山田孝之が取締役CIOを務める新会社・ミーアンドスターズ株式会社の設立記念イベントが開催され、山田と同会社代表取締役社長兼CEO・佐藤俊介がトークセッションに登場した。
影響力を持つインフルエンサーのプレミアムなモノや“体験”をライブ動画で販売するECプラットフォーム「me&stars」の運営を行うこの会社。山田が出演する数々のドラマ、番組を手掛ける放送作家・竹村武司も経営に参画し、世の中に流通していない新しいスターとファンとの交流の場をコンテンツとして仕掛けていくという。
山田は「このサービスは、スターと僕らが企画を0→1にする作業を一緒にできる点で、スター自身も楽しめる。さらにスターのファンもスターとの1対1の“体験”という事柄については、面白がっていただけるはず」と自信たっぷり。
そんな山田の印象を、佐藤が「孝之君は、意見交換のときはとっても厳しい。こだわりが強くて、ビシバシさばいてくれる」と語ると、山田は「僕がここにいる意味は、俳優として活動させていただいている中でのスターたちとのつながり、映画で言うとキャスティングプロデューサーのような役割や、スターたちの特性や向き不向きといったマネージャーの視点などかなと思っています」と自らの立ち位置を分析。CIOという肩書きについては「就職をしたことがないから、全く分からない。自分なりにポジティブに考えれば、何も詰め込んでこなかったので、頭の中に相当の余裕はあります(笑)」と語った。
この企画には山田もスターの1人として登場予定で、現段階で30ほどの企画案が出ていることを明かした佐藤。これには山田も「基本的には『竹村さんの書きたいものを書いてくれ』とは言っていますが、中には“ふざけるな”っていうものもありますよ(笑)」と苦笑いを見せる場面も。
さらに山田は「俳優業でもそうですが、ただ自分が面白いと思うことをやっていて。そして最初に動き出したら、絶対に実現するまで粘り強く、何としてでもやろうという気持ちでやっているだけ。俳優としてある前に1人の人間なので、やりたいことはやればいいと思っています」と“山田流人生論”を披露し、会場をうならせた。
「me&stars」の企画第1弾は今年冬頃予定。ティザーサイトは(https://meandstars.com)本日公開。