツ。それは、幸せな人のそばにいることです。
例えばターシャのところに。どうかできるだけ大きな画面で“幸福”をたっぷり触感してください。
――澤田康彦(『暮しの手帖』編集長)

優しい魔法使いのお婆さんのようなターシャが語りかけてくると何故だか心は癒され人生の喜びに満ち溢れる。こんな人になりたくても成れないけど人の尊さの本質であるその精神の欠片だけでも受け止めたい気持ちでいっぱいになる。
――ダイアモンド☆ユカイ(歌手・俳優)

天国とは、こういうところかと思いました。ひとりの女性と自然の豊かな合作の記録。
――谷川俊太郎(詩人)

なぜ、世代を超えてターシャの言葉は私たちの心に響くのか。それは、自然と対峙して暮らしてきた彼女だからこそ、時には抗えないものにも柔軟に受け入れることのできる深い愛情にあるのだと思いました。
――平井かずみ(フラワースタイリスト)

「夢に向かって歩んで」「年を取ってもいいの。今がいちばんいい時よ」
「庭づくりは何年もかかるもの」そして、いずれ土に還る自然の物だけを使って、日々自然と調和して生きる。ターシャがこの映画で教えてくれたことです。
――ベニシア・スタンリー・スミス(ハーブ研究家・エッセイスト)

ターシャの手はすべての世界と繋がっている。その手が動くとイマジネーションはカタチになる。映像の中に、厳しく逞しいからこそ優雅だ。という暮らしの秘密を見つけた。
――山本容子(銅版画家)

もうすぐ百歳になる私の、一番あこがれてきた女性。
映画を見て、今まで以上にターシャの生き方から、はげましをもらいました。
――吉沢久子(家事評論家・エッセイスト)

庭以上に、ターシャが話す上品で芯の強いニューイングランド英語にうっとりした。
喜びの泉は半分忍耐、半分愛情でできたのを知って、静かな感動に浸った。
――ロバート キャンベル(日本文学研究者)

『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』予告編

<ストーリー>
米国バーモント州。雪深い山奥にある、18世紀風の農家コーギコテージがあった。まるで絵本の世界に迷い込んだようなコテージには、コーギ犬と一緒に暖炉に温まり、絵を描く1人の女性がいた。アメリカを代表する絵本作家、ターシャ・テューダー。70年もの間、現役で活躍、離婚を経験し女手ひとつで4人の子供を育てあげた後は一人暮らしを謳歌した。「思うとおりに生きてきた」と語るその人生は、決して平坦な道のりではなかった。そんな彼女の知られざるライフストーリーと、多くの人々を魅了する喜びにあふれた暮らしを映し出す。

『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』
4月15日(土)より、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開

監督:松谷光絵
出演:ターシャ・テューダー/セス・テューダー/ウィンズロー・テューダー エイミー・テューダー

配給:KADOKAWA

公式サイト:http://tasha-movie.jp

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