仲間由紀恵『相棒』元日SPで産休明け初ドラマ「大変光栄に思いました」

エンタメ総合
2018年12月20日
(C)テレビ朝日
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 6月に双子の男児を出産した仲間由紀恵が、来年1月1日(火・祝)放送のテレビ朝日系『相棒season17』元日スペシャル(後9・00)で女優復帰する。

 仲間は、2014年の『season13』からクールビューティーな“鉄の女”こと警視庁広報課長・社美彌子役で出演。今年3月に放送された『season16』最終回の撮影を最後に産休に入っていた。約10か月ぶりのカムバックに、仲間は「出産を経てまだ『相棒』からの復帰、ということでとてもうれしかったですね。また皆さんにお会いできることも楽しみでしたし、元日スペシャルから参加させていただけることも大変光栄に思いました」と喜び、「現場に来たらいつもどおりの『相棒』の雰囲気が広がっていて、いい緊張感の中で撮影することができました」と振り返った。

 今作は、大物代議士・敦盛劉造(西岡德馬)のひ孫が誘拐され、シャンソン歌手・神崎瞳子(大地真央)も巻き込んだ事件へと発展する物語。美彌子は事件を注視していく立場で登場し、警視庁特命係・杉下右京役の水谷豊や相棒・冠城亘役の反町隆史とも共演。2人からは「最初にお会いしたときに『おめでとう』と声をかけていただきました」と言い、「より一層頑張って、緊張感を持ちながら美彌子を演じていかなきゃな、と思いました」と気持ちを新たに熱演した。

 さらに、水谷と反町に対して「お2人が醸し出しているのだと思うのですが、『相棒』の現場は“大人の撮影現場”という雰囲気なんです。お2人は作品づくりに関して、いい意味での緊張感を持ちながら、でもどこかリラックスして臨んでいらっしゃるんですよね。しかも絶対的にお2人のほうがセリフ量も多く撮影も大変なのに、時々現場に入る私やゲストの皆さんとも気さくにお話をされて、素晴らしい空気づくりをしてくださるんです。それが相乗効果を生んで、大人の雰囲気が生まれるのだと思います」と感謝した。

<仲間由紀恵コメント>
――産休後、初のドラマ撮影ですが、どのような気持ちで撮影に臨まれましたか?
 今年2月、『season16』の撮影に参加した後、産休に入らせていただきましたが、出産を経てまた『相棒』からの復帰、ということでとても嬉しかったですね。また皆さんにお会いできることも楽しみでしたし、元日スペシャルから参加させていただけることも大変光栄に思いました。今回、『相棒』おなじみのシーンに出演することができたので、それも嬉しかったです。

――ご自身の心境の変化などありましたら教えてください。
 そうですね…。でも、現場に来たらいつもどおりの『相棒』の雰囲気が広がっていて、いい緊張感の中で撮影することができました。“変わらないものがずっとここにある”、という感じで、懐かしいというよりも、また、いい空気の中に戻ってくることができたな…という感覚でした。

――水谷豊さん、反町隆史さんとはどんな会話をされましたか?
 最初にお会いしたときに「おめでとう」と声をかけていただきました。より一層頑張って、緊張感を持ちながら美彌子を演じていかなきゃいけないな、と思いました。

――久しぶりの『相棒』の現場で感じたことは?
 水谷豊さん、反町隆史さんのお2人が醸し出しているのだと思うのですが、『相棒』の現場は“大人の撮影現場”という雰囲気なんです。お2人は作品づくりに関して、いい意味での緊張感を持ちながら、でもどこかリラックスして臨んでいらっしゃるんですよね。しかも絶対的にお2人のほうがセリフ量も多く撮影も大変なのに、時々現場に入る私やゲストの皆さんとも気さくにお話をされて、素晴らしい空気づくりをしてくださるんです。それが相乗効果を生んで、大人の雰囲気が生まれるのだと思います。

――『season13』での初登場以来、度々、美彌子として『相棒』に出演されていますが、美彌子を演じてきて、キャラクターについて新たに発見することは?
 美彌子は最初、右京さんと敵対するような立ち位置からはじまり、だんだん亘さんと食事するシーンが出てきたりと役が広がってきて、私も「あれ? こういう感じもありなんだ」と驚いたことも…(笑)。もちろん上司と部下という厳しい関係性もありますが、“正義”を抱える人たちが関わり合って事件を解決していく中に美彌子も存在しているので、自分も柔軟に役を広げる意識を持って演じています。