吉沢亮の“代行してほしいこと”は「漫画読むこと以外、全部!」『GIVER 復讐の贈与者』会見

ドラマ
2018年07月12日

『GIVER 復讐の贈与者』 7月13日(金)スタートのドラマ24『GIVER 復讐の贈与者』(テレビ東京ほか)の記者会見が行われ、吉沢亮、森川葵、小林勇貴監督が登壇した。

 『勇者ヨシヒコ』シリーズが放送されていたドラマ24枠での主演について吉沢は「『~ヨシヒコ』が大好きだったので、同じ枠で主演と聞いて『俺、すごいな!』とうれしかった」と笑顔。

 しかし演じる義波は感情が欠落しているという役どころ。役作りについて聞かれると「義波は自分でない何者かに成り切るんですが、そのキャラが抜けた時とのギャップは意識しています。より分かりやすくなるように、抜けた瞬間の義波は空っぽのような感じにしています」と。

 そんな義波を雇っている、復讐代行組織『サポーター』を創立した謎の美少女・テイカーを演じる森川は「テイカーはあまりしゃべらないし、動かないんです。またテイカーがいる部屋は真っ暗なので、より謎感を増すために体の上半身が浮かんでいるように見える衣装にしました。上が白くて、下は部屋の暗さと同化するように真っ黒に」とこだわりを。さらに「一番困ったのはネイルのカラー。真っ黒にしても、真っ白にしてもしっくりこなくて。淡い色のネイルにしたんですが、意外と映ってなかったです(笑)」と語った。

 2度目の共演となる吉沢と森川。今作では、まだ1日しか一緒に撮影していないというが、森川が「前回ご一緒した時はまったく話してなかったんですけど。今回は、なんか吉沢さんは話しやすくなった気がします。なんか明るくなった?」と話すと、吉沢は「もしかしたら前の時は闇を抱えていたかもしれないね」と笑った。

 本作のメイン監督を務める小林は「プレッシャーよりも、とにかく撮るのが楽しい!現場で吉沢君がする動きを見て、『そっちのがいいね!』って変えたり。イメージが膨らみますし、吉沢君の動きを見た時に自分の中にあったモヤモヤした何かが晴れるんですよ」と。続けて「吉沢君が演じる義波は、人格で変装できてるんですよね。そして、その人格で対立する相手を操る。でも、変装をやめると空っぽの義波がいて…っていうギャップを見た時に、原作を読んで『この表現は難しいかな』と思っていたことが目の前で吉沢君がやっていたので、『吉沢亮すごいな!』って」と絶賛した。

 また、小林監督のほかに小路紘史監督、西村喜廣監督と3人の監督が手掛ける。撮影も三者三様のようで、吉沢は「撮り方は違うんですが、どの監督のどの話も3~4日で撮るので、せりふを覚えるのが大変。早いスパンで撮影しています」と撮影の裏側を明かした。

 作品にちなみ、普段やっていることで代行してほしいことについて聞かれると吉沢は「全部やってほしい。僕はただただ漫画だけ読んで生きていたいので。漫画を読む吉沢亮“以外”のすべてをやってほしい」と明かすと、森川が「吉沢亮になりたい人なんて、世の中いっぱいいるよ!」とツッコんだ。

 最後に吉沢は「すごく挑戦的で、なかなか見たことのないドラマに仕上がっています。これを見た方がどう思うのか、すごく楽しみです。ぜひご覧ください」とメッセージを送った。

ドラマ24『GIVER 復讐の贈与者』
7月13日(金)スタート
テレビ東京ほか 深0・12~0・52
※初回のみ深0・17~0・57