浅田美代子が語る樹木希林との45年『Mr.サンデー平成最後の“遺言”SP』12・23放送

エンタメ総合
2018年12月23日

『Mr.サンデー平成最後の“遺言”SP』 12月23日(日)放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)は、平成最後の“遺言”SPを送る。

 今年9月に75歳で亡くなった女優・樹木希林さんについて語ったのは、45年に渡り公私共に親交を深めた女優・浅田美代子。芸能界の友人として唯一、病室そして自宅に戻ってからも希林さんの傍らに付き添った浅田に、MCの宮根誠司が2時間に渡り単独インタビュー。浅田がデビューしたドラマ『時間ですよ』(TBS系・1973年)での共演以来、45年におよぶ数々の交流秘話が明かされる。

 浅田の自宅購入の際には物件探しからローンの面倒まで見てくれた“世話焼き”な一面、浅田の亡き母の着物をCMで再利用した“始末上手”の一面、母が亡くなったときには墓石に「南無妙法蓮華経」の文字をもったいないからと手書き、手作りの楽屋のれんをテレビ局に押しかけて仕上げてしまう…。誰よりも親交が深かった浅田だからこそ語れる希林さんの“破天荒”なエピソードの数々。また全身がんと向き合う中で見せた独特の死生観や夫・内田裕也へ貫いた真っすぐな愛情など“希林流”の生き方がたっぷりと語られる。

 また、希林さんと浅田の貴重なプライベート写真や、希林さんが浅田の携帯電話に残した留守番電話の音声も初めて公開。「あ、みよちゃん、おはようございます」といった何気ない日々の会話から「ハッピバースデーみよちゃーん」と浅田の誕生日を祝う希林さんの歌声など、親しい友人にだけ見せた希林さんのチャーミングな一面が明らかになる。

 希林さんが企画・プロデュースに関わった来年公開の映画「エリカ38」で、娘役として主演を務めた浅田。彼女の口から語られる、師であり母であり姉であり親友であったという希林さんの「自分の死と向き合いながらも人への愛情を決して絶やさない」生き様とは。

 今年5月に63歳の若さで亡くなった西城秀樹さん。日本を代表する大スターとして輝きを放った歌手活動の裏で、実に17年間に渡り、脳梗塞との闘っていた。番組では、闘病を支えた妻・美紀さんを取材。明かされたのは、あまり知られていない8回もの脳梗塞の苦しみ、そして長年に渡る壮絶なリハビリを支えた3人の子供たちと秀樹さんの絆だった。

 闘病のさなか、秀樹さんが子供たちとカラオケに行った時、往年の名曲「傷だらけのローラ」を歌い始めた父の姿に子供たちは驚いたという。秀樹さんが子供たちにどうしても伝えたかった思い、そして子供たちが父を懸命に支えようと寄り添った日々。父・西城秀樹の苦悩と限りない愛情。今回のスペシャルでは、再現ドラマも交えながら、こうしたエピソードの数々を紹介する。

 愛きょうあふれる性格で女優や歌手としてマルチに活躍し、今年4月に82歳で亡くなった女優・朝丘雪路さんと、その100日後、後を追うように8月に78歳で亡くなった名優・津川雅彦さん。

 芸能界屈指のおしどり夫婦として知られた2人だが、津川さんの事業失敗などもあり別居状態に。しかし5年前に朝丘さんがアルツハイマー型認知症と診断を受けてのち、津川さんが3年以上も献身的に妻を支えてきたことはあまり知られていない。番組では、認知症を患いながらも朝丘さんがステージで熱唱した“最後の歌声”を入手。実は、このステージ実現の裏には、津川さんが朝丘さんに捧げたある思いがあった。波乱万丈乗り越えて、おしどり夫婦が最後にたどり着いた夫婦の形とは。

<プロデューサー・宮下佐紀子(フジテレビ情報制作センター)コメント>
「早すぎる訃報が多かった今年、亡くなってなお人々の心には、その大きすぎる“存在感”が残り続けています。その源泉が何だったのか、番組ではあらためて故人をよく知る方々に取材させていただきました。初めて伺う話に驚かされることも多く、その生涯の強烈な魅力に圧倒されるばかりですが、折しも平成最後となる一年の終わりに、その貴重な“遺言”に耳をかたむけていただければ幸いです」

『Mr.サンデー 平成最後の“遺言”SP』
フジテレビ系
12月23日(日)午後9時15分~11時24分

<メーンキャスター>
宮根誠司
椿原慶子(フジテレビアナウンサー)

番組HP:https://www.fujitv.co.jp/mrsunday/

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