“演劇界の芥川賞”受賞作を完全映画化『At the terrace テラスにて』特典映像が一部公開

映画
2017年10月12日

『At the terrace テラスにて』 映画『At the terrace テラスにて』のBlu-rayが11月8日(水)に発売。これに先駆け、山内ケンジ監督とキャスト陣のスペシャル座談会の映像を含む特典映像の一部が公開された。

 本作は、2014年に下北沢の小劇場ザ・スズナリで上演され“演劇界の芥川賞”ともいわれる岸田國士戯曲賞を受賞した舞台『トロワグロ』を、公演時と同じキャストで完全映画化。監督は、「白戸家」などヒットCMを手掛ける鬼才・山内ケンジ。昨年、新宿武蔵野館で7日間連続チケット完売記録を樹立し、今年2月から7月まで全国公開されロングランヒットを記録した。また、第29回東京国際映画祭では、日本映画スプラッシュ部門に公式出品されている。

 舞台は東京近郊、とある豪邸のテラス。富裕層たちの宴で、登場人物それぞれの感情と妄想が絡み合う会話劇が繰り広げられる。キャストには、石橋けい、平岩紙、古屋隆太、岩谷健司、師岡広明、岡部たかし、橋本淳といった実力派俳優が集結した。

 公開された特典映像では、Blu-rayに収録されているキャストと監督のスペシャル座談会の一部を公開。スペシャル座談会は2部構成になっており、山内監督と女優陣2名(平岩紙、石橋けい)による【淑女の部】では、“舞台と映画”について熱く語っている様子を収録。監督と俳優陣(古屋隆太、岩谷健司、師岡広明、岡部たかし、橋本淳)による【紳士の部】では、劇中の紅2点「はる子」(平岩紙)と「和美(専務夫人)」(石橋けい)について、一男性としての目線で赤裸々に語られている。

『At the terrace テラスにて』Blu-ray
価格:4,800円+税

本編約95分+特典映像約70分

<特典映像>
メイキング、撮り下ろしスペシャル座談会【淑女の部&紳士の部】、別アングルスペシャルEDIT、トレーラー集
特製アウターケース付き

<初回限定封入特典>
舞台『トロワグロ』DVDが22名に当たる応募はがき
※商品仕様は予告なく変更する場合があります。

発売・販売元:アミューズソフト

<スタッフ>
脚本・監督:山内ケンジ
エグゼクティブプロデューサー:小佐野保
プロデューサー:石塚正悟、野上信子
ラインプロデューサー:中野有香
撮影:橋本清明
照明:清水健一
録音:渡辺丈彦
編集:河野斉彦
企画・製作:ギークピクチュアズ
制作プロダクション:ギークサイト
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS

<キャスト>
石橋けい、平岩紙、古屋隆太、岩谷健司、師岡広明、岡部たかし、橋本淳

<ストーリー>
それは、笑い声がさざめくいつものパーティのはずだった。
東京近郊、とある豪邸のテラスで、富裕層が集まる宴がそろそろ終わりの時間を迎えようとしている。しかし、人々には帰れない理由があった。透き通るように色白の女性、はる子(平岩紙)。彼女の白い腕のまわりには、まるで蛾のように男達がよってきては離れない。豪邸の持ち主である専務(岩谷健司)とそのイケメンの息子(橋本 淳)、エリートだけどたぶん童貞の会社員(師岡広明)に、胃を切り取ったばかりの中年男(岡部たかし)、そして、グラフィックデザイナーである彼女の夫(古屋隆太)。さらには、そんな男たちを冷めた目で見つめ、はる子に嫉妬の炎を燃やす美しい専務夫人の存在(巨乳)(石橋けい)。 それぞれの妄想を胸に秘めたパーティの出席者たちが、たわいもない会話を繰り返すうちに導き出す、とんでもない結末とは。庭のムササビだけが見ていた、今の日本をはからずも象徴する人間たちの生態観察90分間。どこにもない稀有な笑いと衝撃を体験できる山内ワールドの真骨頂。

「At the terrace」公式HP:http://attheterrace.com/
アミューズソフトHP:http://www.amuse-s-e.co.jp/
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B074MFTWMN
ASMART:http://www.asmart.jp/p_90003278

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