生田斗真&吉岡里帆が短歌を朗読『平成万葉集』1・2放送

エンタメ総合
2018年12月14日

『平成万葉集』 生田斗真と吉岡里帆が出演する『平成万葉集』(BSプレミアム)が2019年1月2日(水)に放送される。

 この番組は、かつて「万葉集」が天皇から防人まで多彩な歌を集め、心の記録としたように、平成に生きた人たちの心模様を短歌から描く大型シリーズ。昭和の歌姫・美空ひばりの死で始まり、安室奈美恵の引退で終わった平成。その中で生まれた無数の歌から、思わずうなずいたり、くすっと笑えたり泣けたりの秀歌を選りすぐって紹介する。

 詠み人は、天皇皇后、人気の歌人から、年越しをひとり迎えるホームレスや短歌マニアの小学生までさまざま。生田と吉岡も光と色がゆらめく不思議な空間で歌を朗読したり、短歌を詠む謎のタクシードライバーと東京をさまよったり。懐かしのヒット曲も織り込みながら、平成30年を一気に駆け抜ける。

 生田は「平成は波乱万丈な時代だったと思います。私自身は昭和生まれですが、懐かしさを感じる要素もあります。平成の世の中を象徴するすてきな歌がたくさんありました。平成の終わりを味わいつつ、次の時代をも感じながら、お家でのんびり見ていただきたいです」と。

 吉岡は「五七五七七という古くから日本にある短歌という形で、時代の過ぎ行く瞬間を垣間見ました。限られた言葉の中に、個々の思い、時代が見た景色、色とりどりの表情を見せてくれました。皆さんも一緒に平成の万葉集の道をたどってみませんか?」とコメントを寄せている。

『平成万葉集』は、2019年1月2日(水)BSプレミアムで後9時から放送。

<紹介予定の短歌>
一億のベッドの中でスマホ光りそれぞれの寂しさ満天の星
四十路過ぎし子が嫁さんを欲しと言うパソコンなどで頼むことかよ
ずさんなる仕事叱れば「ですよね」と同意も手抜きこの若き部下
百二歳まで頑張ろうねとはげませば期限切るなと百歳の母
「恐い事件あったね」「どの?」というような恐い時代になってしまった
ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる

『平成万葉集』<プロローグ>
BSプレミアム
2019年1月2日(水)後9・00~10・29
※2019年4~5月に3本シリーズを放送予定

出演:生田斗真、吉岡里帆
短歌監修:永田和宏

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