知念侑李『坂道のアポロン』ロスを告白「毎晩思い出の写真を見ながら寝てました」

エンタメ総合
2018年03月12日

映画「坂道のアポロン」初日舞台あいさつ 映画「坂道のアポロン」の初日舞台あいさつに、知念侑李、中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカ、中村梅雀、真野恵里菜、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、三木孝浩監督が登壇した。

 本作は、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位に輝いた同名マンガを映像化した青春映画。主人公の孤独な青年・薫(知念)が、転校先の高校で一生ものの友達や恋、そして音楽に出会い、自ら人生を切り開いていく10年を描いた感動作となっている。

 映画単独初主演の知念は「とんでもなく緊張しています。一週間前くらいからソワソワして、寝る時間も減っていって…。ドキドキワクワクでいっぱいですが、映画単独初主演というのは今回しかない機会なのでこの空気を楽しみたいです」とあいさつ。

「クランクアップした後にロスになっちゃって、(知念と)一緒にセッションしました。僕が焼き肉屋さんにドラムスティックを持って行って、その後にスタジオに入って(笑)」と中川が撮影後のエピソードを明かすと、知念も「撮影が終わったあとも毎晩その時の思い出の写真を見ながら寝るみたいな。それくらい終わったときは寂しかった」と思い出に浸っていた。

 また、自身にとっての“一生もの”を問われたキャスト陣。「映画『坂道のアポロン』」と答えた知念は「初単独主演作ということで、すごい不安とプレッシャーの中で撮影に挑んだ作品ですが、皆さんが本当にとても温かく、ほかでは経験できないような映画」と感慨深けに語ると、「ピアノの練習も含めると、1年半前からここまで長い期間をかけて仕事をしたことは初めて。これは僕の中で一生忘れられない一生ものの映画になりました」と笑顔。

 さらに、登壇前に先輩である知念から「舞台あいさつの成功は北斗にかかっている」とプレッシャーをかけられたという松村は「このキャストの方々と一緒に並ばせていただき、とんでもない作品に携わっていたんだなとあらためて実感しています。少しでもこの作品に恩返しできるように自分の活動にも絡めていけたら」とコメント。“一生もの”はテレビ番組に初出演したときの私服を挙げ、「『ザ少年倶楽部』という番組のコーナーに、ジャニーさんの“YOU出ちゃいなよ!”という突然のひと言で出て。僕は“YOU出ちゃいなよ!”体験者なんですよ。その服は断捨離や引っ越しを経てもいまだに捨てられない」と紹介した。

 映画「坂道のアポロン」は大ヒット公開中。