夏帆&東出昌大が恋に落ちる!「ビブリア古書堂の事件手帖」特報映像解禁

映画
2018年05月25日

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」 映画「ビブリア古書堂の事件手帖」の第2弾キャストとして夏帆と東出昌大の出演が発表され、特報映像も解禁された。

 本作は、三上延によるシリーズ累計640万部突破のミステリーを主演・黒木華×野村周平×監督・三島有紀子で完全映画化。鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の店主である篠川栞子が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく。

 夏帆が演じるのは、野村演じる大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日の姿。絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄を東出昌大が演じる。2人の共演は「予兆 散歩する侵略者」(17)に続いて2回目。

 お互いの印象を東出は「夏帆さんは、強い芯を持った、真っすぐとした女優さん。彼女と素直に恋ができたのは、本当に夏帆さんの力であり、魅力だと思う」と。夏帆も「すごくストイックで真面目な方で、自然と(東出演じる)嘉雄さんと接することができた」と語っている。

 また、現代パートの黒木と野村に関しては、2人とも一緒のシーンはなかったが、原作を読んでいたという東出は「(現代パートは)魅力的な俳優さんがたくさん出ているので、原作から飛び出してきたような、原作の魅力そのままの映画になっている」と。夏帆もクランクアップ直後に「もう少し、撮影をしていたかったというのが今の正直な感想。現在と過去がつながった時に、一体どういう映画になるのかすごく楽しみです」と語っている。

 解禁された特報映像は、大輔の亡き祖母の遺品の中から出てきた夏目漱石の「それから」と、栞子が大切に保管している太宰治の「晩年」の2冊の本を中心に、黒木と野村が演じるビブリア古書堂を舞台とした“大切な秘密”をめぐる≪現在のパート≫、そして東出と夏帆が演じる“知られてはいけない恋”を描く≪過去のパート≫が交差し、ある事件を解決へと導くミステリアスな雰囲気漂う映像となっている。

<東出昌大 コメント>
クランクイン前、初めて三島監督とお会いした際に、考えながら絞り出す様にしか喋れない僕の言葉を、真っすぐに目を見据えながら聞いて下さるそのお姿に、信頼を寄せ覚悟を決めたことを覚えています。
恋人役の夏帆さんや、素晴らしい共演者の方々と充実した日々の中、過去パートを撮影させて頂きました。
撮影には立ち会えなかった現代パートですが、黒木さんや野村さんのお芝居が銀幕で観れる日が楽しみです。
原作ファンの方も、ご存知ない方も、ぜひ、ビブリアの映画を楽しみになさってください。

<夏帆 コメント>
三島組に参加して三島さんの作品とは不思議な縁があると感じました。
作品にかける想いの強さと、いつもは凛とした監督がたまに見せる少女の顔が印象的で。
三島さんの強さのなかに垣間見える繊細な感性がこの作品の世界観にぴったりだなと思いました。
東出さんは、以前ご一緒した作品との役の振り幅に驚き、その立ち姿から文学の香りのする方だな、と。
この作品は本に纏わるひとたちのお話です。
わたし自身もあらためて古書の魅力を教えてもらった気がします。
ぜひ公開を楽しみにしていてください。

映画「ビブリア古書堂の事件手帖」
11月1日(木)全国ロードショー

原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平 夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈

配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会