福士誠治主演の連続ドラマJ『極道めし』(BSジャパン)が、7月14日(土)にスタートすることが決定した。
本作は、土山しげる原作漫画でうまい食べ物をただ食べるだけではなく、食べ物にまつわるノスタルジックな思い出を引き出すエンターテインメントドラマ。
世間とは隔絶された刑務所で、部屋にいる受刑者たちが順番にシャバで食べた一番おいしかった食い物の話をして、最もうまそうな話をしたものが勝者となり、食事のおかずなど好きなものを一品ずつ取ることができる。判定は話を聞いて「ごくり」つばを飲み込んだ数が多い者が勝ち。食い物だけでなく意地やプライドまでもかけた、壮絶で熱い戦いが繰り広げられる――。
204号室の新人・原一平役を演じるのは福士誠治。福士は「刑務所の中での飯の話。キャスト、スタッフの皆さんと友に熱量のある作品作りをしていきたいです。見た方々がそのご飯を!いや、メシを食べたくなるような作品になればいいなぁ、と思いますので楽しみにしていてください」と意気込みを。また「原作の『極道めし』の魂を引き継いで、今は天国にいる土山先生に素敵な作品を届けられるように精進します。あらためて心よりご冥福をお祈り申し上げます」とメッセージを送った。
福士演じる原と共に食い物の話を広げる204号室の囚人も発表。元サラリーマンの小津弘役に今野浩喜、窃盗常習犯の八戸伍三郎役に徳井優、詐欺師の坂井直次役には柳沢慎吾、暴力団組員の荒木健作役に小沢仁志が決定した。
森田昇プロデューサーは「ただおいしいものが登場するドラマではなく、日本人のDNAに刻まれた誰にも共通する“旨さ”を引き出すドラマチックエンターテインメントです。それは純粋にうまそうな食べ物に紐づいた誰にでもある思いでなど、ノスタルジック感あふれるストーリーを見せるドラマになっています。そんな囚人たちの繰り広げるうまいメシ語りバトルに、見る人は思わず『ごくり』となります。そして『食べたいな』だけでなく『懐かしいな…』など思い出が呼び起されるストーリーです。腹をすかせて見てください。いえ、満腹で見ても食べたくなること必至です。そして心にグッときます」と。
さらに「5月24日に原作者の土山しげるさんが逝去されました。出版社の担当の方から土山さんに、この作品のドラマ化のお願いを伝えていただいたところ、病床で大変喜ばれ期待しているとおっしゃったそうです。土山さんの期待に応えられるよう、最高の作品を作っていこうと思います」とコメントしている。
連続ドラマJ『極道めし』
BSジャパン
7月14日(土)後9時スタート
原作:土山しげる
協力:大西祥平
脚本:福原充則ほか
監督:白川士ほか
出演:福士誠治、今野浩喜、徳井優、柳沢慎吾、小沢仁志ほか
公式サイト:http://www.bs-j.co.jp/gokudomeshi/
©「極道めし」製作委員会©土山しげる/双葉社