『泥棒役者』丸山隆平を西田征史監督&市村正親が絶賛「振り回され方がうまい」

映画
2017年12月07日

映画『泥棒役者』公開御礼ヒットイベント 映画『泥棒役者』の公開御礼ヒットイベントが、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、丸山隆平(関ジャニ∞)、市村正親、西田征史監督が登壇した。

 2006年に西田監督が演出した舞台「泥棒役者」を映画化した本作。“人違い”と“勘違い”をくり返し、クセもの8人による“だまし・だまされ”の超喜劇エンターテインメントを描く。

 映画が公開されて2週間。心境を語った丸山は「同級生の友人が家族で観に行ったらしいんですけど、すっごい長いメールくれて、それにまた感動しまして、子供と一緒に笑うって家のなかではなかなかないけど、劇場で笑うのは家族としても良い映画だし、関係性つないでくれてありがとう!って。うれしかったです」と。市村は「初日の日に、映画館で5歳と9歳の子供が観ていまして、お家に帰ったらいきなり『まだおわってないニャー!』(劇中のセリフ)と言われたので、『あぁ、うれしいな』って思いました」と語った。

 西田監督とプライベートで一緒に映画を観に行ったという丸山は「証拠もありますよ!」とチケットの半券を披露し、イベント当日に発売された写真週刊誌「FRIDAY」に丸山と西田監督の2ショットが掲載された話をすると、市村が「それでお前(丸山)の部屋は女っ気がないのか…」と暴露。丸山と西田監督は慌てて「そういうことじゃないですよ!」と否定し、会場を沸かせた。また、報道された内容では5回観たと書かれていたことに丸山は「ちゃんとしてないな!6回です!監督と一緒に観に行った日に6回になりました!」と訂正した。

 実際に映画館で観た感想について丸山は「お客さんのリアクションがあって、映画が1つ完成するんだなってのも実感できたので、これだけ劇場が笑いに包まれるっていうのも多いことじゃないと聞きます。僕も今まで映画観てて『静かにしなきゃ!』ってイメージだったので、この作品はそれとは違った皆で共有し合えるそういう楽しい映画に仕上がっているんだなと思って、体感できて良かったです」と。市村は「今日は結構お客さん若い人が多いけど、僕が出ているからかシニアの方も観にきてくれている!シニア担当です(笑)」と笑いを誘った。

 また、キャスト・スタッフで打ち上げをした時期が丸山の誕生日(11月26日)と近かったこともあり、市村からサプライズでプレゼントをもらったという丸山。「僕が大好きな、なかなか手に入らないメーカーの靴をメンバーカラーのオレンジで頂きました、サイズばっちりだったんです!」とニッコリ。「今日頂いた靴を履いて『市村さ~ん!』って見せに行こうと思ったら、楽屋に入った瞬間衣装に着替えさせられて…。履いているところを見せたかったです」と落ち込んだ様子。市村は「丸ちゃんね、打ち上げの時に泣きました」と明かし、「きれいな涙を見せてくれました。それをね、ペロッと舐めたのは監督で…(笑)」と冗談を言い、会場を笑わせた。

 丸山とプライベートでも仲の良い西田監督は、“役者・丸山隆平”の魅力について「一番感じるのは自然な佇まいと作品に染まろうとしてくれるところ。自分の芝居をどう魅せるかじゃなくて、この映画の自分のポジションはどこにあって、相手の芝居をどう引き出して、どう振り回されるか、特に今回の役はそういう役ですので、すばらしいです」と絶賛。さらに市村も「振り回され方がうまいよね!実にうまい!」と称えた。

 すると、丸山は「普段メンバーとかファンの方々に振り回されているからかもしれないですね、いじられるのが多いので…」と照れ隠し。市村に対して丸山は「いい距離感とフランクさを持ち合わせた上で、僕とお付き合いしてくださるので、打ち上げの時に『お前は俺の息子だよ!』と言ってくれたので、僕もお父さんと思って大いに甘えて、今度またご飯連れて行ってもらおうかな」とおねだり。市村は「いいよいいよ!行こう!」と応え、2人のやりとりにほっこりする場面も。

 最後に丸山は「もっともっとたくさんの方々に観ていただきたいです。懐具合もありますので、無理をなさらない程度に長くこの作品を愛していただければうれしいです」とメッセージを送った。

映画『泥棒役者』
絶賛公開中

出演:丸山隆平、市村正親、石橋杏奈、宮川大輔、片桐仁/高畑充希/峯村リエ、ユースケ・サンタマリア
監督・脚本:西田征史
製作:「泥棒役者」製作委員会
制作プロダクション:ROBOT

配給:ショウゲート

©2017「泥棒役者」製作委員会