中川翔子「夢の世界!」ディズニー・アート展にラプンツェルの世界が出現

エンタメ総合
2017年08月08日

133525_01_R ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの企画展「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」が、日本科学未来館にて開催中。

 8月1日より期間限定で展示が開始された「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ 塔の上のラプンツェル エクスペリエンス」powered by teamLabのセレモニーイベントに、中川翔子、チームラボ・カタリストの竹内正人が登壇した。

 「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」は、ミッキーマウスの誕生作『蒸気船ウィリー』から最新作『モアナと伝説の海』まで約90年にわたる、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの歴史をひもとく原画やスケッチ、コンセプトアートなど約500点が日本に勢ぞろいし、アニメーションを生み出すにあたり取り入れられてきた当時の最新技術と共に紹介する企画展。来場者は20万人を突破し、8月1日からは、ディズニー長編アニメーション『塔の上のラプンツェル』の世界を再現した特別展示を公開中。

 セレモニーイベントに登壇した中川は『塔の上のラプンツェル』で日本版吹替声優を担当。声優に抜擢されたことについて、中川は「本当に嘘みたいな本当の話で『え。え!そんな、私がディズニーのプリンセス!?』という驚きで、リアルに椅子から落ちたのを覚えています」と、笑いを交えながら当時を振り返った。また、「ディズニープリンセスというのは永遠に歴史に残る、という実感もありました。当時生まれていなかった人も最近初めて見た、というあらゆる人に夢をつなぎ続けるラプンツェルは公開から6年経っても成長して新たな出会いを見つけています」と語り、「ラプンツェルというプリンセスに出会えて私の人生は大きく変わりました」と今でも中川自身にとって重要な存在であることを告白した。

 さらに、「自分も母親と2人暮らしで友達がペットだったりと、ラプンツェルと似ているところがあったので、今ある環境の中に最大限の楽しみを見つけられる彼女はすごいなあ」と自身とラプンツェルを重ねる場面も。アフレコ前には、少しでもラプンツェルに近づこうと「ラプンツェルの勇敢さに憧れて、初めてお風呂場で髪を金色に染めたら、すごく変なレンガ色になって失敗してしまい朝起きて泣いてしまいました」と、仰天エピソードを披露し、会場を沸かせた。

 チームラボによって、映画のワンシーンを、無数のランタンで埋め尽くされた空間で表現した今回の展示。大切な人を想う気持ちを象徴的に表した、劇中にも登場する7種類の絵柄のランタンの前に来場者が立ち止まると、ランタンが強く輝き、周囲のランタンに伝播し空間に広がっていくという仕掛けで、ディズニー作品の中に実際に入り込んだような特別な体験ができる。既に展示を体験していた中川は「夢の世界が広がっているみたい。ラプンツェルになったみたい!ラプンツェルにも見せてあげたい!」と興奮気味の様子だった。

 また、本展示作品を手掛けたチームラボのカタリスト・竹内は「何度も英語でやりとりをした。LEDの色合いも微調整にも時間をかけて、映画のサイズや灯りの色などを本国の人と打ち合わせを何度も重ねた」と苦労話を。しかし、完成した展示を見たディズニーからは「色にすごくこだわりが強いディズニーさんが、色がディズニーの世界そのままだ」と絶賛されたようで、ホッとした表情。最後に、「いろんな人に体験してもらいたいし、展示に来てくれた方も、もう一度映画を見たいと思ってくれたら」と展示への思いを語った。

「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ 塔の上のラプンツェル エクスペリエンス」powered by teamLab
8月1日(火)~9月24日(日)の期間限定展示

©Disney