宮沢氷魚、父・宮沢和史との約束明かす『R134/湘南の約束』でドラマ初主演

ドラマ
2018年06月01日

『R134/湘南の約束』 6月27日(水)放送の神奈川発地域ドラマ『R134/湘南の約束』(BSプレミアム)の試写会が東京・渋谷NHK放送センターで行われ、ドラマ初主演を果たす宮沢氷魚と脚本家の桑村さや香が登壇した。

 本作は、「大切な人との約束」を果たすために登場人物が国道134号線を歩く物語。過去にしばられた若者・洸太(宮沢氷魚)が、偶然出会った不思議なアメリカの老婦人、マリア・モーガン(ニーナ・ムラーノ)と過ごす時間を通して、過去の自分と向き合い、成長をとげる姿を、湘南の美しい光景とともに描くハートフルドラマになっている。

 ニーナとの撮影中の思い出を聞かれた宮沢は、「初日に行った江ノ電での撮影。これが結構大変な撮影で、指定された駅の区間で撮りきらなきゃいけないっていう。そういったプレッシャーの中、僕も初主演の初シーンということで、すごい緊張していたんですが、ニーナさんがずっと隣で肩を叩いてくれたりだとか、『大丈夫だから、楽しもう』っていった言葉が僕の救いになりました。そこから1週間半の撮影期間でほんと毎日ニーナさんに助けられたなという思い出がたくさんあります」と語った。

 また、台本を読んだときの印象を聞かれ、「主演ってことを聞いて、ヒロインは誰になるんだろうってことを初めに考えました。自分と歳の近い女優さんなのかなって思って台本を開いてみたら、アメリカ人のおばあちゃんってことが判明しまして、どういう話になるんだろうと思って、ドキドキというか(笑)。先が読めないなって思いました」と、気持ちを明かした。

 さらに、大切な約束はありますかという質問に対しては、「父と交わした約束で、『強くて優しい子でありなさい』と口ぐせのように言われた言葉。すごく大事にしていて、成長していく度に、その言葉を振り返って、その約束をちゃんとかなえられているか、日々考えながらやっています」と答え、「僕に子供が出来たときは、父と同じ言葉を告げたいな」と思いを明かした。

神奈川発地域ドラマ『R134/湘南の約束』
BSプレミアム
6月27日(水)後9・00~9・59

公式HP:https://www.nhk.or.jp/yokohama/r134/