別所哲也が岩田剛典を絶賛「純司のアニキ、ハンパねえ」

映画
2018年07月03日

『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』 映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台あいさつが行われ、別所哲也(ショートショートフィルムフェスティバル&アジア代表)と、「ファンキー」に主演した岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)が登壇した。

 SSFF&ASIAで三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEがフェスティバルナビゲーターを務めたことについて、岩田は「すごく豪華なセレモニーでした。出演者の方もものすごく豪華な方ばかりで、とても貴重な経験になりました」と。SSFF&ASIA代表の別所は「セレモニー後のガラパーティーで、岩田さんには乾杯の音頭をとってもらい、素敵に開幕することができました」とエピソードを披露した。

 岩田は出演作「ファンキー」の脚本を読んだときの印象について「正直初めて読んだ時は、“これはどれにかかっているのか”とか、いろいろな疑問が浮かんだのですが、(石井裕也)監督に相談したら、監督にはゴールがちゃんと見えていらっしゃっていて、そういった“監督のみぞ知る”ことがあるので、石井さんを信じて撮影に挑みました」と当時の心境を振り返った。

 また役作りや撮影の苦労について「全編サングラスをかけている役は初めてだったので、目の芝居ができないのが苦労しました」と。別所はそんな岩田の演じた“純司のアニキ”という役柄について「今、流行りの言葉でいうと、“純司のアニキ、ハンパねえ”でした!かしずきたくなりましたよね」と語り、「役者は登場したときに、この人はどんな人か分かるようないろいろな情報を持っていて、その1つである目の芝居をある意味サングラスで奪われる状態でしたが、スクリーンに登場したときから岩田さんの純司のアニキがどんな人なのかよく分かりました!」と絶賛した。

 また、4日間行われた撮影の中、水中でのシーンが多かったという岩田は、水中で服を脱ぐシーンについて「ジャケットを脱ぐのまではすぐにいけるんですが、その下を脱ぐのが大変でした。幸い水中での撮影が進み、息を止めていられる時間が長くなってからのシーンだったので、助かりました」と撮影の裏話を明かした。

 岩田の水中のシーンについて、別所は「実は、撮影の前にHIROさんと岩田さんの撮影について、水中で脱ぐって書いてあるけど、どこまでやるのがよいか?という話をしていました。実際に撮影が終わってからも大丈夫だった?全部脱いでないよね?とまた話していましたよ」と語り、岩田を驚かせた。

 作品のタイトルにかけて「最近“ファンキー”だった出来事」について聞かれると「最近お仕事でフランスに行ったのですが、フランスの人は仕事があってもお昼からワインを飲んでいたりするので、“飲んでも仕事できる”という国民性の違いがファンキーでした」と岩田。別所は自身の“ファンキーな体験”として「最近歌番組に出まして…歌ったんですよ、ミュージカルアクターだから」と明かし、「歌番組ってこんなに大変なんだとあらためて感じるファンキーな経験でした。歌番組のカメラワークの中で歌う緊張感や楽しさを感じました。ラジオではよく踊ってるんですが、それとは全然違いましたね」と話し、会場から笑いが起こった。

 最後に別所は「ショートフィルムは、インターネットでも検索するとたくさん出てくるんですが、今回のように小竹正人さんの詩とつながっての新しい取り組みというのはすごく貴重なものです。これからもプロジェクトを育てていければと思います」と今後への意欲を語った。

 岩田は「実は大学時代に、一度別所さんをインタビューさせていただいたことがあって、今日こうして一緒に舞台あいさつさせていただいているのがすごく不思議です」と2人の意外な関係を明かし、「大学の先輩でもあるので、運命的なものを感じております」と語った。

映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』
公開中

エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人

配給:LDH PICTURES

公式サイト:http://utamonogatari.jp/

©2018 CINEMA FIGHTERS

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