長瀬智也“守りたいもの”は寺脇康文「長生きしてください!」

映画
2018年04月25日

映画「空飛ぶタイヤ」レッドカーペット&完成披露試写会 映画「空飛ぶタイヤ」のレッドカーペット&完成披露試写会が行われ、主演の長瀬智也をはじめ、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、中村蒼、浅利陽介、本木克英監督が登場した。

 累計170万部を突破した、池井戸潤の大ベストセラー作品を映画化した本作。ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故をきっかけに、“リコール隠し”をする大企業と運送会社の戦いを描く、世紀の大逆転エンターテインメント。

 池井戸作品初出演の長瀬は「慣れていない社会派の作品に出させていただきましたが、非常にこの作品に対してのメッセージに共感しました。このメッセージを皆さんに届けるためだけに、今日まで頑張ってきたような気がします」と心境を明かした。

 また「社会の話ですが、僕らがいる社会にもつながることや、皆さんが感じる社会の問題など、そういったことにちょっと触れられる作品になっているんじゃないかなと思います。自分の中に入ってきたメッセージを大事にしていただきたい。きっと何かを持って帰れると思います」と作品の印象を語った。

 本作が映画初出演となる阿部が「すごく今、空を飛んでいるような気持ちです。何かに立ち向かっている姿に共感していただけるとうれしいです。現場では長瀬君を筆頭にたくさんの方に支えていただきました」と緊張した様子であいさつすると、先輩の長瀬が「コメントも空を飛んでます(笑)」とツッコみ、観客の笑いを誘った。

 本作の内容にちなみ“自身の守りたいもの”を問われたキャスト陣。長瀬は「愛する人じゃないですかね…いれば(笑)」と会場を沸かせると、「あとは、やっぱり寺脇さんを守りたいですかね。本当に昔からお世話になってるんですよ。役者の世界でもこんなに年が離れていたら、コミュニケーションってとりづらいのに、寺脇さんから話しかけてくれたりする。そのありがたみを大人になってから感じているので、長生きしてください!」と感謝の思いを伝えた。

映画『空飛ぶタイヤ』
6月15日(金)公開

公式サイト:soratobu-movie.jp