土屋太鳳、初の洋画アニメ声優に挑戦!映画『フェリシーと夢のトウシューズ』8・12公開

映画
2017年05月31日

122101_1_R 8月12日(土)公開の映画『フェリシーと夢のトウシューズ』の吹き替えを、土屋太鳳、黒木瞳、夏木マリが務めることが決定した。

『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などの名作アニメーションを世に出してきたアニメーター、パリ・オペラ座の芸術監督が集結し、花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語を描いた本作。

 主人公の少女フェリシーを演じるのは、土屋太鳳。今や国民的人気女優となり、映画・ドラマに全力で取り組む土屋の姿が、夢に向かってまっすぐなフェリシーと重なる部分があるということに加え、土屋自身もバレエを習っていた経験があるという共通点があることから今回のキャスティングとなった。

 さらに、フェリシーにバレエを教えることとなる元バレリーナ、オデットを黒木瞳が、オデットの雇主でフェリシーの夢に立ちはだかるライバル・カミーユの母親ル・オー夫人を夏木マリが演じる。

<土屋太鳳 コメント全文>
◆洋画アフレコに初挑戦されて、いかがでしたでしょうか?

洋画アフレコの日本語には、独特の空気感やリズム感があると思うのです。それは『日本とは違う文化や言語から生まれる動きや表情に対して、日本語をあてるという難しさ』に、たくさんの先輩方が試行錯誤してこられた中で育まれたリズムやテクニックだと思うので、はじめのうちは、その魅力と難しさに圧倒され、打ちのめされていました。一秒一秒を巻き戻し繰り返すことで少しずつフェリシーと心を近づけ、一体になることを目指しながら演じたのですが、現場での演出や指示が本当に分かりやすく、私が抱えていた迷いや悩みを驚きや喜びに替えていただきながら挑戦することができました。本当に感謝しています。

◆フェリシーは11歳の女の子で、土屋さんも小学5年生の時に、オーディションに応募されて芸能界入りを果たされていますが、ご自身と重なる部分はございましたでしょうか?

フェリシーと重なる部分はありました。私自身が演技の仕事にスタートをきった年齢と近かったことは、本当に嬉しい偶然でした。思春期ならではの気持ちの揺れはフェリシーのほうがずっとお姉さんで、むしろ今の自分と重ね合わせる感じだったのですが、夢に向かっている人、夢が近づいているかもしれない人には、年齢や性別やジャンルに関わらず共感出来る物語ではないかと思います。アフレコをして気がついたのですが、フェリシーはじめ登場人物の容姿や表情、姿勢、動き方が時間の経過や様々な経験と共に変わってくるんです。細かい変化なのですが『あ、フェリシーたちは大人になろうとしているんだ!』ということが映像から強く伝わってくるので、声もその成長に合わせようと工夫をしました。フェリシーの成長を、声からも感じていただけたら嬉しいです。

『フェリシーと夢のトウシューズ』
8月12日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

声の出演:エル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセンほか
日本語吹替え:土屋太鳳、黒木瞳、夏木マリほか
監督:エリック・サマー、エリック・ワリン
脚本:キャロル・ノーブル、エリック・サマー、ローラン・ゼトゥンヌ
振付:オレリ―・デュポン、ジェレミー・ベランガール
配給:キノフィルムズ

公式HP:www.ballerina-movie.jp

<ストーリー>
19世紀末のフランス、ブルターニュ地方の施設で暮らすフェリシーは、バレリーナになることを夢見る、踊ることが大好きな少女。ある日、偉大な発明家を志している親友のヴィクターに誘われ、エッフェル塔が建設中の憧れの街パリを目指して施設を抜け出すことに…。やっとの想いで辿り着いたパリで、フェリシーはヴィクターとはぐれてしまうが、偶然にも夢にまでみたオペラ座を見つける。そこには、美しく踊るエトワールの姿があった…。元バレリーナで、今はオペラ座の掃除婦のオデットとの出逢い、お金持ちの一人娘カミーユや数々のライバルたちの熾烈な競争。まだ、バレエを習ったことさえないフェリシーは、情熱と勇気だけを胸に、夢の舞台に立つことができるのか……!?

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