「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」ゲスト・井上芳雄らコメント紹介

エンタメ総合
2018年08月09日

182813_01_R ワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版で、その第二弾である「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」。10月13日(土)よりWOWOWプライムにて放送開始となる本作の、超豪華ゲスト第3弾が明らかになった。

 第七話のサブタイトルは「光と影」。2008年のとある小劇団を舞台に繰り広げられる物語を最も旬な劇作家である蓬莱竜太が手掛けた。初舞台の本番直前に劇場の外で殺されてしまう神林イサム役に井上芳雄が出演し、蓬莱とは「正しい教室」以来のタッグとなる。そんな神林に恋心を抱く自称アイドル・田山芳美役には飯豊まりえ。そして劇団の演出を務める偏屈な新屋拓真役には北村有起哉。嫉妬と欲望渦巻く小劇団で一体何が起こったのか─。ミュージカル界で活躍する井上芳雄が売れない小劇団で役者を夢見る若者を演じる姿にも注目だ。

 第八話のサブタイトルは「17歳の母」。“ルーズソックス”“ガングロ”などというブームを巻き起こした女子高生“コギャル”全盛期の1996年を舞台に、女子高生の妊娠と出産、そしてその“赤ん坊”を取り巻く物語を描く。17歳の妊娠そして出産に大きく戸惑う女子高生・皆本美姫役には、話題のドラマや映画、CMへの出演が相次ぐ山田杏奈。ルーズソックスとミニスカートに身を包んだ当時の“コギャルスタイル”にも挑戦している。そしてひき逃げ事故で命を落とす赤ん坊の父親とされる男子高生・杉田武史役に坂東龍汰が出演。なぜ武史はひき逃げにあったのか─。女子高生ブームという時代感を背景に繰り広げられる悲しき物語は必見。

第九話のサブタイトルは「シベリアの涙」。1954年を舞台に謎の死を遂げた女性新聞記者とシベリアからの帰還兵の恋の物語。超一流の女性記者として第一線で活躍するも謎の溺死体で見つかる藤沢智世役に成海璃子。またそんな彼女とひと目で恋に落ちるシベリアからの帰還兵土岐田隆三役に早乙女太一。アメリカから取り寄せた白黒フィルムを使用し、圧巻のクオリティで再現された1954年の世界観、そしてその中で繰り広げられる力強く美しい物語は見逃せない。

 残るは第十話のゲストのみとなった「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」の続報に注目だ。

<第七話~第九話のゲスト陣>
【第七話】
井上芳雄 飯豊まりえ 村川絵梨 山本圭祐 深水元基 北村有起哉
【第八話】
山田杏奈 坂東龍汰 木竜麻生 小野莉奈 広澤草 佐藤貴史 / 藤谷美紀 田中健 / 中村優子 峯村リエ 片岡礼子 小市慢太郎
【第九話】
成海璃子 早乙女太一 小林涼子 中島歩 石崎なつみ / 岩本多代 山本圭 / 岩井堂聖子 筧美和子 木場勝己 水野久美 竜雷太

<ゲストコメント>
■井上芳雄
今回演じさせていただいたのは、俳優を目指して劇団のオーディションを受ける青年の役だったのですが、よく知っている世界ではありますが、俳優役を演じるのは初めてでしたので、自分を振り返る思いで挑みました。また、実際に舞台セットでの撮影や、稽古場でのシーンもあり、追体験をしているような感覚で演じました。蓬莱さんの脚本で演じられたことはうれしかったですし、共演者の方も皆さんすてきな方で、いい時間を過ごさせていただきました。
■飯豊まりえ
今回、演じさせていただいた田山という役は、警察の取り調べを受けたり、キャラクターも今まで挑戦したことのない役柄だったので新鮮でした。また、役者にあこがれて芸能界を夢見ているといったところは自分と同じでしたので、不思議な感覚で演じました。演劇界のもめごと、男女のいざこざ等、すごくリアルに描かれていますのできっと面白い回になると思います。
■北村有起哉
新屋は舞台の演出家ということで、自分も舞台出身ですので、自然と演出家としての役が、自分の体験談や記憶から紡ぎ出せたところがありました。いろんな演出家にお世話になったので、あらゆる人を想像しながらそれをパズルのようにつなげて演じました。コールドケースという作品は、全体を通して、文字通りある種の冷たい世界観があり、そこが魅力なのですが、そこに違った色も足せたらいいなと思いました。
■山田杏奈
吉田羊さんなど、出演されている皆さまが尊敬する先輩ばかりでしたので、作品に参加させていただくことができてうれしかったです。17歳で母親になる役ということで、最初は自分にできるか不安でした。でも、不安なのは、演じる役の美姫も同じだと思いますし、私も17歳なので、子供と大人の間にいる葛藤やもどかしさなど共通するところがあり、リアルなその年代の感性を大事にしてやらせていただきました。
■坂東龍汰
シーズン1を見て、大好きな作品でしたので、撮影前から楽しみでドキドキしていました。さらに、こういう大きな役をやらせていただくのは初めてでしたので感謝の毎日でした。自分が演じる杉田武史は90年代の高校生で彼女を妊娠させてしまいます。その立場に自分がなっていたらと考えて演じるとともに、そのような中でも、いろいろと決断を下していく武史の強い意志に胸を打たれました。
■成海璃子
素晴らしい脚本で、相手役の早乙女さんも本当にぴったりの役柄で、今回、初めての共演でしたが、ご一緒できてよかったです。また、モノクロフィルムでの撮影もなかなかないことですので貴重な経験でした。今回、演じる藤沢智世は1954年という時代に記者として力強く生きた女性です。実際、過去の時代というのはイメージすることしかできませんが、智世がすてきに見えるようにといつも意識して演じていました。
■早乙女太一
今回、舞台は60年以上前で、演じた土岐田隆三は、シベリアからの帰還兵ということで、想像できない部分が大きく、不安でしたので事前にいろいろと調べて撮影に臨みました。シベリアの収容所での生活を経験した土岐田の抱える苦しみは計り知れないと思います。シベリア抑留のことを今までそんなに知らなかったので、こうしていろいろと調べて、こういう形で、自分が演じられて、本当によかったと思っています。

<作品情報>
「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」
■放送日時
10月13日(土)よりWOWOWプライムにて毎週土曜よる10時~(全10話/第一話無料放送)
■スタッフ
監督:波多野貴文、内片輝、守下敏行
脚本:吉田康弘、酒井雅秋、野木萌葱、瀧本智行、蓬莱竜太、瀬々敬久
音楽:村松崇継
撮影監督:山田康介
■キャスト
吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一 光石研 / 三浦友和

特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/coldcase2/
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