深川麻衣が劇中衣装で一日店長に!映画「パンとバスと2度目のハツコイ」公開記念イベント

映画
2018年02月01日

157075_01_R 2月17日(土)より公開の映画「パンとバスと2度目のハツコイ」に主演する深川麻衣が1日限定でパン屋の店長に就任する公開記念イベントが、ベーカリー&カフェ「ルパ」調布店にて行われた。

 本作と同店舗とのオリジナルコラボパンが、2月10日(土)より期間限定で発売されることから生まれた今回の夢のイベント。このコラボパンは、深川演じる市井ふみと、三代目 J Soul Brothersの山下健二郎演じる湯浅たもつが、劇中で一緒に作る「くまの形のかわいらしいパン」をイメージしたもので、ファンならずともそのビジュアルに思わず購買欲をかき立てられるほどの愛くるしい代物となっている。

 深川が劇中で実際に着ていたパン屋の衣装で登場すると、朝早くから集まったファンからは大きな歓声が。深川は「映画のまち“調布”でイベントをさせていただけて、とてもうれしいです!1日店長を務めさせていただきます、よろしくお願いいたします!」と、意気込みをにこやかに語った。久しぶりにパン屋の衣装を着た感想について、深川は「映画の中でもこの制服を着てパンを作らせていただきました。撮影ぶりに着たんですけど、気持ちが引き締まって、あのときのいろんな気持ちがよみがえってきました」と懐かしそうに語った。

 さらに「パン屋の朝の仕込みを丁寧にスピーディーにやるのが難しかったです。パンに卵黄を塗るシーンでは、実際にお店の方に教えていただき、撮影に臨みました。レジ打ちは、学生のときのバイト経験が役に立ってよかったです!」と、撮影の思い出をかみ締めるように語った。

 作品について聞かれた深川は、「独特の恋愛観を持つ女の子が、ある日偶然ハツコイの人と再会して、気持ちに変化が起きていくというストーリーなんですが、2人の距離感をもやっとしながらも、温かく描いた作品になっています。終わった後、パンが食べたくなると思います!」と魅力を伝えた。

 さらに、劇中でたもつとパンを食べるシーンについて「一見和やかで楽しいシーンに見えますが、2人共内側に複雑な気持ちを抱えている。実はすごく切ないシーンでもあって、映画の代名詞とも言えるシーンになっています。モヤキュンが隠れているシーンになっていると思います!」と話し、「偶然たもつに言われた言葉がグサッときて、チョコペンがゆがむというトラブルがあったんですが、監督がそのまま使ってくださったので、よく見ると動揺してます(笑)」と撮影秘話も明かした。

 そして、この日の目玉でもある事前抽選で当選したファンに、オリジナルパンを直接手渡しでプレゼントするコーナーでは、聖母と呼ばれる深川ならではの“神接客”で、集まったファンは大いに満足している様子だった。

 最後に「映画全体を通して、今泉監督ワールドがあふれていて、グサッとくる言葉がたくさんあるんですけど、言葉と言葉の間の時間も、とても大切な時間になっています。ぜひその間の何もない時間も想像して見ていただけたら、うれしいです」

 映画「パンとバスと2度目のハツコイ」は、2月17日(土)よりイオンシネマにて全国公開。

映画「パンとバスと2度目のハツコイ」
2月17日(土)全国公開

<キャスト>
深川麻衣、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂

<監督・脚本>
今泉力哉

公式サイト:http://www.pan-bus.com/